- Panjabi_lang
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米系企業の日本法人からアメリカにやってきてn年目。御客様の日本人駐在員の太鼓持ちが主なお仕事。Tri-Stateエリアによく出没。
某カップルと入れ違いで、JFKから日本に入国しました。 悪評の高い日本の入国手続ですが、論評は避けつつ、何が行われるのか、早く済ますためには何が必要なのか、経験に基づいて共有します。 入国手続きの悪評は知られているものの、具体的な内容はあまり情報が無かったので。
2021-11-15 07:50:15事前準備
(1) 出国前の事前準備 周知の通り、日本に向けて発地を出発する前に、諸々の準備が必要です。この準備如何によって、入国時の処理が早く済むかを決めるポイントかと考えます。この準備が整っていなかった為に、入国手続の処理に時間を要している方を何人か散見しました。
2021-11-15 07:51:02具体的に求められる準備は、下記の通りです。 ・ 陰性証明の入手 ・ ワクチン接種証明のコピー ・ 隔離場所/移動手段の確保 ・ MySOSインストール・設定 ・ COCOAインストール ・ 質問票への回答/QRコードのスクショ ・ 誓約書の印刷/サイン (機内で貰えるので必須ではない) ・ ボールペン準備
2021-11-15 07:51:20[陰性証明の入手] 私は米国ローカルの病院で検査を行い、厚労省所定のフォーマット、及び英文の検査結果報告書の双方で、陰性証明を取得しました(保険適用で無料、自費で$60)。英文の結果報告でも良い筈ですが、可能であれば、所定のフォーマットで陰性証明の取得をお勧めします。
2021-11-15 07:51:37その理由は、①英文の報告書は必要な情報を網羅していない場合があること、②英文の報告書はフォーマットが様々で、確認に時間がかかること、の2点です。①は、私の報告書が該当し、JFKのチェックインカウンターで、厚労省のフォーマットのみを提出するよう、アドバイスをもらいました。
2021-11-15 07:51:57[ワクチン接種証明のコピー] 厚労省のガイドによると、ワクチン接種証明(米国であればCDCのカード)のコピー提出が求められるとのこと。ただ、私の場合、原本を提示したのみで、コピー自体の提出は求められませんでした。念のために、コピーは取っておいたほうが良いかもしれません。
2021-11-15 07:52:14[隔離場所/移動手段の確保] 14日間の隔離場所、及びそこまでの移動手段を確保します。移動手段に関しては、公共交通の利用は許容されないので、自家用車・レンタカー・ハイヤー等の利用に限定されます。隔離場所/移動手段は、質問票や誓約書への記載が求められるので、勿論事前の準備が必要です。
2021-11-15 07:52:29[MySOSのインストール・設定] 隔離状況確認アプリ、MySOSを導入します。スマホで厚労省HP(hco.mhlw.go.jp)にアクセスし、QRコードを読込んでアプリをインストールの上、氏名・パスポート番号・生年月日を設定します。入国手続時に設定確認があり、事前実施をお勧めします。
2021-11-15 07:52:58[COCOAのインストール] 日本の接触確認アプリであるCOCOAを、App Store経由でインストールします。設定は日本国内でないとできない為、到着後に設定します。MySOS同様、入国手続時に、設定確認がある為、事前にインストールはしておいたほうが良いかと考えます。
2021-11-15 07:53:19[質問票Webへの回答/QRコードのスクショ] 厚労省HP(arqs-qa.followup.mhlw.go.jp)から入国者情報、日本の滞在先情報、流行地域への滞在情報、体調情報などを報告する質問票に、スマホ/PCから回答を入力します。
2021-11-15 07:53:34日本で連絡のつくメールアドレス・電話番号が求められる為、人によっては事前に確保/調整が必要かと考えます。 最後にQRコードが表示される為、その印刷 or スマホでのスクショを実施します。入国手続時にQRコードの確認がある為、事前実施が必要です。
2021-11-15 07:53:56[誓約書の印刷/サイン] 諸々の報告内容が正確である旨を、検疫所に誓約します。誓約書を印刷の上、サイン、及び個人情報や滞在先情報を記載します。日本に向かう機内でも配布される為、機内で準備するのも良いかもしれません。
2021-11-15 07:54:11[ボールペンの準備] 税関に報告する申告書の他に、機内で配布されるアンケート的なもの(正式名称は不明)への記述も必要なので、機内持ち込み荷物にボールペンを入れておくことをお勧めします。
2021-11-15 07:54:30空港での準備
(2) 空港でのチェックイン手続 私が利用したのは、日系航空会社の羽田直行便でした。陰性証明の確認などがあり、1人毎のチェックイン時間は長くかかりますが、客数が少ない為、スムースに進んでいるように見受けられました。私は出発の2時間弱前に到着しましたが、特に問題はありませんでした。
2021-11-15 07:54:50前述の通り、チェックイン時に、航空会社の担当による陰性証明の確認が行われます。担当に聞いたところ、陰性証明が厚労省の要件を充足しない場合、搭乗できないようです。その他、アプリのインストールなどを出発前に済ませるよう、アドバイスを頂きました。
2021-11-15 07:55:08(3) 機内での準備 搭乗後、CAの方から誓約書、アンケート的なもの(正式名称不明)、入国・帰国時のルール解説資料が配布されます。誓約書に関しては、事前に準備されていれば対応不要です。アンケート的なものは、健康状況、滞在地域について回答の上、住所・氏名を記述します。
2021-11-15 07:55:24降機までに、下記の対応が済んでいれば、入国時の手続きがスムースに行きます。 ・ 各種資料の準備 (陰性証明・誓約書・機内配布のチェックリスト的なもの) ・ 質問票のQRコード (スクショをすぐ提示できるようにする) ・ MySOSのインストール・設定 ・ COCOAのインストール
2021-11-15 07:55:42到着〜入国手続き
(4) 到着 着陸し、ボーディングブリッジが飛行機に繋がっても、直ぐに降機せず、機内で待機します。入国手続を行うスペースのキャパシティによって、降機のタイミングが決まるようです。私は到着後、5分程度で降機できました。
2021-11-15 07:55:59