2011年8月22日

私が小説を書くと否応なく私自身に出会うことになるが、小説を書くことによってその私は変化する

私は私の「狭さ」を好んでいるわけではない。私は好きこのんで「狭い」人間になったわけではなく、別の価値観や視点を身につける機会はあったのに自らそれを潰してきたのだ。後戻りはできないのでやむをえないが後悔しているし、小説の中ならば別の人生を送れるというのは私にとり強力な動機の一つだ。
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八文字紫 @jyumonjiao

なぜここまで迷うのか。ようするに確信がないからだ。私には私の信じるおもしろい物語というものがあり、これを具現化すれば必ずおもしろい小説になるはずだと思っている。だがそれがライトノベルとはどうも言えないだろう、この市場の読者にはあまり受けいれられないだろうというふうにも考えている。

2011-08-19 09:34:49
八文字紫 @jyumonjiao

ならばどの層の読者にならば響くのかというとこれも難しい話で私はおそらく本質的には特定のごく狭い領域でだけいきるような書き手なのだろう。それでよしとして生計を立てることができればいいのかもしれないがそうたやすくはない。また私がそれで満足しうるかといえば必ずしもそうとは言いきれない。

2011-08-19 09:37:51
八文字紫 @jyumonjiao

私は私の「狭さ」を好んでいるわけではない。私は好きこのんで「狭い」人間になったわけではなく、別の価値観や視点を身につける機会はあったのに自らそれを潰してきたのだ。後戻りはできないのでやむをえないが後悔しているし、小説の中ならば別の人生を送れるというのは私にとり強力な動機の一つだ。

2011-08-19 09:41:40
八文字紫 @jyumonjiao

一方で私は好き勝手に小説を書くとき自己を肯定してもいる。自己を肯定する小説を書きたい、まったく無理することなく「自分らしい」小説を書きたいという欲望もある。だがそれだけでいいとは思わない。一年後とは言わないが十年後にはまるで違う小説を書けるようになっていたい。十年後があればだが。

2011-08-19 09:43:56
八文字紫 @jyumonjiao

私が小説を書くと否応なく私自身に出会うことになるが、小説を書くことによってその私は変化する。おそらく私が書く小説の向こうに他者がいるからだろう。結局のところ私の小説は長い手紙であり読まれず抽斗の中で眠るのみの手紙には意味がない。返事のない手紙ほどむなしいものはない。

2011-08-19 09:50:23

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