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明治32年にホームズが邦訳されたとき、『赤毛連盟』は『禿頭倶楽部』というタイトルだった

当時の挿絵も興味深すぎる
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万城目学 @maqime

昨日のBSホームズは「赤毛連盟」。ホームズが銀行の地下で待機中にモリアーティの名前を突然口に出し、変だなと思ったらドラマ版の脚色でした。今回は断然小説のほうがよくて映像だとあの奇妙な味わいが薄れ気味。ただ赤毛連盟の募集シーンで、ビルの階段を赤毛男たちが埋め尽くすのは迫力ありました。

2021-10-28 12:28:03
万城目学 @maqime

明治30年代にホームズのシリーズが邦訳されたとき、「赤毛」がどういうものかわからず、「赤毛」の設定が「禿頭」に変更され「禿頭倶楽部」なるタイトルになったとか。「いやあ、まさにこれが我々が求めていた禿頭だ! 採用!」みたいな感じになるのだろうか。一度、読んでみたい。

2021-10-28 12:34:37
万城目学 @maqime

原題が「THE RED HEADED LEAGUE」なので、赤毛を知らなければ「赤い頭って何ぞ?」になりますわな。

2021-10-28 12:48:38
万城目学 @maqime

もし、お伝えしたいことがある。

万城目学先生、エッセイにその件を記す

万城目学 @maqime

今宵の日経新聞夕刊エッセイは「明治32年のホームズ」と題して、名作「赤毛連盟」が日本で訳されたとき、赤毛の概念が浸透していないため「禿頭倶楽部」と名を変え紹介されたことについて、さらにはその原本を読んで発覚した衝撃事実などについてしたためています。画像は明治32年新聞連載当時の挿絵。 pic.twitter.com/tsNa1HVJ4j

2021-11-19 20:53:41
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万城目学 @maqime

「もっとも、全体の筋は同じで、原作ではこの質屋番頭が『自分も赤毛ならなあ』と唐突に言い出す部分が、 『禿頭になりたいナア、禿頭になりたいナア』  となっている。」 明治32年のホームズ nikkei.com/article/DGXZQO…

2021-11-23 02:52:18
リンク 日本経済新聞 明治32年のホームズ 作家 万城目学 コナン・ドイルが著したシャーロック・ホームズを主人公にした短編は全部で56本。そのうち、私が一等好きなのは「赤毛連盟」なる一編だ。簡単なあらすじはこうだ。質屋を営む赤毛の親父(おやじ)が、あるとき「赤毛連盟」に欠員が出たからぜひ応募するよう、店の若い者から勧められる。よくわからぬまま応募したところ、これが見事合格。その後、ビルの一室で1日4時間、百科事典を書き写すだけで高額の謝礼を受け取れる
リンク www.weblio.jp 南陽外史はどんな人?Weblio辞書 南陽外史とは?探偵作家事典。 本名水田栄雄。1869年(明2)、兵庫県淡路生まれ。立教大学卒。 1889年(明22)、東京能弁学会に加盟し、機関誌「能弁」にシェークスピアを翻訳。東京能弁学会の幹事である大岡育造に認められ、「能弁」... 1
ももちん☆ @momochin0801

日経夕刊の万城目先生エッセイに日本初翻訳の「赤毛連盟」のことが! 赤毛まさかこう訳すとは… 電子もいいけど紙媒体だとあとで読み返しやすいね。この夕刊とっとこ。 #シャーロック・ホームズ #赤毛連盟 明治32年のホームズ 作家 万城目学: 日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQO…

2021-11-19 15:42:23
えみこっきー @emikoccky

今日の日経夕刊の万城目学の「プロムナード」すごく面白い😆 コナン・ドイルのシャーロック・ホームズもの「赤毛連盟」が明治32年「禿頭倶楽部」と翻訳されてた話。 久しぶりにシャーロック・ホームズ読みたくなった‼️

2021-11-19 18:59:05
笛吹太郎 @fuehuki

ドイルが「赤毛連盟」を発表したのが1891年、南陽外史による翻訳が1899年とのことなので、執筆から翻訳まで、さほどタイムラグがなかったんですね

2021-11-20 09:23:00
清水耕司 @SHKozy

禿頭倶楽部はわりと有名な話だと思うけど、挿絵は初めて見た。絵で見るとインパクト強いというか描かれてる禿頭がなんか切な過ぎる。 twitter.com/maqime/status/…

2021-11-20 19:39:34
サカナの片鱗 @HibiGyogyo

@maqime 勧誘のセリフが、「あなたほど見事な禿頭は見たことがない」とかになるんですかね。

2021-11-19 21:00:53
レギャン @Legian2469

@maqime オリジナルでは、いきなり髪の毛引っ張って本物かどうか確かめていたけど、こっちではどうなんだろう? ポン!と禿げ頭を叩くのだろうか? It's a comedy!

