茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第2604回「小室圭さんと眞子さんの会見から見えた、時代遅れの宮内庁の広報政策がもはや放置できないという事実」

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茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート2604回をお届けします。文章は即興で書いています。本日は、感想です。

2021-10-27 07:19:26
茂木健一郎 @kenichiromogi

昨日の小室圭さんと小室眞子さんのご会見はとても衝撃だった。何よりも、眞子さんがおっしゃりたいことをはっきりと言われたことが、これまでの年月の中で初めてであったということに強い印象を受けた。きっと、いろいろたまっていらしたのだろう。

2021-10-27 07:20:31
茂木健一郎 @kenichiromogi

皇室の広報のあり方が、変わらなければならない時期に来ている。これまでのように、中立的で予定調和なものだけでは足らない時代になってきているのではないか。というのも、SNSを始めとして、メディア環境が激変しているからだ。

2021-10-27 07:21:24
茂木健一郎 @kenichiromogi

小室圭さんと眞子さんのご結婚問題のように、メディアやSNSでさまざまな情報が流れ、議論が交錯しているときには、これまでの宮内庁のように予定調和で控えめな広報政策では全く足りない。さらに言えば、普段から、より積極的なPRを行うべき時期に来ている。

2021-10-27 07:22:40
茂木健一郎 @kenichiromogi

もちろん、皇室が政治的なことや国際問題について発言するのは適切ではないだろう。一方で、日本の皇室が象徴している「持続可能性」や「包摂」といった価値観を、折りに触れ、内外に対して告知することで、皇室の存在意義やインパクトをより強いものにできると考える。

2021-10-27 07:23:51
茂木健一郎 @kenichiromogi

世界で最も古い皇室が、今課題になっている地球環境の問題や、人類と自然の共生についてよい影響を与える機会は多いはず。これまでの宮内庁のように誕生日や行事のような定時に定型的なメッセージを出すだけでなく、より中立的だが積極的な広報をしても良いはずだ。

2021-10-27 07:25:08
茂木健一郎 @kenichiromogi

そのような広報の際に、天皇皇后両陛下をはじめとする皇族の方々の中立性を保ちつつ個性がにじみでる印象が世に出ることは望ましいことだし、世間や世界もそれを待っているように思う。前例踏襲のことなかれ主義では、失われる機会と、誤解の蓄積がもったいない。

2021-10-27 07:26:27
茂木健一郎 @kenichiromogi

普段からインテリジェントで風通しの良い広報政策をしていたら、小室圭さんと眞子さんのことがここまでこじれることはなかったろう。英国王室のように、民間出身のpress officerを採用しても良い。昨日の会見から見えたのは、時代遅れの宮内庁の広報政策の問題がもはや放置できないという事実だった。

2021-10-27 07:27:53
茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート2604回「小室圭さんと眞子さんの会見から見えた、時代遅れの宮内庁の広報政策がもはや放置できないという事実」をテーマに、7つのツイートをお届けしました。

2021-10-27 07:29:03