学会や研修で文脈完全無視で突然謎の自慢話を始めるおっさんは一定数いる。 あれ昔は意味わからなかったけど、とある研修会に参加したときに謎が解けた。
2021-11-16 13:06:40その研修会でのワークの時間。 一人のおっさんが研修内容とまったく関係のない自慢話を始めた。「またかよ…」と思い辟易していたのだが、その時の女性講師の対応が素晴らしかった。
2021-11-16 13:08:41女性講師はあたたかい雰囲気でこう言った。 「あなたがどれだけ知識や実績をお持ちなのかよく分かりました。でもこの研修ではあなたの“できること”を探すのではなく、“できないこと”を探してほしいんです。そして、みんなで“できないこと”を出来るようにしていきましょう」。
2021-11-16 13:12:33おっさんは沈黙した。 彼は女性講師から言われた意味は理解したようだが、どうしたらいいのかが理解できない様子だった。 おそらく彼にとって、自分の“できないことを探す”などという行為は想像の範囲外だったのだろう。研修を受けに来ているにもかかわらず。
2021-11-16 13:17:57その後、おっさんはしばらくワーク中に何も発言せず他の人のワークの様子をおとなしく見ていた。 しかし研修が後半に差し掛かった時、突如としておっさんは再びワークに参加し始めた。今度はとても優秀な受講生として。
2021-11-16 13:20:34これは想像だけれど、おそらくおっさんは女性講師のあたたかい対応とワークの様子から「この研修ではできないことがあっても攻撃されない」ということを理解したのだと思う。 文脈完全無視の自慢話はワークの内容が理解できないことへの防衛反応であり、武装だったのだ。
2021-11-16 13:24:28この経験を通じて「自慢話=武装」という構図が自分の中で腑に落ちた。 それ以来、謎の自慢話をぶち上げるおっさんに遭遇してもあたたかい目で見守ることが出来るようになった。 終了時間を大幅に超過させてくるおっさん以外は。
2021-11-16 13:26:40@counseling_cafe とても興味深いお話ありがとうございます。私も腑に落ちました。 おそらく女性も同様なのでしょうね。 最近よく耳にする「マウント現象」も武装の一種と見なすことができそう。 また逆に 『能ある鷹は爪を隠す』 とは武装する必要がないからとも解釈できそうですね?
2021-11-18 12:22:30@counseling_cafe 武装しないといけないコミュニティではそのような自己開示をするとなめられて、結果うまくコミュニケーションできなくなるという、そんなコミュニティが嫌いです。そんなコミュニティがほとんどなのがさらに嫌です。世の中闘争社会ですね。
2021-11-18 12:58:40