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『文学少女』劇場版―「文学」の翻案とポジショニング―

ラノベ・アニメの批評ブログをやられている@italiajin さんによる『文学少女』のレビューまとめ。
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@italiajin

劇場版文学少女の一番しっくりこなかった点は、作中作となる古典文学の世界が、文学少女の世界の軸の延長線上に位置していないこと。ただの空想として、別の軸の上で適当に展開されて閉じてしまっているのが残念だった。文学少女の読書感って、そうした古典文学の世界の人物とのシンクロにあったのでは

2010-05-01 21:36:20
@italiajin

文学少女の世界は、彼らの抱えた苦悩が、まるで古典文学の登場人物たちの関係性と重なり合うように展開していって、やがて古典文学の中の世界との境界線が曖昧になって没頭していくのよ。しかし、別の、あるいは自分なりの解をみつけることでそのトンネルの中から抜け出して元の世界へ回帰するわけで。

2010-05-01 21:41:30
@italiajin

でも映画のをみてると、そのトンネルの出口ではなくて、入り口の前まで戻されてしまった感覚を覚えたのよね。つまり、リセットされてしまった感じ。だから、古典文学の世界へ干渉して泥まみれになるまで積み重ねた重みが実感を伴わない。連続性がない。ただの普通の恋愛ものにしかみえなかったかなー。

2010-05-01 21:45:24
@italiajin

それらがあまり物語に引き込まれなかった正体じゃないかなと思ったけど、勘違いしてもらいたくないのは映画単体でみたときに、尺から逆算したシーンの取捨選択や結末はとても工夫されているのが伝わってくるということ。そこそこは面白い。遠子先輩は滅茶苦茶可愛い。先輩が動いてるという感動はあった

2010-05-01 21:50:28
@italiajin

遠子先輩がね、ほんと可愛いんですよ。なんかね、すごく可愛いいきものがちょこちょこ動いてるの。なにこのカワイイいきもの。こんな可愛い先輩が、川のせせらぎのように澄んだ声で演説しながら、くるくると表情をかえて物語を堪能している姿をみていると幸せすぎてなんかもうこの部活落ち着かないわ。

2010-05-01 21:54:46
@italiajin

まぁ、動いてる先輩がみられただけでぼくは鑑賞料御布施してよかったと思いましたね。ファンサービスとしてなら充分、一度観てみるのはありだと思います。アニメ映画としては見劣りする点も多々あるのは確かだけど。

2010-05-01 21:58:13
@italiajin

文芸部室で、遠子が一人で三角座りしながら足をばたばたさせて、古典文学作品のエピソードを語ってる様を生温かく眺めるだけのOVAとかあったらすごくみたい。一作品10分で5話くらい収録されてる感じ。で、三角座りで少しぱんつ視える。

2010-05-01 22:05:03
@italiajin

あーもう遠子先輩が文芸部室でおやつもぐもぐするシーンだけ切り取って延々ループしたい……

2010-05-01 22:07:05
@italiajin

まぁ、劇場版文学少女は再構成されて一部オリジナルストーリーな感じなので、既読どころかシリーズ全巻読破してる文学少女erも一度試しに観に行けばいいと思うよ!

2010-05-01 22:15:59
@italiajin

因みにさっきは劇場版”文学少女”についてああ書いたけど、モチーフの古典文学作品でない、本編の”オリジナル”の作中作「青空に似ている」を主軸において翻案された作品としてみれば、実に意欲的な劇場版だったのではないかと思い始めた。連続性のある空模様のイメージが付加され立体的に展開してる

2010-05-02 00:17:58
@italiajin

つまりは、”文学少女”のオリジナルの側面を強く意識して映画というフォーマットまで落とし込んだということ。確かに”文学少女”シリーズは古典文学作品をモチーフに、密接に関連付けられて個々のエピソードが成りたっているけど、それは相似しているだけで彼らの関係性の本質ではない。捨象できる。

2010-05-02 00:22:21

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