劇場版ドラゴンクエスト ユア理解ストーリー2

Ｃ・Ａ・Ｃ @Cross_A_Cross

欲しい物リストからドラゴンクエスト ユア・ストーリーの豪華版が届きました！！まぁ私が買ったんですけどね。アッハッハッハッハッ……アッハッハッハッハッ…… pic.twitter.com/gUksFRZJ05

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ユアストーリー豪華版特典の対談映像は山崎総監督の「堀井さんから一つの台詞を入れる意図を3時間説明されてるうちにゲシュタルト崩壊を起こしてそもそも俺はその台詞の何を問題にしてたんだっけってなってきて」辺りが面白いのでお勧めです。

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ドラゴンクエスト ユアストーリーのラストバトルはこれです（このエピソードが無ければラスボスの「嫌いで嫌いで仕方が無い」という台詞も生まれなかったでしょう） pic.twitter.com/K91dZx1XDN

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ユアストーリーの「嫌いで嫌いで～」はWikipediaよりニコニコ大百科の記載の方が近いか（正確に「しょうがない」「仕方がない」どちらだったのかは今から確認する事は不可能でしょうけれど）（堀井さんは覚えてる可能性あるので脚本を書く際に直接聞いてるなら「仕方（が）ない」が正しいのか？） pic.twitter.com/0WFbuUw1Kj

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ユアストーリーに「ゲームを遊ぶ人間の傲慢さ」を見てしまい嫌悪を感じている人は多いと思うのですが、例えばmoonのようにそれを悪として描こうとしている作品では無いし作中でも誰も非難していない。「自分もゲーム遊んでる時こういう身勝手な所あるよな～」と受け入れ共感して笑えるかどうかですね。

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ゲーム世界をメタ的に扱う話でキャラクター側からプレイヤー側に描かれる感情って「好き勝手かき乱しやがって」と「遊んでくれて愛してくれてありがとう」に極端に分かれる事があるんだけど（これは選んだルートで分かれる事もある）ユアストは後者であらゆるゲームプレイを肯定する立場なのですね。

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ユアストーリーに関して「ゲームの思い出に頼ってるからクソ」という批判は多少理解できる。ゲームならではの体験を描いている為にドラクエに限らず何らかのゲームを遊んで似た経験をしていないと完全に理解する事は難しいのですよね。例えば映画では「いつもと違う選択肢を選んでみる」は出来ない。

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ユアストで「今回はフローラを選びたい」と言った事に軽薄と怒ってる人も大勢居たけど「何時もと違う選択肢を選んでみたい」ってそんなに怒られる事なんですかね。それが出来るのがゲームの長所のはず。逆に「フローラは無いです、ビアンカ一筋なので」の方が好感を得られたかと言えば違うのでしょう？

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ユアストフローラのイレギュラー行動については何通りかの解釈が出来るんだけど、放っておけば勝ち確の状況から「本当はビアンカさんを好きなのでは？」と一度場をリセットして選択の機会に持っていく事が原作通りフローラに元々与えられている権限（所詮プログラム）と解釈するのが夢が無くて私好み。

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ユアストーリー、私の中では○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○という解釈なのですが、原作ドラクエの○○○○○○○○○も同じ物なのですよね。 fse.tw/rU7JbJf3#all

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要するにプレイヤーがどんな設定でゲームを始めていたとしてもユアストフローラはあらゆる手段で強制的にリセットをかけて「選べ！！服従か！！死か！！（間違えた、ビアンカさんか私か）」と主人公に持ちかけてくる。花嫁選択の無いドラクエ5はドラクエ5じゃないよね（突然の原作主義）

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あと主人公は5をプレイする度に毎回フローラに揺れていて土壇場のフローラの行動で結局ビアンカに転んでしまいフローラに対して若干の罪悪感が残ってるような奴だと思ってます（そう珍しくない感覚でしょう）その展開になる事まで含めて無意識についかプログラムしていたという解釈も良いですね。

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これは私の原作フローラの都合の良い解釈なんだけど、選択の機会を与えた上で（あなたはビアンカさんが好きなのでは、と煽った上で）自分を選んで欲しいと密かに期待している、主人公に後悔して欲しくないというのは建て前で真実の愛を求めている欲張りな女なんだよね。まったく！（どうしたの？）

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「周回プレイでまだ見ていない選択肢や使っていないキャラを選んでみようと思ってプレイしたけど、初回プレイの思い出が強すぎて今一つしっくり来なかった」といった経験は無いですか？

