引用bot「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著

yasuyuki@Rust&WASM推し。 @yasuyukima

引用bot起動。「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著から。

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子どもの教育に関心のある意識の高い親であればこそ「わが子だけ」ではなく世の中のすべての子どもの未来に意識を向けてもらいたいのだ。「わが子のよりよい人生」ではなく、「わが子が生きていくよりよい社会」へと目を向けて欲しいということである。広田照幸氏「なぜ勉強させるのか？」諏訪哲二著

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教育を、わが子が他者に勝つための手段としてではなく、わが子が他者に役に立つ存在になるための過程だと意味づけて欲しい。広田照幸氏「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著

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私も広田氏とともにひとは他者に勝った時に幸せになるのではなく、他者に役に立つ存在になった時に幸せや生き甲斐や永遠を感じるのだと訴えたい。「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著

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これこそ他の国と比べて私たちの社会に欠如しているものであり、ひとが生きることの真実を表現しているものと確信する。そしてこれこそが教育再生に必要なエートス、精神であると信じる。「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著

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子どもや生徒が「どうして勉強しなければいけないのか？」と質問することもあろう。その子どもの問いかけ真意によって、様々な応答が考えられる。その時に大事なのは、「本当のこと」を答えようとしないことである。「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著

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私たちに「本当のこと」はわからないし、仮にわかったとしても子どもに説明することや納得させることは出来ない。「そうすることがあなたの利益になる」で納得してくれれば幸いである。「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著

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私たちおとなも、生きることや学ぶことの意味を探りつつ生きているのである。その私たちが質問のたびに毎回人間の真実を伝えることなどできないし、必要もない。おとなたちが人間の真実をわかっているわけでもない。「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著

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「私はそのことを知らないが、きっと神は ご存知であろう。」というキリスト教徒の答えは正解に近いのではなかろうか。近代にも「信」は必要なのである。近代は全てを解明出来るような錯覚ごあるのは、日本人だけではないか。「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著

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世界を見回しても社会システムに宗教を欠いているのは日本だけである。日本以外ほキリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンズー教、そして儒教ごあきらかに社会システムを構成している。「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著

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ここ日本は、近代人の孤独を救ってくれる宗教を欠いている。すなわち自分のことは自分で考え、自分で解決すべしという純化された近代社会であるとも言える。子ども、若者にはつらい社会なのである。「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著

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教育は、子どもの個性を「伸ばす」ものと通常考えられているが、別の見方からすれば、近代社会に合うように子どもを「縮める」ものともいえる。「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著

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教育は子どもの自然性（自由）を一度大きく否定するものである。子どもの自由や欲望に従って好きに歩かせようとするものではない。教育は子ども（自然）を社会（文化）と結びつけようとする営みである。「なぜ勉強させるのか？ー教育再生を根本から考える」諏訪哲二著

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引用bot終了します。これから幕張メッセにむかいんぐ！