学生が泣きそうな顔で “紅包” が落ちていると言ってきて教室が軽いパニック状態に「これは拾えない」

怖い風習のお話
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阿明 @KURAMOTOTOMOAKI

来週公開予定の日本語卒業公演の舞台稽古の最中、ある学生が泣きそうな顔で「先生、紅包(ご祝儀袋)が落ちてます⋯」と言ってきた。まさかと思って見に行くと、本当に落ちていてゾッとした。たぶん誰かが落としたものだろうけど。その後、紅包を囲んで教室全体が軽いパニック状態になった。 pic.twitter.com/5R5YrJsAX7

2021-11-21 20:01:40
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阿明 @KURAMOTOTOMOAKI

補足しておくと、台湾では「冥婚」と言って、路上に落ちている紅包を拾うと、その中に未婚で亡くなった若い女性の写真や髪の毛が入っていて、拾い主はその女性と結婚しなければいけないといった風習がある。実際に紅包が路上に落ちていることはまずないが、じゃ拾えるかと言われれば拾えない。

2021-11-21 20:03:25
阿明 @KURAMOTOTOMOAKI

瀬戸内生まれ・瀬戸内育ち、台湾高雄在住、大学教員、台湾文学翻訳家。日本語翻訳に『グラウンド・ゼロ 台湾第四原発事故』『ここにいる』『眠りの航路』(白水社)『沈黙の島』(あるむ)『ブラックノイズ 荒聞』(文藝春秋)『台湾の少年』(岩波書店)、中国語翻訳に『智惠子抄』(麥田出版)など。

haruaki.shunjusha.co.jp/categories/1029

万民はヲ嬢様 @Veaminmthan_868

わーー!!わーー!!これは拾えない…… twitter.com/KURAMOTOTOMOAK…

2021-11-22 12:12:07
『ち』 @chis8

こっっっっわ。ホラー小説で10万回見たやつじゃないか、現実に落ちてる。

2021-11-22 10:08:26
リンク Wikipedia 冥婚 冥婚(めいこん)は、生者と死者に分かれた者同士が行う結婚のこと。陰婚(いんこん)、鬼婚(きこん)、幽婚(ゆうこん)、死後婚(しごこん)、死後結婚(しごけっこん)、死霊結婚(しりょうけっこん)などとも呼ばれる。英語では ghost marriage、あるいは、spirit marriage、Posthumous marriage または necrogamy と言う。 一つには、神話・伝説等の物語の上で、そのような境遇の男女が行うものを言い、いま一つには、結婚と死生観に関わる習俗の一つとして現実に存在するもの 41 users 26
リンク Yahoo!ニュース SNSでバズった「冥婚」 台湾の伝統的風習のホントのところ(田中美帆) - 個人 - Yahoo!ニュース 台湾では「道端で赤い封筒を拾った人は、霊と婚礼を挙げなければならない」のだという。「冥婚」と呼ばれるこの風習、実は本当に存在する。しかし、その実態は日本で話題になった話とは少し違うという。 339 users 9

こちらは昨年の事例↓  

ゴダ@台湾 @oogoda1

【台湾では赤い封筒に注意】 昨日、赤い封筒が道に落ちてました。 が、私みたいに「お金かな?」と喜んじゃう人は要注意です! これ、おそらく冥婚です。 冥婚は亡くなった女性をかわいそうに思う家族が女性の写真や髪を入れ、拾った男性と結婚させる風習です。 台湾でこれを見たのは3回目です。 pic.twitter.com/v8jMfWkoaN

2020-06-10 18:53:09
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妲莉婭💤 @Dahlia0223

@AntiChinazi_jp 台湾人ですが実家の近くに火葬場と葬儀屋がいるので小さい頃からよくその辺の道で見られます。

2020-06-10 21:07:46
Yutaka Fujimoto @Ytk_Fujimoto

@KURAMOTOTOMOAKI おおお…。何か恐ろしくも美しい風習ですね。 ちなみに紅包を落とすのはご両親?それとも友人とかですか?