2021-11-20 19:06:57
R. Natsuaki @flyingwktk

いしいひさいちの4コマにホームズのパロディものがあるのだけど、そこにも「赤禿連盟」が使われていたりする。日本人が赤毛を翻案すると禿になってしまうのかもしれない。 twitter.com/maqime/status/…

2021-11-20 16:56:05
しおもみ @shiomomi

当時『赤毛のアン』が邦訳されていたら、『禿頭のアン』に。。。(違う) twitter.com/maqime/status/…

2021-11-20 12:23:44

そのほかにもこんなタイトルで翻案されていたそうです

鉄銹山人🤘Iron Rust Hermit @Demidead1

@maqime 画像は昭和24年6月号の「小学五年生」の別冊付録ですが、やはり「赤毛連盟」の翻案だそうで、両者の関係が気になります pic.twitter.com/V8ID13LoEv

2021-11-21 13:48:07
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PICOROCO @aof1080

大正9年の三津木春影「禿頭組合」✨他にも知られていない「禿頭〇〇」はあるのでしょうか??こちらは貴重なホームズ資料ということで北原尚彦さんのお手元におさまりました。 twitter.com/aof1080/status…

2021-11-20 21:46:14
PICOROCO @aof1080

入手できた探偵文庫の一冊。『暗夜の銃声』(大正9年/国華堂書店)。タイトルと収録作がまったく一致しない代物。一作は「照魔鏡」、もう一作は三津木春影の名前がどこにも載っていないけれど「禿頭組合」で、これはホームズ「赤毛組合」の翻案。 pic.twitter.com/46Wnlo6Axi

