2021.9.18ー19 高木仁三郎市民科学基金(高木基金)市民科学研究成果発表会

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市民科学研究成果発表会 2021|高木仁三郎市民科学基金 http://www.takagifund.org/activity/2021/20210918rrm.html

2021年9月18日/19日 高木基金成果発表会 当日資料 https://t.co/4TNXrmdI8G

9月18日(土)
12:45 Zoomウェビナーオンライン
13:00 成果発表会 開会・趣旨説明
13:15 成果発表 初日・第1部
◆ 中皮腫サポートキャラバン隊 鈴木 江郎さん
『中皮腫患者に対するピアサポート活動と石綿ばく露調査』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=455
◆ インパール作戦後の和解を考える会 木村 真希子さん
『インド北東部マニプル州・ナガランド州におけるインパール作戦と和解――知られざる被害と果たされなかった戦後補償』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=457
◆ メコン・ウォッチ 木口 由香さん
『メコン河流域国における開発事業に伴う人権侵害調査』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=467
15:10 休憩
15:25 成果発表 初日・第2部
◆ RITA-Congo 華井 和代さん
『コンゴにおける資源採掘と人権侵害の実態調査』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=465
◆ 山崎 真帆さん
『津波被災地域における「かさ上げ盛土工事」をめぐる市民の論理』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=469
◆ 原発報道・検証室 裁判・政府事故調アーカイブプロジェクト 添田 孝史さん
『東電原発事故の裁判資料や政府事故調資料の公開データベース作成』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=456
◆ 太平洋核被災支援センター 橋元 陽一さん
『太平洋核実験による放射線被災実態を解明し、被災船員救済のための研究をすすめる』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=462
18:15 閉会
      
9月19日(日)
9:45 Zoomウェビナーオンライン
10:00 成果発表会 2日目開会・趣旨説明
10:10 成果発表 2日目・第1部
◆ 放射能を含む廃棄物から子供たちと大久保の自然を守る住民の会 北澤 勤さん
『放射性物質を含む廃棄物処分場予定地周辺の住民参加型環境調査』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=468
◆ 放射能市民測定室・九州(Qベク) 大木 和彦さん
『イメージングプレートを使用するQベク放射能可視化部門の立上げと、土壌中の放射性物質の可視化の提案』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=463
◆ いばらき環境放射線モニタリングプロジェクト 天野 光さん
『福島原発事故による茨城県等の放射能長期汚染とその特徴(3)』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=464
12:10 昼食休憩
13:10 成果発表 2日目・第2部
◆ 空気汚染による健康影響を考える会 山本 海さん
『柔軟剤や洗剤等の家庭用品から放散される微小粒子状物質の定性分析』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=461
◆ 大久保 奈弥さん
『白保と竹富のリゾートホテル建設計画地域付近の海域に生息する生物リストの作成』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=459
◆ 諫早湾調整池アオコ毒素研究チーム 高橋 徹さん
『諫早湾調整池から有明海に排出されたアオコ毒ミクロシスチンの残留、分解と水生生物への蓄積』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=466
15:05 休憩
15:20 成果発表 2日目・第3部
◆ 国連小農宣言・家族農業の10年連絡会 松平 尚也さん
『国連小農権利宣言・家族農業の10年を受けた日本の小農・家族農家による政策提言強化のための調査研究』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=458
◆ 境 翔悟さん
『中山間地域における生活用水の変遷 ?水道未普及地域における飲料水供給施設の持続的な管理・運営手法の検討』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=470
◆ 高野 聡さん
『韓国・使用済み核燃料再検討委員会の進行過程における社会運動団体の脱原発フレーム拡張に関する研究』 http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=460
17:30 閉会

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✄--------- 9/18(土) --------✄

2021-09-18 00:00:01
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✄---------- 13:00 ----------✄

2021-09-18 13:00:01
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金 成果発表会1】 始まりました。高木仁三郎市民科学基金の発表会 第19期(2020年度)国内枠助成の成果発表会です。 今日と明日にかけて16件の助成研究の発表があります。 発表資料こちら☞ ow.ly/EfWa50GbDfD

2021-09-18 13:04:40
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会2】 基金の共同代表、河合弘之弁護士の開会あいさつ 高木仁三郎は福島事故前に亡くなったが、こういう事故が起きることを具体的に予見していた。高木さんの遺産をもとに始めた高木基金、市民科学に助成し、その成果に感動した市民がまた寄付を寄せるという社会運動としての基金。

2021-09-18 13:07:27
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会3】 開会あいさつ続: 20年、よく続いてきた。社会に世界に息の長い貢献をしたい。 13:08- 基金の役員(理事、選考委員、顧問)の紹介 菅波事務局長より、進行説明(Q&Aボタン、「手を挙げる」の使用)

2021-09-18 13:12:43
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会4】 本日は午前3件、午後4件、あわせて7件の報告 あすは午前午後で9件の報告を予定 13:15- 発表開始 (1)中皮腫サポートキャラバン隊 鈴木 江郎さん、右田孝雄さん 「中皮腫患者に対するピアサポート活動と石綿ばく露調査」 キャラバン隊は昨年NPO法人格を取得。

