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司法試験予備校および法科大学院の長所と短所

LEC東京リーガルマインドおよび関西学院大学法科大学院において教師としての経験を持つ弁護士、宮武嶺こと徳岡宏一朗氏が語る。 宮武嶺氏のブログはこちら→ http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake
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宮武嶺 @raymiyatake

言いにくいこと聞くなあ(笑)。共通して言えることは、講師によってばらつきがありすぎることです。RT @shigesarujp 予備校講師から見る予備校教育の弊害は何だと思いますか??法科大学院講師から見る法科大学院教育の弊害は何だと思いますか??

2011-08-27 22:14:57
宮武嶺 @raymiyatake

ところが予備校は駄目な授業は選ばなければいいのですが、法科大学院ではほぼ選択の余地がないでしょう?これがロー最大のストレスの原因ですね。それとローの教授で「対価としてお金をいただいている。自分たちはサービス業である」という意識を持っている教授がどれだけいるか。

2011-08-27 22:16:45
宮武嶺 @raymiyatake

あとローは進級が厳しすぎる。司法試験を受けるまででへとへとです。いい加減な勉強で先に進ませるのは無責任だという理屈はわかりますが、新司法試験の合格率を下げないために受けさせないようにしているだろうと言う法科大学院が多いのではないでしょうか。

2011-08-27 22:18:44
宮武嶺 @raymiyatake

他方、法科大学院では生徒達の授業への反応を学校側がくどいくらいにアンケートすることが義務づけられていてフィードバックがあるのに対して、予備校では厳しいフィードバックを講師が受けることがありません。

2011-08-27 22:53:30
宮武嶺 @raymiyatake

また、ローでは卒業生に対しても責任感があり、卒業生対策も多かれ少なかれします。また、なかなか通らない、あるいは三振してしまった卒業生に対して慚愧の念があり、ストレスに感じますが、予備校は教えたら教えっぱなし、お金取ったら取りっぱなしではないでしょうか。

2011-08-27 22:55:12
宮武嶺 @raymiyatake

法科大学院は実務家も研究者も、試験対策が甘すぎます。これに対して予備校は教えていることが最先端の議論との距離がどれくらいあるのか知らなさすぎます。。。。。あああ、ローと予備校の問題点をあげると、自分に対してダブルパンチじゃん(爆)。ご清聴ありがとうございました!

2011-08-27 22:57:02
宮武嶺 @raymiyatake

せっかく作っていただいた「法科大学院および司法試験予備校の長所と短所」シリーズ http://t.co/vYnMyLK の長所編を書くのをすっかり忘れていました。

2011-08-30 11:27:42
宮武嶺 @raymiyatake

法科大学院では研究者と実務家の共同授業がある。これが司法研修所にも予備校にもない最大の長所である。また、研究者が実務家養成だけを意識して判例中心の講義をするのは法学部にはない特長である。

2011-08-30 11:29:04
宮武嶺 @raymiyatake

特に私立の法科大学院では実務家教員が充実しており、教授会にも積極的に参加して、授業内容のみならずロー運営にも携わっている。そのことで机上の空論になる危険性もある研究者による実務家教育が地に足のついた物になっている。単に実務家自身の講義があるだけではない利点である。

2011-08-30 11:30:50
宮武嶺 @raymiyatake

これまで法学部の授業は教えることより研究に力点を置いている講師が余技?として教えることもあったが、ローでは巧拙はあっても、研究者も教えることに集中している。また、研究者も実務家もお互いの授業を参観しあい、毎年講義の質が進化している例が多い。その進歩の度合いは法学部時代以上である。

2011-08-30 11:33:28
宮武嶺 @raymiyatake

法科大学院は一番大きいローでも法学部に比べれば小規模で、教授と院生が膝を交えて人間的にも交流している。勉学の点でも人間つきあいの点でも法学部のゼミのような感覚であり、しかも中身は実務家教育であるから、非常に有用なシステムだ。

2011-08-30 11:35:14
宮武嶺 @raymiyatake

予備校の最大の特長は試験対策に特化していることである。ロー生もいずれは司法試験に合格しなければ話にならないとすれば良いとこ取りで利用すればいい。

2011-08-30 11:37:17
宮武嶺 @raymiyatake

予備校では講義の選択肢が豊かである。自分の弱点だけを補強できる。ネット配信も充実しているので、地方に、自宅に居ながらにして全国の講義を受けられる。自分の求めるコンセプトの講義、自分に合った個性の講師を選べる自由は法学部、法科大学院にはない特長である。

2011-08-30 11:38:52
宮武嶺 @raymiyatake

予備校の最大の財産はそのデータベースにある。過去のテキスト、答練、問題集などのデータベースのバリエーションが数十年分どの予備校にも集積され、手を変え品を変え、さまざまな講義やテキスト、答練に利用されている。少なくとも択一式試験の模試を年に何回もやるのは予備校だから可能なこと。

2011-08-30 11:40:55
宮武嶺 @raymiyatake

予備校の講師は教えることのプロである(ピンからキリまでではあるが 汗)。専業講師はもちろんのこと、実務家講師もローの実務家教員より教えることに関してははるかに鍛えられている。それは専業講師と対等に闘って受講生を集められる弁護士だけが生き残っているからである。

2011-08-30 11:42:50
宮武嶺 @raymiyatake

法科大学院では基本書を書いたり試験委員をしているような「法学のスター」と直に接して教えを請うことが出来る。そこまで有名な研究者でなくても、その法律に一生を賭けた人々と生に接することが出来ることこそ、実務家になる法曹の卵にとって何より貴重な体験になるはずである。

2011-08-30 11:44:25
宮武嶺 @raymiyatake

予備校のもう一つ大きな財産は制作スタッフである。ローの教材がほぼ教授の手作りであるのに対して、予備校では膨大なデータベースを元に、何年も法律のテキスト・問題を作ることだけをやってきた専門スタッフを抱えている。人前で教える能力はなくても、法律学の知識・能力は並みの講師を超えている。

2011-08-30 11:46:47
宮武嶺 @raymiyatake

はあはあはあ・・・・・・こんなもんで今日は許してつかわさい(笑)。

2011-08-30 11:47:23

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