【認知的不協和理論】「ネトウヨ」「御用学者」が生まれる仕組み【「愛国心」「権力志向」という『行動依存症』】〜人は、なぜ「陰謀論」や「歴史修正主義」にハマるのか?〜《考察》(追加編集)
【認知的不協和理論】とは?
【認知的不協和】とは? 『自分が正しいと信じてきた認知(考え・行動・価値観)』とは別の 『新しい・矛盾する認知』が出てきた状態 あるいは 『理想の自分』と『現実の自分』とのギャップの間で バランスが取れなくなっている状態で そのときに覚える“不快感”や“ストレス”を表す“社会心理学用語” pic.twitter.com/ts5P4A3xI3
2022-01-07 09:36:12そして 人は【認知的不協和】の状態にあるとき 何とかそこから抜け出し、矛盾を解消し 自分の『行動』を正当化しようとする その考え方を【認知的不協和理論】という この理論を提唱した“レオン・フェスティンガー”の仮説 によると 1;不協和を低減・解消させるために何らかの圧力(行動)を起こす pic.twitter.com/FGfO67i8Yj
2022-01-07 09:36:14具体的には “古い認知”か“新しい認知”のいずれかを否定する傾向にあり ①“新しい認知”を取り入れ“古い認知”を変える ②“古い認知”に拘り“新しい認知”を否定する のどちらかのことが多い その場合 比較的「変えやすい」方の認知を変えることで 「絶対に変えられない」認知を正当化しようとする pic.twitter.com/6MflpiVOVR
2022-01-07 09:36:16または ③都合のいい情報ばかりを集め(認知の追加) 都合の悪い情報を避けたり、解釈を変更することで 不快感やストレスを無意識に解消しようとする(合理化) そうして不協和を低減・解消し自己正当化する 例えば『失敗』をした場合、その《事実》は絶対に変えられないので
2022-01-07 09:36:17その損害を最小限を食い止めようと行動したり また、それを正当化しようと都合の良い方に考える 無意識にその「嫌なこと・都合の悪いこと」を避け・矮小化るように 認知を変更する 例)異性に振られた途端に、憎悪する →心が傷付かないように“無意識に”「好み」が変わる 例)すっぱい葡萄 pic.twitter.com/MJozZBorfx
2022-01-07 09:36:19『欲望・好み・価値観』←《不協和》→『行動(失敗・挫折)』
↓
不協和を解消しようとする圧力
(心が傷付かないようにする)
↓
『好み・価値観』を変更する
『行動』の正当化
2;不協和を低減させる圧力の強弱は不協和の大きさの関数である 不協和の度合いが大きければ大きいほど それに比例して低減させようとする圧力は大きくなる ●『理想の自分』と『現実の自分』との不協和(ギャップ)が大きいほど⋯ ●心の中の『不安・恐怖・不全感・劣等感・ストレス』が大きいほど⋯
2022-01-07 09:36:20●自分の《感情・価値観》と周りの人々《社会・環境・政治など》との 温度差(ギャップ)が大きいほど⋯ それを解消しようとする圧力(同調圧力・強迫観念)が高まり 冷静になって客観的・論理的・合理的な思考することができなくなり ○デマ・噂・流言を信じ込みやすくなる
2022-01-07 09:36:20○『詐欺・マルチ商法・カルト宗教・陰謀論⋯』にハマりやすく ○「みんなと同じでなければならない」「遅れてはならない」と ひたすら『流行・ファッション』を追い求め ○『全体主義・独裁主義・ファシズム』に陥りやすくなる それが地震の後の デマ・噂・流言が広まる原因となる→【認知の改変】 pic.twitter.com/ccjD02S6eF
2022-01-07 09:36:23自分の中の“不安・恐怖”を正当化するために“デマ・噂・流言”を信じ それを吹聴・拡散する(無意識に嘘をつく・脅迫する・不安に陥れる)ことで 『自分』と『周り』の不協和(ギャップ)を解消しようとする “不安・恐怖”が大きければ大きいほど、より過激になり 行動がエスカレートしていく
2022-01-07 09:36:24→陰謀論・誹謗中傷・ネット荒らし・アンチ・ヤフコメ⋯
【認知的不協和理論】とは何か?→自分の「感情・行動(依存症)」を正当化しようとする『心理的メカニズム』
タバコの例を見ると⋯ 認知1.タバコを吸う(古い認知) ↕ (認知的不協和) 認知2.タバコを吸うと肺癌になりやすい(新しい認知) この不協和を解消するためには⋯ 選択A=認知1の変更 認知3.禁煙する これで不協和は解消する ⋯しかし実際は 『ニコチン依存症』になると簡単にはやめられない pic.twitter.com/7vAsKdM8ev
2022-01-07 09:36:26そうすると 喫煙(依存)を『正当化』するために《新しい認知を追加する》 選択B=認知の追加→認知2の否認・矮小化 認知4.長寿の人もいる 認知5.交通事故で死亡する確率の方が高い そうして都合の悪いことを否認・矮小化して 見えなくすることで、自分の行動(依存症)を正当化しようとする pic.twitter.com/Y0UGSRF20D
2022-01-07 09:36:27そう考えると⋯ 【認知的不協和理論】は 自分の行動(依存症)や感情(不安・恐怖・快楽・憎悪など)を 正当化しようとする『心理的メカニズム』である と言える では、そもそも『依存症』とは何なのか?
2022-01-07 09:36:28『依存症』とは何か?
『依存症』とは? 健康や生活を脅かしているにも関わらず 特定の物質や行動を「やめたくてもやめられない」状態 脳内に報酬(ごほうび)を求める“回路”ができあがり 脳の思考や創造性を担う部位(前頭前野)の機能が低下し 自分の意思(理性)で行動(本能)の暴走をコントロールできなくなる 『脳の病気』 pic.twitter.com/t0C8ouWtp3
2022-01-07 12:47:39*「依存」を大きく2つに分類すると アルコール・ニコチン・薬物などに関連する「物質系」の依存と ギャンブルなどの行動や習慣に関連する「非物質系」の依存がある *依存症の『心理学的な特徴』として ①異常な執着 大量・長時間・長期間にわたって依存対象に異常に執着し 日常生活に支障をきたす pic.twitter.com/PvjZDKGiUs
2022-01-07 12:47:47②否認 依存症は《否認の病気》ともいわれ 自分が病気だと認識できない 自分が置かれている状況や問題を認識できず 医者や批判者に対して 「自分は正常。いつでもやめられる」 「✕✕は自分よりもっと酷い」など 事実を認めず 自分の行動を“正当化”しようとする
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