MrSARU 原佑介氏による避難被災者レポート

原佑介 @MrSARU

開始。市川恵子さん、ヒロシさん夫妻のお話。 避難者がこうして語ってくれることは、そう多くない、と岩上さん。この機会に聞きたいお話。夫妻は、15年前に川内村へ移住してきたそう。94年から、自然な育児を考える会の活動もスタート。@haruchan_t #iwakamiyasumi2

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会の仲間からは、「原発の近くにある川内村へ移住など、わざわざ何故危ないところへ引っ越すのか」と言われたという。そこから、原発のことを考え始めた。経済は原発と密接。原発関連の仕事をしている親が多い地域。@haruchan_t #iwakamiyasumi2

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離れた地から原発危ねぇとかいうことが「失礼だ」と感じたという。原発立地は貧しい。原発のおかげで出稼ぎに行かなくてもよくなったのも確か。事故前から放射線を測っていた自然を愛する仲間もいる、と恵子さん。爆発後、線量が上がり避難。@haruchan_t #iwakamiyasumi2

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震災直後、3000人しかいない川内村に、6000人の富岡町の方々が避難。TV以外の情報は、何もない。外部とのコンタクトは衛星電話。「待ってろ」と言われるだけで、屋内退避以外の対策も、方法もない、わからない。@haruchan_t #iwakamiyasumi2

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海側にあった交換局も潰れ、ネットも止まった。孤立無援。国、県、どこも助けてくれなかった。助けて下さい。何とかしてください。求めても、どこからも救援はない。溢れかえる人々。食料の心配もあるが、ガソリンもない状態。これが避難…？@haruchan_t #iwakamiyasumi2

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近所の方が避難するため、犬を探していた。話を聞くと、「川内村に入れないように、警官が白い防護服を着て、一般人の出入りを禁じる検問があるんだよ」と。何も知らなかった恵子さんは青褪め、避難を決めた。@haruchan_t #iwakamiyasumi2

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市川夫妻は15歳の息子を連れ、14日昼、避難。電波の入るところへ着き、Twitter、メールで、何とか現状を伝えようと、ネットで拡散。現場で感じたこと「いざという時、私達は棄てられる運命」。@haruchan_t #iwakamiyasumi2

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どこも原発周辺は、人口が少ない。危険は想定しての立地で、国は、人を救うことは諦めているように感じるという恵子さん。原発従業者の知り合いも多い。で、ある知り合いは富岡町に津波がくる前に、福島第二から白煙が上がっているのを見た。@haruchan_t #iwakamiyasumi2

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津波ではなく、地震の段階で原発に何か異変は起きていた、という目撃談。情報は遮断されたが、発信も遮断されたんだな。ある人、というのはあくまで匿名。話せば、圧のかかる立場にいる人、と恵子さん。情報統制は震災直後から、なお継続中。@haruchan_t #iwakamiyasumi2

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これから先、福島の方々の証言が集まると思う。点と点を繋ぐ、と恵子さん。話は著者「フクシマからの手紙」。「ヤバイのって福島だけだよなー」と、東京の街の若者から聞こえた会話。原発近隣の住民の声を届けなければ、と感じたという。@haruchan_t #iwakamiyasumi2

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貧しさ、一人一人わかる顔、土地へ対する感覚、…確かな地元。電車すら馴染みのないことも。「なんで逃げないのか」。都会の感覚じゃわかりにくいもの、と恵子さん。よく言われる原発の恩恵？金？言うは易し、さした金じゃねぇ。@haruchan_t #iwakamiyasumi2

原佑介 @MrSARU

都会の利便もなく、さらに情報統制下にあり、外の世界を知る機会もない。土地も大事だが、「福島の血を守れ」と恵子さん。次へ。未来に。さらに、「福島の大人を救え」。仕事もない。避難にしても、選べる手段は、何通りもないはず。@haruchan_t #iwakamiyasumi2

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川内村には危険区域と緊急時避難区域があり、後者が解除されそう、と恵子さん。政府から一時的に援助、支払いの、保護も解除の可能性は十分。解除したところで、コミュニティは、経済は、補償を辞めた国は、何か保障出来るのか。@haruchan_t #iwakamiyasumi2

原佑介 @MrSARU

恵子さん曰く、田舎は差別対立が大きく、これからも、利権に擦り寄ろうとする人もいれば、避難する人も。地域でそういった会話はあまりなく、これなら亀裂が出来ない。夫婦間でも会話を避けることもある、と。悲しいが、これが好都合の人も…@haruchan_t #iwakamiyasumi2