レイ＆イト

冬眠 @WinterDali

「イト」爪先を切りにかかった彼女の名前を呼びかけて制止して「レイ」両手で拘束して留める「今日は切らないで」「どうして」「どうしても」イトーー貴方の爪先が自身の背筋に食い付く都度ーー貴方が自分のモノである心地がして止められない。言ってしまえば切ってしまうでしょう？　今日だけはまだ。

冬眠 @WinterDali

「好きだ」彼女に向けて好意を伝えては「もっと」熱烈に強請られて「例えば」「えっちの最中に言う『すき』に似た熱意が欲しいです」レイの言葉で脳内がカッとなり知らず呻き声が出て「どうして」問えば「本能だけで自分を求めてくる『すき』に勝るモノはないでしょう」下唇に指先を立てて貴方が笑う。

冬眠 @WinterDali

「レイ」白磁の指先が目に触れれば『初めて』を奪われた最中を思い出してーーお腹のソコが疼き貪欲に彼女を求めてしまい自身に欲求が有ったのかと実感しては言い出せず「イト」薄水の双眸で自身を眺めていく恋人の方頬を撫で付けていく。ビクリ。貴方が何を求めているのか知らない筈がないでしょう？

冬眠 @WinterDali

薄水の双眸が不安げに「レイは気持ち好いのか」指先で自分の腹部を撫でては耳元を垂らして尋ねる彼女へムッとする。恋人には自身が気持ち好く見えていないのだろうか？　教えて擦り込ませてやりたくなった「気持ち好くない？　教えてあげましょうか」「ッ」胸元を押し合図して彼女に叩き込んでやろう。

冬眠 @WinterDali

「イトは気持ち好くないのですか」対抗し尋ねては彼女の口元へ指先を当てがう「ッ」貴方が快楽で肢体を捩れば自分は気持ち好くて堪らない。イトーー自分が吐息を心拍を荒げて抱き犯し汚すのは貴方だけなのです「気持ち好い」腹部を摩る指頭が今度は押し込まれ両腿が擦られ「貴方と自分も同じでしょう」

冬眠 @WinterDali

淫猥な水音が立てば「ッぁ、いやだ、こわい」れい。れい。薄墨の頭髪を振り乱しイトが自身へしがみつく「可愛い」大丈夫ーー気持ち好い証拠ですーー彼女に言い聞かせて挿し引きを繰り返しては「ぅ、んぐ、はッ」イトの砂糖菓子に似た声音を聞いて彼女の肢体が弓形へ沿った瞬間に喉元へ食らい付いて「」

冬眠 @WinterDali

フローリングへ恋人を組み伏せて頭髪を掻き分けていく「ッレイ」静止の声音を無視し首裏に強く強く犬歯を立てて「ぁぅ、やめ」情事の最中を思い出しイトが哭く「フッーー、フッーー」舌先に首筋に血液が流れては喉元を潤して「好き」銀糸を途切れさせ口唇を離せば輪っかがひとつ「何処へも行かないで」

冬眠 @WinterDali

「イト」液体を含んだゴムを見せ付け彼女へ合図を出す「レイ」喉元を逸らせ整った口内が見えれば指先で下顎を固定させて緩く中身を流していく「いい子」レイのソレを飲めば真紅の双眸が細まり恋人が喜ぶ。匂いも風味も苦手だけれど「可愛い」愉悦で満たされ自分を褒めて愛す彼女の命令には逆らえない。

冬眠 @WinterDali

『本当の初めて』イトーーイトーー貴方の告白を聞いた瞬間に自分は心臓を掴まれてしまいました。貴方の感情も愛情も何もかもが初めてで薄墨の頭髪を薄水の双眸を見ていけば堕ちていく心地がして「イト」「レイ」大丈夫だ。貴方は何処までも深く深く自分を受け入れては本当を与えて見てて全てを好きで。

冬眠 @WinterDali

「ッ動かないで」「ぁぅ、や、レイ」いやいやーー薄墨を振り乱し肢体を捩ればイトの背中へ身体を密着させて拘束する。張り立ち上がった乳頭を指先で摘めば「ひ゛ッ」強い強い刺激で両腿を擦り合わせて「フッーー」興奮を隠せない真紅が絞れば乳汁が滲む「本当に出た」「ッ言ったじゃないかーーぅあッ」

冬眠 @WinterDali

指先を挿れて違和に気付き知らず尋ねてしまう「イト」もしかして『初めて』なのですか「レイ」蕩けた表情で双眸で自分を見詰めていく貴方へ自責が湧いて「騙してすまない」「レイ」自身を責めないで欲しい。酩酊のフリをして真似をして貴方を騙して「好きだ」サヨナラの覚悟で貴方に汚して欲しかった。

冬眠 @WinterDali

留まった指先へ臀部を押し付ければ逃げていく「ッやっぱり」「最初で最後でいい」薄水の双眸が自身を投げ打って自分へ触れて「貴方に汚して欲しい」言葉が出ず押し黙った真紅へすまないーー謝らないで。自分も『初めて』なのです「イト」全てを見透かす表情で貴方が見詰めて「好きです」心臓が痛くて。

冬眠 @WinterDali

イト「分かりましたか」真紅の双眸が徐に自身に着けられた首輪を示す「ッぅ、分かった」「気持ち好い箇所に触れた時は」「レイのリードを引けばいい」いい子ですから出来るでしょう？　指先を濡れそぼった箇所へ挿し入れて優しく撫でてやれば喘ぎつつも首元が絞まり自身も心地好い「いい子」「意地悪」

