アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、じゃりン子チエ63話脚本:二人の師
- makimogpfb
- 777
- 9
- 0
- 0
#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ63話 まとめ2 あと今回は、バトル要素が多めで、空手バカ一代と比べると楽しい。また、バトルと言っても、5W1Hがしっかりとしており、脚本技術の高さを感じさせる。
2021-09-26 21:26:32#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ63話 まとめ3 一方で猫側の、命がけのゲーム(知恵の輪)は、アカギ・カイジ(高屋敷氏シリーズ構成・脚本)を彷彿とさせる。これも縁なのだろうか。とにかく同氏は、動きがあまり無くても緊迫した状況を表現するのに秀でる。
2021-09-26 21:27:12#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ63話 まとめ4 今回で、本作における高屋敷氏の脚本回は最後となる(次回が最終回)。同氏の脚本担当数としては3番目に多い(最も多いのはF-エフ-全31話、次に多いのはグラゼニ全24話)のが興味深いところ。
2021-09-26 21:28:00#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ63話 まとめ5 再三書いているが、本作は、高屋敷氏にとって大きなターニングポイントとなったのではないだろうか。脚本の密度的なものは、本作から大幅に上がった気がする。
2021-09-26 21:28:32#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ63話 まとめ6 今まで、出崎統氏との仕事が多かった高屋敷氏が、本作を通じて高畑勲氏(本作監督)と仕事をしたのも非常に大きい。 同氏は本作にて、高畑氏から色々吸収をしつつ、出崎統氏の技術も積極的に持ち込んでいる。アニメ史的に見ても貴重。
2021-09-26 21:29:10#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ63話 まとめ7 高畑氏は高学歴(東大卒)のインテリとして知られているが、それもあってか、計算しつくされた作品作りが持ち味。高屋敷氏も、緻密な計算が成された脚本を書くので、本作は、その相乗効果が凄いことになっている。
2021-09-26 21:29:43#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ63話 まとめ8 ジブリに行ってからは後続を育てなかったと言われる事もある高畑氏だが、本作においては、高屋敷氏をはじめ、多くの人に影響を与えているのが、見ているとわかる。少なくとも、本作の時点ではワンマンではない(異常な拘りは感じる)。
2021-09-26 21:30:24#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ63話 まとめ9 とにかく、「動きが少なくても見入る話作り」「緻密かつ複雑なプロット」「シリーズ全体の繋がりを常に考慮」など、カイジ(アニメ)のシリーズ構成・脚本にも言える要素が、本作には詰まっている。だから、本作が無ければ、カイジもないのだ。
2021-09-26 21:31:08#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ63話 まとめ10 つくづく、本作で高畑氏と高屋敷氏が仕事をしたことに感謝したいと思う。これも再三書いているが、高屋敷氏にとって、出崎統氏が「演出の師」なら、高畑氏が「脚本の師」だと思う。あらためて、高畑氏に哀悼の意を表したい。
2021-09-26 21:32:12#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ63話 まとめ11 脚本担当本数の多さということで、以前書いたこちらも紹介: F-エフ-(高屋敷氏シリーズ構成・全話脚本)に関するブログ記事一覧↓ makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego… グラゼニ(同氏シリーズ構成・全話脚本)に関するブログ記事一覧↓ makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego…
2021-09-26 21:36:27続きはこちらです: