イエス・キリストはなぜ大事なのか

キリスト教においてイエス・キリストはなぜ大事だと思われているのか。「仲介」を入り口に、保守的な福音派として個人的な観点をまとめました。
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Hokuto Ide @Hokuto_Ide

人を愛するということは、全宇宙を創った全知全能で絶対善の神が「自分とあの人の間の関係」なんていう些細なことを大事にしてくださると信じ、お呼びして他者と自分との間に入ってもらい仲介してもらうことなのかもしれない。 人と人の間に神があること は 人と人の間に愛があること 神は愛だから。

2021-11-12 10:37:00
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

他人との人間関係の仲裁を頼めるほど親しい人はそうそういない。赤の他人には到底頼めない。家族友人でも負担を考えると遠慮してしまう。親しい人が存命で健康で生活に困ってなくて精神的に余裕があるなら頼むこともできる。よっぽどの信頼関係がないと無理。 神様とそんな役割を頼める関係にあるか?

2021-11-12 10:37:01
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

神様と敵対したり神様の存在を無視していたり、うすうす気づいているのに考えようとしないなら、神様にそもそも自分と他者の間に入って取り持っていただけるなんて想像すらしないだろう。神と親密な親子関係がありいつでもなんでも気兼ねなく気持ちよく頼める間柄でないと他者と自分の仲介は頼めない。

2021-11-12 10:37:02
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

神様と自分の間の関係がそもそも構築できていない場合、自分と他者との人間関係は、神の力抜きで、人間の力だけで解決しなければならない。人の中には本当の愛はない。本当の愛は神にいただく以外入手方法がない。家族友人職場地域国家、規模に関わらず、不和を和解に持って行くには、本当の愛が必要。

2021-11-12 10:37:03
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

神との関係が築けず、神に無条件の愛をもらおうとせず、人間関係に良くて条件的な愛しかない、無関心や憎しみすらある状態。これは本来神が世界を創った時に願っていたものではない。想定はしていた。だがそうならないはずだと人を信じて自由意志を与えた。愛の前提が自由意志だからだ。人は失敗した。

2021-11-12 10:37:03
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

神との関係が切れている人は、神がどんな方で、何を考えていて、人のことをどうしたいのか、さっぱり分からない。自然科学を極める人の中には、全知全能の存在を予感する人もいる。自然に存在する物が勝手にできた物ではなく創られた物であると感じる科学者はいる。だが、どういう存在かは分からない。

2021-11-12 10:37:04
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

人間の知性も能力も超えた存在、それどころか時間と空間の外から、全世界になんでもありの介入ができる存在、それが誰で何を考えているのか分からないなら気味が悪くてしょうがないだろう。それが誰で何を考えて自分とどういう関係があるのか、その存在は人類史初期からたまに使者を送り知らせてきた。

2021-11-12 10:37:04
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

一つの民族を選んでそれが誰か、何を考えていて、その存在が人とどういう関係にあるのか、その他の全民族に知らせる役割、祭司の王国の役割を任せた。それがユダヤ人だった。神は人に自分の存在と考えと自分と人との関係についての「ことば」を「あずける」「ひと」である預言者を選び辛抱強く伝えた。

2021-11-12 10:37:05
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

それでも人は神のことを大事に思わず、問題解決の大前提である神の無条件の愛、本当の愛から目をそらし、あたかも自分たちだけで解決できるかのように錯覚し、自分たちで自分たちを傷つけるようなまねを繰り返した。何人預言者を送っても人が態度を変えないので最後に神は自分の子を送った。イエスだ。

2021-11-12 10:37:05
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

イエス・キリストはこれまで人に送られてきたどの預言者よりも、分かりやすく、神がどういう方で、何を考えていて、人とどういう関係にあるべきか、そして、態度を改め、方向転換し、人が神の元に戻って来ることの帰結として、人と人が無条件に愛し合える世界、つまり「神の国」の到来を告げ、教えた。

2021-11-12 10:37:06
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

イエス・キリストは神の力なくしては決して人にできないような無条件の愛で実際に人を愛して見せた。イエスは神のことばを人の間で実行し、神の本当の愛が一体どういうものかを見える形で示した。しかし人はそれを見てすら神に戻らず逆に冤罪を被せ十字架でイエスを殺したが、神はイエスを復活させた。

2021-11-12 10:37:06
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

神の子イエス・キリストの権威を無視し逆に悪者に仕立て上げ十字架で殺す罪。この罪も含めすべての人のすべての罪の代償として、神は人を滅ぼすこともできた。実際、一度ノアの洪水では人類は一度悪ゆえに神に滅ぼされた。神は正義だからだ。しかし、イエス・キリストは人の身代わりになり罰を受けた。

2021-11-12 10:37:07
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

「捕らえられ、裁きを受けて、彼は命を取られた。彼の時代の誰が思い巡らしたであろうか。わたしの民の背きのゆえに、彼が神の手にかかり命ある者の地から断たれたことを。」「わたしの僕は、多くの人が正しい者とされるために彼ら自身の罪を自ら負った。」 彼、神の僕とはイエス・キリストのことだ。

2021-11-12 10:37:07
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

罪のない神の子が、自らをなげうち死んで罪人のひとりに数えられた。多くの人の過ちを担い、神に背いた者のために執り成しをしたのは、この人イエス・キリストだった。神と人の間に、神と自分の間に、イエスは入り、自らの死をもって関係を仲介してくださり、復活された。これを受け入れる必要がある。

2021-11-12 10:37:08
Hokuto Ide @Hokuto_Ide

イエス・キリストはなぜ大事なのか。彼なくしては神と人の愛の信頼関係は成立しない。神と人の愛の信頼関係なくして、人は人との愛の信頼関係は成立しない。人と人との愛の信頼関係なくして、悪のない善なる家庭友人職場地域国家世界は成立しない。故に聖書と教会とクリスチャンはイエスを伝えるのだ。

2021-11-12 10:37:08

これを書いた人:キリスト教、プロテスタント、福音派の信者で、キリスト教のニュースサイト、クリスチャントゥデイの編集長。

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