科学コミュニケーションはどこへ向かうのか。
- hashimoto_tokyo
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発端
--ツイッター上での原発をめぐる対立は、「反原発」と「原発推進」の間にではなく、いわゆる「ニセ科学批判」と「エア御用批判」との間で起こっているように見える。
その対立(ただしそれぞれの主唱者ではなく、エピゴーネンの問題)が先鋭的に火を噴いた「チェルノブイリのかけはし」をめぐる一連の状況の異常さへの反省から、「科学コミュニケーション」のあり方についてあらためて考える気運が生まれつつある。
「チェルノブイリのかけはし」問題:
詳細はTogetter【「かけはし騒動」関連のまとめのまとめ】を参照してください。
「かけはし」後論(1)
@A_laragi @geophysics かけはしになびいてしまう人たちが求めてるのは「子供を守るために自分たち自身でできる何か」ですからね。その方法が誤ってたら、誤りを指摘するだけでなく代案を示さないと。
2011-08-25 10:26:07@A_laragi @geophysics ただ辛いのは、放射能汚染問題では、実は個人でやれることで直接効果のあまりないこと。危機管理の一般論としては「自己効力感(自分でもできる!)」を感じられる行動指針の情報提供が大事なんですが。
2011-08-25 10:28:49@A_laragi @geophysics そして、子供たちを守るために状況を変える一番効果のある方法は、除染や避難・疎開という国・自治体・東電がガッツリ責任を果たさなきゃいけないことであるわけですが、それこそまさに致命的に欠けているという罠。
2011-08-25 10:32:28@A_laragi @geophysics だからこそ人々は「国・自治体・東電が何もしてくれないんだったら自分たちでなんとかしなきゃ」と、藁をもすがる気持ちに余計に追い込まれていくわけです。結局、国などの無策が一番の問題で、それが科学者と市民の分断も、それが原因だともいえますね。
2011-08-25 10:36:15@A_laragi @geophysics 「共同でできること」にも共通するんですが、一番大事なのは専門家の側の「目線」がどっち向いてるか、それをちゃんと見せてるかではないかなと。「あぁ、この人たちも国や東電への怒りや不満、自分たちの不安を共有してくれてるんだな」という信頼の素。
2011-08-25 10:41:08@A_laragi @geophysics で、とりあえずの連帯への一歩は、仰る通り、ささやかでも何か共同で進められる依り代だと思うんですよね。児玉先生のように住民の人たちと除染するのも一つですが、他にも何か意味のあることができればと思います。ぼく自身、手探り中で答がないですが。
2011-08-25 10:47:49@A_laragi @geophysics 「意思表示」より、具体的な言動を通じて見えてくる態度・姿勢ですね。一つは、専門家の側こそ、話し手ではなく「聞き役」にまず徹してみること。これはけっこう難しい課題ですし、非対面的なネット経由ではやりにくいことですが、大事かなと。
2011-08-25 10:56:23@riemicrophone ああいう態度がまさに非難されてんだよってことがわかってないというか、もうそれ以前のレベルでダメです。「お前ら誰から生まれたんだ」って100万回耳元でささやいてやりたい。
2011-08-25 15:42:25oO( そもそも @kaokou11 さんはかけはしのトンデモな部分については否定的で,ただ,だからと言って解明されていない低線量被曝の健康リスクや症状まで否定するのは疑問と言っただけなのに,それがいつの間にか「科学リテラシーの無い母親」叩きになってるのが意味不明。)
2011-08-25 18:08:34これはたとえばチェルノブイリの時も彼の地で起きたことだったのでしょうか。安全厨のあの攻撃性の病理も含め、みんなが救われない状況です。RT @orz_8: @hirakawah 安全厨が弱者を執拗に攻撃する醜悪さ。なんなんでしょうね、この異様な事態は。(僕は本気で恐ろしいです)
2011-08-26 04:48:52@orz_8 おそらく安全厨や統治者目線の反応も、ある種の脆弱な自我を守るための防衛機制なのかなと思うんですよね。マチズモの半面としての。そういう意味では、少なくとも日本社会ではこれまでもそこかしこで繰り返されたことが、今回ネットの普及もあって大規模化かつ見えやすくなってると。
2011-08-26 05:02:31冷たかったというか、ほんと言語によるリンチ状態でしたね。(昨日の例のトギャリに感じた醜悪さ、何か記憶があると思いましたが、あれでした。)RT @riemicrophone: 冷たかったですね。あれは。 RT @hirak… (cont) http://t.co/GWzDJsP
2011-08-26 05:15:11あと自然災害の後は復興に向けて前見てられるけど、放射能はがんばっても「消えない」厄介さも、目を背けたくなる、危険を指摘る人を黙らせたくなる欲求の根になってるかもしれません。 @ygjumi @riemicrophone @orz_8
2011-08-26 05:56:54今回、「ニセ科学批判」の一部の異常性が、twitter上では初めて広く知られるようになったけど、彼らは、ずっともう何年も同じように、排除といじめを繰り返していた。kikulogなんかに中立的な立場で書き込みに来る一般の人を、袋叩きにして徹底的に人格攻撃するのは常態化してた。
2011-08-26 19:57:48女性が直感的に言う言葉には真実が含まれている事、その事自体がうっとおしくて仕方ない一部の人達が水に落ちた犬を棒で叩く様に批判、非難する。いい年をした有識者迄。
2011-08-26 19:48:07しつこいようだが、もう少し集団リンチ事件について考えてみる。件のリンチで、直接的に手を下した「実行犯」は、匿名の者。分子生物学者であるらしい。自分に対してなんらかの批難や批判があったとしても、実生活への影響はほないだろう。ないからこそ、あそこまで醜悪な行為ができたのだろう。
2011-09-01 21:19:10「ニセ科学批判クラスタ」と呼ばれている人々は、いくらか「エア御用」と呼ばれている人々と重なる(僕は自身はそうした言葉をあまり使わないようにしているが)。彼らは、自分は原発推進派ではないと言いつつも、脱原発志向の人々のあら探し、揚げ足取りばかりしている一方で、
2011-09-01 21:43:58東電や政府に対する批判はほとんどしない。彼らの多くは科学のプロであるらしいが、プロでない人を容赦なく叩く。そうしたニセ科学批判の暴力的な部分は、以前から気になっていた。しかしどうやら、そうした暴力を暴力として認識すらしない人も少なくないようだ。僕的にはものすごく残念である。
2011-09-01 21:56:35