2021-11-22 09:58:44
山口智哉 Tomoya Yamaguchi @TomoyaYamaguc13

冥婚の「紅包」は,①若くして未婚のまま亡くなった娘のために,その親や親類が相手(男性)を探すために置いたものという場合と,②亡くなった娘が自分で置いたもので,紅包を拾った人の前にやがて現れるという場合が想定されています。 twitter.com/KURAMOTOTOMOAK…

2021-11-21 22:57:20
山口智哉 Tomoya Yamaguchi @TomoyaYamaguc13

冥婚の「紅包」は,①若くして未婚のまま亡くなった娘のために,その親や親類が相手(男性)を探すために置いたものという場合と,②亡くなった娘が自分で置いたもので,紅包を拾った人の前にやがて現れるという場合が想定されています。 twitter.com/KURAMOTOTOMOAK…

2021-11-21 22:57:20
山口智哉 Tomoya Yamaguchi @TomoyaYamaguc13

①の場合,男性が拾ったとたん,物陰に隠れていた親族が現れて,故人である女性との婚姻を迫られます。②の場合,「さて,その数日後の夜,突然一人の女性が訪ねてきて……」といった展開になりますね。

2021-11-21 23:00:50
山口智哉 Tomoya Yamaguchi @TomoyaYamaguc13

私も台中で勤めていた際に,オフィスの前に紅包が落ちていて,事務の女性たちがたいそう気味悪がっていました。私が拾おうとすると,全力で「やめとけ」と遮られ,結局,「迷信クソくらえ」だという男の子が拾って処理したんだそうで。

2021-11-21 23:04:33
山口智哉 Tomoya Yamaguchi @TomoyaYamaguc13

伝統中国の男系家族原理の中においては,未婚の女性は祭祀の対象にならないため,「冥婚」という手続きを取ったり,「姑娘廟」という特殊な設備で祭祀されたりするのだそうです。あと,台湾で同様の事例があるかは未確認ですが,仏堂に位牌を預ける場合もあったと記憶しています。

2021-11-21 23:09:36
山口智哉 Tomoya Yamaguchi @TomoyaYamaguc13

「仏堂に位牌を預ける」事例は,20年ほど前に浙江温州でフィールドワーク調査をしていた際に確認しました。ある家族(宗族)が仏堂を設けて,そこに未婚女性の位牌を安置しており,管理者として一人の僧侶がいたと記憶しています。

2021-11-21 23:14:27
山口智哉 Tomoya Yamaguchi @TomoyaYamaguc13

台湾在住。台北大学歴史学系。専門は宋代史。空間と場所,記憶とかに興味があります。 宋代史談話会: https://t.co/qfqQyxOEVY

猫の桃缶Mix @nekonomomokan

ガクブル案件なのだけど ご遺族の気持ちを思うと複雑である ( ´•ω•` ) twitter.com/KURAMOTOTOMOAK…

2021-11-22 23:05:59
切り離す姫川さん@紅炎with六四天安門 @himekawa

風習としては理解したんだけどじゃあぁこれどう対応するのが正解なんだろう。大体この手の風習には正しい対応方法があるのだけど(何かで清めてから拾うとか、手で触らないで処理するとか)。 内容的にもこう掃いて捨てるとかしにくいしねぇ・・・>RT

2021-11-22 10:38:23

見つけちゃったらどうすれば……

眼鏡@ついったくん使いづらい… @Rance_gi998

お金が一緒に落ちてるから、冥婚じゃなくて本物のご祝儀なんだろうな みんな拾いたがらないだろうし、こういう場合って110でもするしかないんだろうか? 既婚者なら大丈夫とかあるのかな? twitter.com/KURAMOTOTOMOAK…

2021-11-22 08:40:45