2020-10-13 19:42:48
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コメント

reesia @reesia_T 6日前
読みはとくとうじゃなくてはげあたまなのか。余計格好悪いな。
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八頭身派 颯仁|創造神🌄VTuber @komad333 6日前
レッドヘッドと書かれて、英語の知識もほぼ無ければ俺も禿頭にしてしまうなぁ。 似たようなので「レッドネック」ってのもあるよね。
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砂手紙 @sandletter1 6日前
サザエさんのお父さん(波平)は「都下禿頭会(とかとくとうかい)」、略称TTKのメンバーでした。
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きゃっつ(Kats)⊿ @grayengineer 6日前
『赤毛の概念が浸透していないため』 そうかな? すでに「紅毛人」という言葉が江戸時代にはあったんだけど
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Nasoa @Nasoacollet 6日前
grayengineer 一定数赤毛の人たちがいる、という感覚はピンとこないのでは。 多少濃い薄いはあっても、基本は黒髪だし。
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ティルティンティノントゥン @tiltintninontun 6日前
「四つのナポレオン像」が「四つの乃木将軍像」になったのは聞いていたが…
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manabu,ももーん @mar_manabu 6日前
grayengineer red hairじゃなくてred headedだからわからなかったのかもですね。
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sardanapalus @_sardanapalus 6日前
grayengineer その「紅」って金〜茶色を含んだ色味のことじゃないんかな ブラウン系のグラデーションから外れた「赤毛」とは違うと思う
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okwae @okwae858 6日前
ハゲのこと赤毛って呼んであげれば優しくなるかもしれない
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ゆゆ @yuyu_news 6日前
明治32年当時なら、天然のハゲ以外に「思想によるハゲというか剃り込み(月代)」の人は残存してそうだし、日清戦争(1894(明治27)年-1895(明治28年)年)も終わって「辮髪」も含み、「特定の人々に見られる髪型」のニュアンスがあったとか?
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蒼ウミガメ @aouiae_mgm 6日前
ヨーロッパだと赤毛は差別対象なんですよ。ユダヤ人とか犯罪者とかと同じように人間のクズみたいに扱われたんですね。要するに、人権がない。
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砂手紙 @sandletter1 6日前
赤毛の英雄としては、ジャイアント・キリングで有名なダビデ王がいますけどね。あと、赤毛のアンとそのお父さんも赤毛(スコットランド系の特色みたい)。
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砂手紙 @sandletter1 6日前
「赤毛のアン」の英語版が刊行されたのは明治41年(1908年)なので、「赤毛連盟」より先に出版・邦訳することは無理。おまけに原題には「赤毛」は入ってないし。ただ、アンの子供時代(1890年代)とホームズの活躍期とはなんかかぶってんのよね。
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マー @guro_mi 6日前
これって赤毛がどういう扱いを受けているかっていう文化的な事を読者が理解できないであろうからハゲにしたってことではないのか?ハゲに関しては日本でもダサい扱いされていたし。ちょんまげってハゲて小さくなった髷を馬鹿にしていう言葉だったりとかさ。
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ankou @ankou21ta 6日前
『赤裸』ならぬ『赤頭』という可能性……薄いですかね
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まるい りん @maruirin 6日前
昔の人はすごい設定変えてくるからな。シンデレラも日本で明治時代に翻訳された時に、勝手に「おしん物語」っていう名前に変えて出版してた。
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まーくんZ/黎の軌跡プレイ中/FF11Retysia@ラグ鯖/MGエールストライクVer.RM作成 @machan43 6日前
上の方の広告を見てグラナダTV版(ジェレミーブレッド主演)のBDBOXが欲しくなった。 一応レンタルDVDで全話見たんだが… DVDの時はメディア化されてない話もあったような気がしたんだが…それは入ってるのかな?
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B.A.Y.W.A.T.C.H.E.R. @BYWTCHR 6日前
「赤禿連盟」というパロディを描いていたいしいひさいち先生もびっくりの可能性。
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暮れ色みかん @nana339 6日前
多額の遺産という餌で釣ってるから、この条件だと頭を剃ってまで参加するような連中が大勢でてきそうで、悪人側の狙いからすると労力がかかり過ぎちゃうよなぁw
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yuki🌾㊗️6さい🎉⚔ @yuki_obana 6日前
赤さんからネイキッドなヘッドを思いついたんだろうと推測できるあたり異文化中心設計にするって難しさが分かりますね(´・ω・`)
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れい😋おいしいもの食べたい。 @0rei0rain0 6日前
日本人には赤毛が理解できないから禿頭にした、ってなんかすごいブラックジョークを感じるのは、禿げた人が吸盤相撲やっ足りして笑いに転化してるせい?
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れい😋おいしいもの食べたい。 @0rei0rain0 6日前
日本人は髪が豊かなのは当たり前(遺伝的問題?)らしくて、侍がちょんまげ結えないと引退らしい。お相撲さんもちょんまげ結うのギリギリな人がいたような
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暮れ色みかん @nana339 6日前
後、年齢を考えれば質屋番頭が「禿頭になりたいナア」とぼやいてて、部下の方は条件にあてはまってるのも、部下は若ハゲって事になるんだろうか
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ハイホー @Ho__Hi 6日前
私が見かけた「赤毛連盟」の翻訳はちょっと遅くて明治40年ですけど、「銀行盗賊」という邦題になってました。タイトルで思い切りネタバレしてます。 https://iss.ndl.go.jp/sp/show/R100000002-I000000501714-00/
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マー @guro_mi 6日前
guro_mi 追記。訳者の南陽外史は米国聖公会経営時の立教大学校卒だから赤毛がを誤訳するとは思えないんだわ。あの頃の立教って英語の教師陣は全員アメリカ人のはずで卒業生は英語のレベルは英米のインテリ層と同等のレベルになってるんだよね。
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ハイホー @Ho__Hi 6日前
それと、明治だからって全ての翻訳が「禿頭」「はげ頭」にしていたわけではないですね。「赤毛」と訳されているものもあります。 「赤毛組合」1900(明治33)年 https://iss.ndl.go.jp/sp/show/R100000001-I056761654-00?lat=&lng= 「紅髪組合」1911(明治44)年 https://iss.ndl.go.jp/sp/show/R100000002-I000000518258-00?lat=&lng=
