「あの本は読まれているか」を読んでていて、気になったから「ドクトル・ジバゴ」も読みたいと思ったのに文庫は絶版、一番新しいものは定価8000円って…。当時だって禁書だったりノーベル賞をめぐって話題もあるものが現代においても手にしづらいとはなんとも。もう光文社古典新訳文庫とかで出ないの?
2021-09-12 17:25:02翻訳小説には契約期間があり、それを過ぎても本を売りたければ、新たに契約金を払う必要があります。でも、元々翻訳小説は日本語の小説ほど売れないので、契約期間の延長をすることも少なく、こうしてどんどん絶版になっていきます😢…翻訳小説好きの皆さま、どうぞ本を買ってくださいね🙇♀️ twitter.com/like_red_sky/s…
2021-09-13 02:07:20@futami_honyaku @ChiakiYano 翻訳者ですが、存じませんでした。新たに払うのは、作家印税でしょうか?
2021-09-13 09:09:52@swedenishgoods @ChiakiYano 一番最初に契約するときにアドバンス(契約金)を払い、作家印税は売上の何%という形で同意して契約します。数年の契約期間が切れるときに、契約延長をするのであればまた新たにある程度まとまった金額の延長料を払い、作家印税も、もちろん払っていく取り決めをします。→
2021-09-13 11:04:25@swedenishgoods @ChiakiYano あまり売れていない本なら、延長料を支払うまでもなく契約終了になり、絶版となります。翻訳小説は、最初のアドバンス、海外作家への印税、訳者への印税、と色々とコストがかかるのに日本人作家の本に比べて売れ部数が少なく、コスパがよくありません。→
2021-09-13 11:10:29@swedenishgoods @ChiakiYano なので、買う人がいなくなれば、出版社ももう翻訳小説を出さなくなると思います。どうぞ、翻訳小説をお好きな方は、買ってください🙇♀️
2021-09-13 11:12:29この手の話、定期的に何度もツイートされているんだけど、知らない人がまだまだ多いので広めましょう。 紙でも電子でも事情は同じです。 自分の場合、これまでの訳書100冊近くのうち、おそらく半分ぐらいが、絶版もしくは事実上の絶版です。早ければ3年程度で絶版が決まります。 twitter.com/futami_honyaku…
2021-09-14 08:38:17文芸翻訳者。全国読書会トラベラー。訳書『オリンピア』『ロンドン・アイの謎』『十日間の不思議』『生か、死か』『オリジン』『ストーリー』『世界文学大図鑑』『解錠師』『ダ・ヴィンチ・コード』『Yの悲劇』など。著書『翻訳百景』『文芸翻訳教室』『名作ミステリで学ぶ英文読解』『日本人なら必ず誤訳する英文』など。
@t_echizen せめて電子だけでも長生きしてほしいですね。でも電子の翻訳権も普通は紙版と同じ位の契約期間なんでしょうか。
2021-09-14 08:52:21@t_echizen 電子=ロングテールと言う頭があったので、最近そのことに気づいて少しがっかりしています。
2021-09-14 08:55:06@kirokubito @t_echizen 横から失礼します。電子だけの版権契約というのは、現時点ではできません。必ず紙とセットです。なので、「もう紙は買わない」と言っておられる方が最近多いですが、紙が売れないと出版社は困ります😢紙と電子は同時に契約期間も終了します(セットなので)が、電子だけの延長契約は可能です。→
2021-09-14 09:17:38@kirokubito @t_echizen でも、最初の紙とセットの契約時に紙の売り上げが極端に低ければ、結局契約延長せずに、絶版になると思います😢
2021-09-14 09:19:18@futami_honyaku @t_echizen 電子だけでも文庫価格で売り続けられたらいいのですが、現状難しそうですね。ご教授ありがとうございます!
2021-09-14 09:21:29