「我らが王の身罷りて」2021/11/17
昨日はあめさん@TamedToroiseにお誘いを頂き、ふぇるさん@feltkにリードして頂いての「我らが王の身罷りてharrowhill.rdy.jp/Games/theKingi…」を遊ばせて頂く光栄に与りました。 めちゃくちゃ 楽しかった…! 初めてのプレイでこんなに!?ていう没入度合いでした。 同道してくれたやっきぃくんもありがとう!
2021-11-18 20:08:05ここからはPC紹介&セッションれぽです。 「我らが王の身罷りて」というタイトルで、魅力的な設定のある五大名家(それぞれに王権を主張するだけの理由がある)のいずれか公子や公女を作成して継承戦争の渦中に飛びこむ、という設定からしてもう面白いドラマの気配しかしないわけですが pic.twitter.com/MbTpvLEkns
2021-11-18 21:00:21王の一族「ディルストーン家」を選んだのは@yaky_404くん。PCは王家の傍系の公子ジョーゼフ。若い頃は傍系であるのを良いことに出歩いては見識を広げていたために柔軟な考えを持ち、心のどこかで自由を求めているものの、その血と賢さゆえに参謀として王家の重責に絡めとられてゆく流れ。 pic.twitter.com/Jm8oHaV1Na
2021-11-18 21:10:24現王である幼子を擁する立場ゆえ、他PCの多くからアプローチを受けたり、食事会や舞踏会の主催者になったりと物語的にも中心的な立場に。これをまあどのイベントでも巧みに美味しく捌くことこの上なし。権謀術数に満ちた会話の丁々発止から、戦争で後方に控えての描写、挑まれての決闘の展開まで!
2021-11-18 21:23:48王家の忠実なる封臣「オーキ家」担当は@feltkさん。PCは、過去の政略結婚の果てに王家ディルストーンの血を濃く引く公女ユニアス。火種となることを恐れ僧院に入れられていたのを還俗させられ、平穏を望みながら政争の中心に引き出されてゆきます。設定時点でもうやばい。かっこ可愛い美しい悲しい…! pic.twitter.com/QB4oYIkhIn
2021-11-18 21:31:01最初に選び選ばれた彼女の「資質」は「大胆、優雅、長身、信心深い」。僧院育ちで世間慣れしておらず、舞踏会では照れたように笑っていた彼女。けれど、その優秀な指導者の資質と王家の特色が強く出た外見は、オーキ家の王権主張の旗印に相応しすぎました。
2021-11-18 21:42:27物語の最後の最後、戴冠式後の「凶運カード」の結果として、即位したばかりの幼い王が暗殺され、新しい女王の立場に引き出されたのは彼女、ユニアス・オーキでした。(PL勢びっくり)(せつない)
2021-11-18 21:52:09かつて持っていた王権の奪還を目論む「サンドリエイル家」担当は@TamedToroiseさん。PCは、唯一の跡取りであるために男性名をつけて育てられた短髪の公女アンドレ。一度は家出してオーキ家の擁する学院で学んでいたものの連れ戻され、愛した天文学も取り上げられて政争の渦中へ。 pic.twitter.com/F7Ys3ky1b5
2021-11-18 22:01:21そして、物語の終盤、女王になる直前のユニアス・オーキと、幼いころいっしょに星を見た小屋で再会。「あなたは自由でいて。そうすれば、私も少し心が軽くなる」――ユニアスはそう言って、星を見る時間もないまま城へと帰ってゆきました。
2021-11-18 22:16:42遥めは、更に古の時代の支配者であった野蛮な一族「アンタイアー家」を選択。 PCは、戦には強いがそれだけだと、平時は家の中でも鼻つまみ者の四男坊ガーランド。 貴族的な習慣や伝統を鼻で笑う反面、彼らの気品ある美しさにどこかで憧れ、オーキ家のユニアスには幼い頃から恋心を秘めていました。 pic.twitter.com/UihaYE069Y
2021-11-18 22:28:44中盤でディルストーンとの戦争が起きるととんでもない快進撃を展開。騎士団を壊滅させ、名実ともに国内最強の戦士団の将となります。が、幼馴染たちへの想いから時折行動が迷走し、アンタイアー一族の中では「何を考えているか分からない癖に力だけがある男」として怖れられ、孤立を深めてゆきました。
2021-11-18 22:40:41その後、とある目的でディルストーンのジョーゼフに決闘を挑み、敗北。 一族は好機とばかりにガーランドを追放刑に処しました。片眼も潰され放浪して一年以上が経ち、名を捨てた剣士となった頃、思い出の星見小屋でアンドレ・サンドリエイルと再会。傷をなめ合う様に【共に過ごす】一夜となりました。
2021-11-18 22:51:19【終幕:戴冠式】ではディルストーン家が圧勝。オーキ家がそれを支える「支配的な家」の位置につきました。 けれど「凶運カード」の効果で戴冠したばかりの幼い王が殺され、混乱の後に、オーキ家のユニアスが女王となり、ジョーゼフ・ディルストーンと政略結婚します。
2021-11-18 23:02:23――ジョーゼフは、序盤のある場面でガーランド・アンタイアーに貸しを作っており、その返礼として「いつなりと一度だけジョーゼフのために剣を振るう」という約束を受け取っていました。 物語のラスト近く、望みと裏腹に高すぎる立場についた彼のもとに、隻眼の無名の剣士が現れます。
2021-11-18 23:12:54「お前を自由にしてやる。そのために必要な全ての者を斬ってでも」 告げる「剣士」に対して、ジョーゼフは笑って首を振りました。 望むならいつでも俺を呼べと、残酷な選択肢を手渡して剣士は姿を消しました。
2021-11-18 23:22:49その後、女王ユニアスと王配ジョーゼフの前に、なんとアンドレが「魔女」として民に引き立てられてきます。 ひとり研究を続けていた天文学で助けた民に怪しまれ、火刑に処せられることとなったのでした。 ユニアスは止めようとしましたが、ジョーゼフが彼女を下がらせて自らの手を汚しました。
2021-11-18 23:32:59その夜、執務室で独り、仕事を続けるジョーゼフ。 「…それは言えんよ。私にはまだ、やるべきことがある」 眼裏に浮かぶは、約束の剣。 呟きを聞いていたのは、揺らめく小さなろうそくの灯りだけでした。
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