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オタクモドキと化したぜるたん @the_no_plan 6日前
禿頭王というあだ名を持っていた西フランク王シャルル2世だって、剥げていたかどうかは定かじゃないからな
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塩もつ @kwsk_na 6日前
不毛な話よのう、、、💇‍♂️
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hide @samayoumono 6日前
一つ間違えば『赤毛のアン』も『禿頭のアン』と翻案されていたのか…
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フォレックス @Forex_torem 5日前
これが後のボボボーボ・ボーボボに繋がるのである
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ドドルディ @NiXpqR4ckKNmnBG 5日前
また髪の話してる…………
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ゆーま @uma1718 5日前
頭に紐の付いた吸盤くっつけて引っ張り合いしてそう
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かつまた☆いさ(レディ女児ィ📛) @kamiomutsu 5日前
ドラマ版のモリアーティ教授への言及はたしかにめちゃくちゃ唐突だった…。先に原作読んでたから「無理やりねじ込んだなあ…」って思ったよ。
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nob_asahi @nob_asahi 5日前
翻訳者が赤毛を知っていても、読者の大半は「髪が赤色」と言われても想像もできない、黒以外の髪色があるということすら想像できないレベルであったろうから「何とか読者に通じる(違和感なく読み進められる)よう」に誤訳上等で禿頭に置き換えたのだろうな。
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出無精マスク @annoupoteto 5日前
今だと何かしらの差別にあたりそう、赤毛かハゲどちらかはともかく
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= @jibunsenyou 5日前
guro_mi でもこの話って別に赤毛が差別対象であることを知らなくても通じませんか?作中でも赤毛が虐げられてる描写は出てこない。(それとも現代の版では直されてるだけで初版だとあったのだろうか)言われてるように、訳し方がわからなかっただけなんじゃないかと思います
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オルクリスト @kamitsukimaru 5日前
レッドショルダー連盟にすればむせる
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clockgene @clockgene 5日前
当時は面白く翻訳しないと出版できない法律でもあったんだろか
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ぽこ @igashiga 5日前
万城目先生と聞くと某フジテレビ映画を思い出して辛い
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きさら@とろけてる @m_kisara 5日前
jibunsenyou 虐げられてる描写がないからこそ「赤毛は忌避されるもの」って前提がないと「何言ってんだコイツ」感が出ない場面はありますね。まとめ内にある質屋の話なんか正にそれ。
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スマホを操作する烏帽子猫 @sunakoneneko 5日前
ハゲの歌を思い出してしまった…あ~な~た~は髪の毛ありますか(ありますか)ありますか(ありますか~?)
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きさら@とろけてる @m_kisara 5日前
新聞での募集に疑問を持たれず、ターゲットからの訴えをまともに聞いて貰えないって事を織り込み、かつターゲットを安全に一本釣りできるのが、赤毛同盟のトリックの最大のポイントなんだよね。 だから日本人の感覚における赤毛ではダメで、多少弱いけどハゲが選ばれただけだと思う。
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マー @guro_mi 5日前
m_kisara「店員のスポールディング(クレイ)がウィルスンに「赤毛組合」のことを説明する際、百万長者だった赤毛の男は自分と同じ赤毛の人々に深く同情しており、赤毛の人々を支援する目的で「赤毛組合」を創立したのだと語っている。」ってWikipediaの赤毛組合のページに出てた。ってか赤毛じゃニュアンスが伝わらないからハゲにしたってそのページに書いてあったわ。
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alan smithee @alansmithy2010 5日前
kamiomutsu 逆にあれをやっとかないと「最後の事件」で唐突にモリアーティが登場することになるのでテレビ的にはしゃーないかという感じだし、画的には暗躍するモリアーティがパジットの挿絵を上手く再現してたので個人的には差し引きokとしている
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crea555でした。 @crea555 5日前
ここで言う「赤毛が分からない」というのは、(当時の)日本では欧州における赤毛への差別という前提が分からない、という話ですな。それがないと赤毛連盟が、何故か自分と同じ髪色の人を支援する変な組織になる。被差別からの互助組織、というリアリティがあるから詐欺として成立するわけで。
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Pola @Pola_terzo 5日前
「好まれない身体的特徴を持つ人が集まって大金をもらえるという不思議な倶楽部がある」という小説の本意を読者に伝えるという観点からすれば、赤毛をハゲ頭や刺青、全裸にするというのは悪い翻案ではない。
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yonaki @yonaki11111 5日前
【赤心】飾りのない、まごころ。 →【赤頭】”飾り”のない、そのままの頭げふんごふん。
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砂手紙 @sandletter1 5日前
guro_mi まあ日本人だったら、赤毛より禿の人同士の連帯感のほうがわかりやすいですね。
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砂手紙 @sandletter1 5日前
全裸同盟…悪くない…全裸で百科事典を書き写すとか。
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ぶんぶく @bunbukuultra 5日前
海外のようわからんものを国内の既存のものに置き換える翻訳は、児童書では特によくある話。有名所ではナルニア国物語のターキッシュディライトをプリンにした訳。翻訳者いわく、ターキッシュディライトは馴染みがないからあえてプリンにしたとのことだけど、手づかみで食べるシーンがあるから気付くと違和感出るんだそう。他にもマカロニを肉入りうどん、プラムプディングを脂身のお菓子と訳したりと…訳者の苦労が忍ばれます。しかし、赤毛を禿にするのはなかなか妙訳というか、なんか凄すぎるw
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ふじむら藤村 @RvxU5eJUWEIsyP1 5日前
NHKの「おしん」がシンデレラの翻案だったのかと一瞬思っちゃって微妙に納得してしまったではないか。
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B4たかし @b4takashi 5日前
aouiae_mgm その背景を知ると、「見下されることが少なくない」という意味で名訳とも思えますね。日本で赤毛と言われてもそういうニュアンスは伝わりませんし。
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