「イトカワの寿命は10億年後」についての補足説明
- SubaruTakeshima
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日本地球惑星科学連合2011年合同大会での発表
「Science」VOL 333, ISSUE 6046(2011/08/26)に論文掲載
おはようございます。コッコです。探査機「はやぶさ」が持ち帰った微粒子の分析によると、小惑星イトカワは10億年後に消滅するそうです。 http://t.co/lxI7yBS 米科学誌サイエンスで研究成果が特集されました。
2011-08-26 08:59:18イトカワ微粒子の初期分析の成果として,6編の論文がアメリカの科学誌「サイエンス」に掲載され,「はやぶさ」の特集が組まれました。http://t.co/yxKqwKN
2011-08-26 10:58:25[受賞・成果等] 放射光技術で解明した小惑星イトカワの形成の歴史: 東北大学大学院理学研究科・理学部地学専攻中村智樹 (なかむら ともき)... http://t.co/Z3Ihqro #東北大学
2011-08-26 11:03:02表面物質の滞留時間から宇宙空間への流失時間,イトカワ全体の寿命を論じてるみたいだけど,たぶんそういう風にだんだんなくなるわけじゃなくて,もっと早く大きな衝突で破壊されてしまう可能性の方が高い.
2011-08-26 08:09:36おお,Podcastが. RT @Ishihara_Y: とりあえず、論文は職場に行かないとダウンロード出来ないので、T.N.さんのPodcast Interviewでも聞きながら朝食。。。
2011-08-26 08:10:33とはいえ,衝突浸食の時間スケールがこうやって見積もられているのは重要.いままでののモデルだと,イトカワサイズの天体の衝突浸食(破壊ではなくて)寿命は10-100Gyrぐらいとされてきたから(続く)
2011-08-26 11:34:52はやぶさ粒子サイエンス特集号SOM(Supporting Online Material)の一部は,著者の研究室ページに日本語で置いてある.分析の詳細が記してある..
2011-08-26 12:44:15今回のはやぶさ微粒子の結果は,微小天体表層での粒子の静電力による浮遊・逃散モデルを議論する材料になり,はやぶさ2に生かされることが期待できるので,論文はじっくり読ませて頂く.
2011-08-26 13:12:4910億年後には「イトカワ」がなくなるというのはあくまで表層物質のスパッタリングから議論した話であって, 小惑星イトカワは数百万年後には太陽か惑星にぶつかるか,太陽系から放り出されます.
2011-08-26 13:17:22小惑星脱出速度(秒速~20cm)以下で漂っていたレビテーション・ダストと思われます. 日向日陰の境界に行けば沢山浮いているはず RT @kitamitsunari: @AvellSky 持ち帰った微粒子も、表面を漂っていたものかもしれないわけですね?
2011-08-26 13:39:29今回の「Science」掲載論文に関する別話題