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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー、どちらにせよあれは正規で「選ばれし天空の勇者では無かったけど激動の人生を諦めず戦い抜いたお前も勇者なんだよ」というシナリオを用意していたゲームなんだと思うんだよね（そんでこれが堀井さんからの原作5主へのメッセージでもあると嬉しいなと思っています）

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「イレギュラーが起こらなかった場合どうなっていたか」を考えていくと、そもそも最初から「お前こそ天空の勇者に違いない！」と執拗に持ち上げてくる改変があるんだから、この決着は当然用意されているはずなので。イレギュラーでロト剣が出てきたおかげで何か良い感じに収まったわけじゃないでしょ。

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ヘンリーの「お前がやったのか！お前こそ真の勇者だ！」も異例のラストバトルを受けて発言しているわけではなくて正規の台詞なんじゃないかなー。というのは「結局ラスボスはあれだけの力がありながらゲーム進行に殆ど影響を与える事が出来なかった」方が痛快だと感じるからというのもありますが。

Ｃ・Ａ・Ｃ @Cross_A_Cross

「勇者とは諦めない者」というのは堀井さんもドラクエ11本編でも直球で言ってるんだけど、すると5主だって「選ばれし天空の勇者ではなかった」かもしれないけど彼の生き様は「勇者」と呼ばれても良いんじゃないの。と反転するんですよね、ユアストーリー。原作を一切弄らず原作主人公を再評価してる。

Ｃ・Ａ・Ｃ @Cross_A_Cross

堀井さんも「5主は絶対に勇者になれない存在なんです、あなたも今まではすっかり英雄きどりでしたが生まれ持った才能次第では勇者にはなれない事があるという事を認識して生きて欲しいですね」みたいな思想ではドラクエ5を作ってないと思うんですよ。（作者でも無い奴が勝手に作品思想を語るな）

Ｃ・Ａ・Ｃ @Cross_A_Cross

というか堀井さんがドラクエ5の主人公をどう認識して作っていたとしても「自分はドラクエ5の主人公も決して諦めない者……立派な勇者だったと思うであります！」というのはドラクエ的に間違いなく許容される解釈だと思うし、仮に山崎総監督がそう思っただけだったとしても何も問題は無いんだよね。

Ｃ・Ａ・Ｃ @Cross_A_Cross

漫画版ドラクエ６でバーバラが消えなかったり漫画版ドラクエ７でキーファが明確にロトと結び付けられたりしたのと同じように「ユアストは5主も勇者という解釈なんだな！いいねえ！」で済むだけの話なのですよ。ドラクエはそういった場で間違い探しをして指摘するだけの世界では無かったはず。

Ｃ・Ａ・Ｃ @Cross_A_Cross

「もう一つの現実だ」をどう解釈したかで更に分かれる（現実=フィクションではなく本当に存在するんだと勘違いした人も多い）のと、本当に「ゲームはもう一つの現実」がテーマなのかという問題が更に（無限にややこしくするな）（テーマの一つである、くらいなら） twitter.com/mashuu_rolepla…

ましゅー @mashuu_roleplay

ユア・ストーリーのテーマ（メッセージ）については理解がほぼ半々に分かれ、 「大人になれ」「現実に戻りなさい」と理解した人の大半はユアストが嫌いで、 ゲームは「もう一つの現実だ」と理解した人では好き嫌いが約半々に分かれました。 テーマの受け取り方が好き嫌いに大きく影響したようです。 twitter.com/mashuu_rolepla…

2021-05-26 23:25:13

Ｃ・Ａ・Ｃ @Cross_A_Cross

テーマなら「自分の人生は周りに惑わされずに自分で選択し歩んだ旅路に胸を張れ」みたいなのもある筈だし。堀井さんが散々「人生はロールプレイング」って言ってるやつ。

Ｃ・Ａ・Ｃ @Cross_A_Cross

あとラストシーンで「僕は一人じゃないんだな」って言ってるんだから主人公は孤独を感じて終わったりしてはいないのですよ。「これが終われば僕は現実に帰るのだろう」とは言っても「ずっと終わらないでいてくれ」といった素振りも見せていません。

Ｃ・Ａ・Ｃ @Cross_A_Cross

ゲームが終われば現実に帰る時は来るし、それでも主人公は「必ずまた会おう（僕は変わらずドラクエが大好きだし、絶対またプレイして会いに来るぞ）」と言って別れたわけじゃないですか。