アンガー・マネージメント

#WalkAway 記念すべき第百弾。今回はユニヴァーサルな人生訓になり得るテーマを取り上げて戴いてます。 のべつまくなしに「怒り」や「憤り」を他人と「共有」「共感」し合って閉ざされた言語空間に「同志」だけで閉じこもり、外部への怨嗟や呪詛や嫉妬を拗らせ排他的、攻撃的になる #リベラルサヨク や #フェミニスト 達には良いクスリになるでしょう(聞く耳があればの話ですが) 後日更新予定
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tarafuku10 @tarafuku10

動画『アンガー・マネージメント』を訳してみた。今回は政治的な話題ではなく、生活のヒントみたいな内容です。怒りをコントロールして、良い人間関係を築くだめのアドバイス。ラビで作家のジョゼフ・テルシュキンが解説します。 youtube.com/watch?v=FZB9KE… pic.twitter.com/4OVs1pgpgV

2021-08-23 18:22:51
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怒りをもっとうまくコントロールしたい? あなたの周りの人々、たとえば妻や夫、友人、恋人、子供は、あなたがもっとうまく怒りをコントロールできればいいのにと思っている? 不当な怒りや過剰な怒りは、夫婦間のいさかいや、親子間および職場での緊張関係の大きな原因となる。 pic.twitter.com/XV0bJHiQXH

2021-08-23 18:24:15
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怒りが生むのは緊張関係だけではない。たとえば、運転中にかんしゃくを爆発させたせいで、毎年何百人もが亡くなり、何千件もの事故が起きている。 もちろん、怒ることは常にいけないというわけではない。怒りが絶対に必要な場合もある。 pic.twitter.com/OdX8RObKr5

2021-08-23 18:24:16
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世界には邪悪なことが存在するし、それが私たちの暮らしの中に入り込んでくることもある。それに対して私たちが怒らないのなら、国も個人も邪悪に立ち向かおうとしないだろう。考えてみてほしい。テロリスト、強姦犯、殺人者に対して被害者以外は怒りを向けない世界に住みたいだろうか? pic.twitter.com/HEUwX8uSzC

2021-08-23 18:24:18
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tarafuku10 @tarafuku10

しかし、いま私が話しているのはそういう類の怒りではない。私が話しているのは、日常生活で感じる怒り、そしてその怒りが自分の生活や周りの人の生活に与える影響についてだ。かっとなりやすい人は、自分は怒りをコントロールできないのだと言うことがある。しかし、それは正しくない。 pic.twitter.com/Z4uoljf6dn

2021-08-23 18:24:19
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人は、常にではないかもしれないが、ほとんどの場合、感情をコントロールできる。 例をあげよう。あなたが道を歩いていると、凶器を持った誰かがあなたの前に立ちはだかり、金銭を要求したとしよう。あなたはまちがいなく腹を立てるはずだ。しかし、その人物を怒鳴りつけるだろうか? 罵るだろうか? pic.twitter.com/xP2YR93aKC

2021-08-23 18:24:20
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tarafuku10 @tarafuku10

おそらくそんなことはしないだろう。話をするとしたなら、できるだけ冷静な声で話すだろう。丁寧な言葉すら使うかもしれない。どうしてそんなに冷静に振舞うのか? 答えは誰もが知っている。命が惜しいからだ。本当にそうしたいと望むなら、怒りをコントロールできるのは明らかだ。 pic.twitter.com/5OBqBC7e0T

2021-08-23 18:25:43
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tarafuku10 @tarafuku10

アンガー・マネージメントを教えるコースはたくさんある。そこでは、さまざまな考え方やアドバイスが提供される。だが、私は怒りをコントロールするためのルールを1つだけ授けたい。これさえ守れば、他者との関係に修復不可能な亀裂や取り返しのつかない傷を残すような言動をしないことがほぼ確実だ。 pic.twitter.com/1Fj8ps7Oy7

2021-08-23 18:25:44
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そのルールとは、どれだけ腹が立ったとしても、その怒りの矛先は、その怒りを引き起こした出来事のみに向けるということである。つまり、誰かが間違ったことをしてあなたを傷つけたとき、その特定の行為のみに対して怒りを表明するのだ。 pic.twitter.com/ir7pi8IanD

2021-08-23 18:25:46
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「いつも」とか「~したためしがない」などという言葉を使ってはならない。「あなたはいつもそそっかしい」、「あなたは行動する前に考えたためしがない」。相手にどんな答えを期待しているのか? 「そのとおり、私はいつもそそっかしい」とでも? それは、相手を自己防衛的な態度にさせるだけでなく… pic.twitter.com/p5jxUAFZi3

2021-08-23 18:25:47
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…(常に悪いと責められたときに自己防衛的にならない人がいるだろうか)、その言葉は真実ではない。いつもそそっかしい人などいない。行動する前に考えたためしがない人などいない。誰かがあなたに間違ったことをしても、その人に対して、またはその人に関する嘘をついていいわけではない。 pic.twitter.com/dN5zfwLqLg

2021-08-23 18:25:48
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また、こうした感情を表明するのは、別の意味で破壊的でもある。怒りが生み出す悲しく理不尽な結果の1つは、あなたが怒ったときに言ったことが あなたが本当に思っていることだと相手が誤解してしまうことだ。 pic.twitter.com/t0i5qQOQXB

2021-08-23 18:28:06
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もちろん、その可能性はある。しかし、通常、それはほんとうに思っていることではない。その瞬間に思っていることに過ぎない。妻や夫、子供、親友に対して、怒りの感情や理不尽な想いを抱いたことがない人がいるだろうか? いるはずがない。 pic.twitter.com/u1CeWuqfpP

2021-08-23 18:28:07
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しかし、ほとんどの場合、私たちはこうした怒りの感情を表さないようにしている。なぜなら、こうした感情を表してしまうと、相手がその言葉を忘れることが、不可能とは言わないまでも、難しくなってしまうからだ。 pic.twitter.com/LnTD9zBihR

2021-08-23 18:28:08
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中世の哲学者は次のような箴言を残している。「言わなかった言葉を取り消すことはできる。言った言葉を取り消すことはできない」。このルールを実践するのは困難なことだろうか? とても難しく感じられる人もいるだろう。それほどでもないと思う人もいるだろう。しかし、誰もがこれを実践できる。 pic.twitter.com/UvtvcoNom4

2021-08-23 18:28:09
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集中すればよい。自制心を働かせばよい。感情のコントロールに問題を抱えているのなら、これは人生を変えるようなアドバイスになる可能性がある。だから、最後にもう一度だけ繰り返そう。 どれだけ腹が立ったとしても、その怒りの矛先は、その怒りを引き起こした出来事のみに向けるべきである。 pic.twitter.com/olKEKco2QL

2021-08-23 18:28:12
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tarafuku10 @tarafuku10

ジョゼフ・テルシュキンでした。(了) 英文スクリプト: ↓ prageru.com/video/anger-ma…

2021-08-23 18:28:31