2021-09-18 13:16:54
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会5】 中皮腫、アスベストが原因の希少がん、予後悪い。治療法も限られている。全国に患者、孤立しがち。ピア・サポートが重要 → サポート・キャラバン隊が2017年から活動。(右田さんは2016年発症) アスベストは禁止されたが、多くの既存建物に使用されている。解体時に被ばく。

2021-09-18 13:20:23
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会6】 かつては高齢者患者の相談が多かったが、近年、30歳代〜50歳代の現役世代からの相談が増加。 コロナ禍で全国キャラバンが継続できなかったが、毎週水曜にZoomサロンを続けている。

2021-09-18 13:22:26
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会7】 鈴木さん: 患者アンケートの紹介。治療内容、QOL、就労状況・経済状況、アスベスト曝露を自覚していたか否か。 63回答(男41女20)。見えてきたこと①発症後、休職退職した人が多い。収入不安定に。経済支援の必要。

2021-09-18 13:28:01
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会8】 アンケート見えてきたこと ②年金受給との関係から、現役世代で経済困窮の度合いが高い。③治験への参加希望者は多いが、回答者の9割以上が治験に参加できていない。主治医からの治験情報の不足。

2021-09-18 13:30:34
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会9】 アンケ見えてきたこと ④曝露状況 職業被曝なのに労災認定うけていない、ベビーパウダーの使用など生活被曝も多く注目すべき。 右田さんから、アンケ自由記述の紹介(スライド5-1,5-2,5-3)資料☞ ow.ly/EfWa50GbDfD

2021-09-18 13:34:19
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会10】 調査結果を全国600ヵ所がん拠点病院に配布し、より多くの患者さん、中皮腫専門医に見てもらいたい。石綿・中皮腫学会での発表も。日本肺がん学会のガイドライン作成委に参加。 以下、質疑応答

2021-09-18 13:38:16
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会11】 中皮腫キャラバンの発表への質疑 「潜伏期」(長いとされている)について。若い人の発症は幼少期の曝露によると思われる。誰がなるかわからない、という実態。 5月の最高裁判決について。世代の生活実態に即した給付制度の設計が必要。当事者が参加して改善していきたい。

2021-09-18 13:42:32
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会12】 最高裁判決は職業被曝の場合の救済。職業被曝の場合は従来も労災という手段あった。環境被曝(生活のなかでアスベストを吸引)との格差がさらに開くといけない。そうならないよう訴えていきたい。判決のもうひとつのポイントは製造物責任。労災にならない建物被曝。

2021-09-18 13:44:41
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会13】 因果関係証明の難しさもあり、生活環境でのアスベスト曝露への対応が遅れていく。メーカーの責任を求めるのが大きな課題。補償制度も重要だが、患者としては治療、QOL改善をどうするのか、もっと注意を向けてほしい。 Q:厚労省はどういう調査をしてきたのか

2021-09-18 13:50:06
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会14】 A:労災などの文脈で曝露調査はされてきたが、患者の実態についての調査はされていない。治療法がなく発症してからの余命が短い。海外の治験成果がすぐに応用されないなど、課題が多い。 誰がなってもおかしくない状況。コロナと同じで、ならないと意識しにくい。

2021-09-18 13:54:30
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会15】 (2)インパール作戦後の和解を考える会 木村真希子さん 「インド北東部マニプル州・ナガランド州におけるインパール作戦と和解 ――知られざる被害と果たされなかった戦後補償」資料☞ ow.ly/EfWa50GbDfD インパール作戦は有名だが現地の被害研究は実に少ない。

2021-09-18 13:57:09
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会16】 なぜ現地被害が知られていないか。現地、ナガ丘陵で独立紛争、調査に入るのが困難。アッサムとミャンマーにはさまれた山岳地域。遺骨収集や慰霊での日本人の入域は許可されるようになったが、現地の被害に目を向ける人は少ない。市民科学の課題ととらえたい。

2021-09-18 13:59:31
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2021-09-18 14:00:01
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会17】 近年、インド政府は(一帯一路への対抗もあり)観光化や投資を歓迎。日本財団の支援でインパール平和記念資料館がたつなどの動きも。 被害研究の手段、公文書調査と聴き取り調査。戦後補償や草の根和解などの研究者との意見交換も。 コロナ禍で調査は遅れたが、なんとか開始

2021-09-18 14:04:00
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会18】 南アジア学会で昨年発表、今年になってからオンラインセミナー3回、インドからの参加もあり反響は予想以上に大。 地図の説明。インドからの独立の動きと、インド政府による戦争被害補償の動き。軍人どうしの和解(日本兵/英兵)の動きあるが、現地の人が視野に入ってない。

2021-09-18 14:09:47
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会19】 英国の公文書調査: 英軍の焦土作戦(家屋破壊、食料接収も)については詳細な記録あることが判明。日本軍侵攻時の現地被害、難民発生状況についても記録かなりあり。直接戦闘による被害よりも住民避難にともなう飢えや病気の被害が多い。

2021-09-18 14:13:26
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金19期発表会20】 オーラルヒストリーとの照合: 現地で戦争経験者から聴き取り。空爆被害、連合軍への協力、日本軍からの要求(物資調達、道案内、通訳)、日本兵との交流の記憶も。日本人研究者に対する遠慮も感じられる。 現地調査の意味 ── 現地当事者の人間性を具体的に知る。

2021-09-18 14:17:01
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