冬眠 @WinterDali

裸体を晒しイトの白シャツを羽織り彼女のベッドへタオルを敷く「ッぁ、はぁ、イト、イト」指先で自身を扱き亀頭を撫で付けて恋人を犯していく想像を膨らませて「好き、好き」貴方のナカへ挿れたい。身体へかけたい。貪欲で卑猥で感情が満ちては止まらない「貴方がッ、自分を、狂わせた、はぁ、んぅッ」

冬眠 @WinterDali

「レイ」薄水の双眸が不安定に揺れていく「イト」両手で彼女を抱えて背筋へ指先を沿わせれば震えていくのが分かった「ヒトが怖くて堪らない」自分を見つけていく多数の双眸が怖い。耳元を尻尾を垂らして恋人がしがみ付く「イト」ヒトはヒトをそこまで見てはいません。優しく撫でて本音を分かち合って。

冬眠 @WinterDali

レイ「抱いて」怖い。貴方の人肌が欲しい「イト」冷えたフローリングの床上でイトの洋服をはだけさせて胸元を噛む「ッはぁ」助けて助けてーー舌先を貪り濡れたソコへ前戯も無く自身を突き刺して「ひ゛ぁ」指先が背中へ食い込む「大丈夫」「んぐぅ」大丈夫です。世界へ他人へ怯えてしまう彼女へ教えて。

冬眠 @WinterDali

「イト『おっぱい』」大ぶりの尻尾を振り銀髪の恋人が両手で呼ぶ「自分がおっぱいの様な言い方はやめてくれ」文句を言いつつ彼女へ近付いては胸元をはだけて「……」背筋に指先が触れていく「好き」鼻先を耳元を押し付けてレイが言う「何処が」「柔らかくて温かくて音がしてーーイトが居るのが分かる」

冬眠 @WinterDali

舌先が濡れた谷間を撫でていく「ッぁ、やだ、れい」フッ勃ち上がった小さな箇所に吐息がかけられて肢体を捩らせれば背筋に硬いモノが押し当てられて「はぁッ、だめです、いと、にげちゃ」「ひぅ、んぐ」期待で不安で持ち上げられた両腿がレイの両頬を挟んでしまう「れい」「かわいい」あげます全てを。

冬眠 @WinterDali

「イト」低い声色で自分を呼ぶ彼女で背筋が悪寒立つ「ッぁ、レイ」「欲しいならば分かるでしょう」レイの膝上に座れば欲しいモノが手にーー「自分じゃ出来ない、欲しい」気持ち好いのが欲しい。レイが欲しい。先端を自身に当てがいけれども自重を掛けられない「イト」横腹に両手が触れて自分を誘って。

冬眠 @WinterDali

彼女の助けを借りて緩く自身を降ろしていく「うッ、は、れい、れい」「良い子です……自分で挿れられて」可愛い。可愛い。胸元に鼻先を添え先端を吸い悲鳴を上げて「動いちゃだめ」残酷な恋人は背中を抱いてナカを動かしてはくれない「あつい、やだ、はやく」もどかしさを感じつつも血脈を感じ悦んで。

冬眠 @WinterDali

レイ。レイ。名前を呼び薄墨が露出した乳房を使い肉穴を作る。媚肉にも似たソコへずぷりと銀髪のモノを迎え入れては自身の唾液を垂らし潤滑油にした。ぐちゅぐちゅという音色。乳壁が陰茎を搾り上げて上下へ揺さぶられて互いの喘ぎが漏れ出す「ぁっ、れい、好きだ」「ッぅ、ぁ自分も、イト、好きです」

冬眠 @WinterDali

「分かりますか」背後でレイが舌舐めずりをして囁く。自身を挿れた恋人の腹部を撫で付けて「ココのすぐ下」「ぅ」イトのナカが返事を痙攣をして「気持ち好いでしょう」少し膝上をずらして中身を擦れば彼女が心地好さげに哭く「んぐ、れい」「ッ」添えた片手にイトの片手が合わさり「もっと欲しいんだ」

冬眠 @WinterDali

偶然か必然かレイに抱かれて「好きです」告白され返された現実が信じられない。なし崩し的な行為で彼女には自分は満足出来た存在だっただろうか「レイ」振り向いた銀髪の方頬に片手を当てがい「自分で満足出来なければ誰かとしてーー」過去の様に「イト」背中が床上に叩き付けられて「」喉元へ犬歯が。

冬眠 @WinterDali

気道を塞がれ知らず呻きが漏れ出す。血液が一筋「貴方はヒトの内面が見えても分からない？　イト」「分からない」分からない。レイ。衣服を剥ぎ取られ下着越しに彼女が押し当てられて心拍が情欲が掻き立てられて「自分には貴方だけ」イト『初めて』ーー言ったでしょう？　貴方には全てを捧げてもいい。

冬眠 @WinterDali

「んッ」猿轡を噛まされ荒い吐息を吐くイトの両腕を背中へ両脚を折り曲げうつ伏せで拘束する。了承した自分も悪いが子供じみた悪戯と思っていたのだ「ぅッ、ふぇい」名前を呼ぶが上手く発せない。拘束具が裸体を締め付けては腹部が微熱を持ち「安心して……ちゃんと気持ち好くします」いい子。耳元で。