聴いたアルバムまとめ(2021年11月)
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Weezer/Hurley ウィーザーの8th。やはりウィーザーは安定して良いな、と思わせる一枚。前後作を聴いていないのでこの頃のウィーザーの方向性は正確に掴めないが、初期からの乖離という点では正当かつポップに進化しているなと感じた。オルタナというよりはパワーポップな一枚。
2021-11-01 14:32:32Traffic/John Barleycorn Must Die トラフィックの4th。過去3作に比べるとグルーヴが明らかに異なるアルバム。ジャズロックやプログレに寄りつつブルースやソウル、ブリティッシュトラッドの要素を持つ楽曲が多く非常に好み。名盤として名前が上がるのも頷ける一枚。
2021-11-01 15:57:45Brian Eno/Another Green World ブライアンイーノの3rd。ミニマルでプログレッシブな作品。エレクトロに分類されるが、聴いてる感じはエレクトロ感は強くない。それよりも所々のベースの動きが目立つ。チャップマンスティックなのかと思ったらフレットレスだった。
2021-11-01 21:27:32Fleetwood Mac/Rumours フリートウッドマックの13th。めちゃめちゃ売れた。サウンドは感傷的なソフトロックという印象。うーん、あんまり刺さりはしなかったかも。T1は結構好き。
2021-11-05 21:43:31D'Angelo/Voodoo ディアンジェロの2nd。ネオソウルの代表作?らしい。面白いのはリズムとサウンド、隙がありそうで全く隙のないタイトなリズムに非常に纏まったホーン、ギター、そしてボーカルやラップが乗る。それらが単独行動しつつ同じ部屋の中で一つの音楽として鳴っているような感覚が新鮮だった
2021-11-05 21:43:48B.B.King/Live at the Regal B.B.キングの65年発表のライブアルバム。まさに名人芸。喋る様なギターと歌、Tボーンウォーカーから続くエレキサウンドのブルースの究極系が鳴らされている。
2021-11-05 21:43:59The Apples in Stereo/Fun Trick Noisemaker アップルズインザステレオの1st。90年代オルタナと60年代サウンドがいい塩梅で混ざっている。フィルスペクターを思わせるウォールオブサウンド的な作りで、ボーカルがあまり前に出ない感じなのもいい感じ。
2021-11-06 13:50:35鈴木雅之/She・See・Sea 鈴木雅之の7th。全体的にファンク調でゴージャスでセクシー。T1がめちゃめちゃハードオフの店内BGMに聞こえるんだけど、これって俺だけ?T4がやはり名曲。
2021-11-06 13:50:53Ben Folds Five/Whatever and Ever Amen ベンフォールズファイブの2nd。メジャーレーベルからの初リリースでもある。個人的には 1stが良過ぎて本作は一枚落ちるなという感じだが、内容としてはポップかつ繊細で非常に練られている。
2021-11-06 13:51:05The Apples in Stereo/The Discovery of a World Inside the Moone アップルズインザステレオの4th。オルタナ感が抜け、非常にポップになった印象。多分ホーン隊がいい仕事をしている。T1,T7がめちゃめちゃ良い。全体的にアコースティックな曲も増えた。
2021-11-09 08:08:38DJ Shadow/Endtroducing..... DJシャドウの1st。サンプリングのみでアルバムを作るという人間離れした所業を初めてやってのけた一枚。トリップホップの一派に近しいサウンドながら、独自の世界観を構築している。T3がノリノリで好き。
2021-11-09 08:09:12The Apples in Stereo/Velocity of Sound アップルズインザステレオの5th。急にめっちゃオルタナパワーポップ。個人的には前作の具合の方が好みだが、シンプルなバンドサウンドの中でもキャッチーな曲運びがされているのが良いと感じた。
2021-11-10 15:01:55Chicago/The Very Best of Chicago: Only the Beginning シカゴの2枚組ベストアルバム。なっっっっっっが。2枚で2時間40分あるって何なん。シカゴの活動期間を包括するにしてももう少し削れないのか。1枚目はブラスロック然とした軽快でグルーヴィーな内容。2枚目は80年代らしいロックバラードが多め。
2021-11-12 08:28:47The Apples in Stereo/Science Faire アップルズインザステレオのコンピ。1st辺りの2枚のEPと未発表曲を含めた13曲を収録。ちょっと演奏が雑というかフリーキーというか下手。パンクと見なせば全然聴けなくはないがオリジナルアルバムとの差が激しいと感じた。
2021-11-12 08:32:41The Rolling Stones/Hot Rocks 1964–1971 ローリングストーンズの71年のベストアルバム。ローリングストーンズ初心者はこれを聴けと言わんばかりの最高のラインナップ。2枚で1時間半無いくらいの尺が丁度いいのよ。ローリングストーンズが好きになれる一枚だと思う。2枚目のT6がライブ版なのが最高。
2021-11-12 08:47:49The Smiths/Meat Is Murder スミスの2nd。1stと比べるとエフェクティブなサウンドでジャンル幅の広い演奏となっている。個人的にはT6がめちゃくちゃ好き。T1も良い。T1はレディへの良カバーがYouTubeに落ちてるので要チェック。
2021-11-19 12:54:52サザンオールスターズ/熱い胸騒ぎ サザンオールスターズの1st。デビュー曲にして代表曲の一つである派手派手なT1で始まる。若さによる勢いと力量で様々なジャンルをポップスとして昇華している。サザン及び桑田佳祐のルーツを探ることのできる一枚。T9がリトルフィート過ぎて好き。
2021-11-19 13:34:37B.B.King/The Jungle B.B.キングの67年作品。ファンの間では本作が最高傑作という人も多いらしい。67年リリースだが録音自体は61年頃のものらしい。バンドグルーヴとしては重ためのブルースだが、それを感じさせない語るようであり熱くもある歌と線が細いがセクシーなギターが最高。
2021-11-19 22:53:09The Smiths/The Queen Is Dead スミスの3rd。スミスのパブリックイメージを決定付けた代表作。前作よりサウンドの派手さを絞り、哀愁のある内省的なサウンドが特徴的。T5~7の流れは秀逸。またT9は名曲。アイロニカルかつある種の絶望感的な美しさがアルバム全編で貫かれている。
2021-11-19 22:54:28THEE MICHELLE GUN ELEPHANT/THEE GREATEST HITS ミッシェルガンエレファントの2009年ベスト盤。中学生の時に担任の先生がくれた本作が私の人生を大きく狂わせた。トラッドかつキャッチーなロックンロールを、ザクザクと刻むグルーヴで振り回す様は圧巻。ミッシェルの入門盤に相応しい一枚
2021-11-19 23:02:28Al Green/Let's Stay Together アルグリーンの4th。R&Bの名盤リストに入りがちな本作。キメキメなのかなと思って聞いてみたが案外ふくよかで緩々としたグルーヴで聴きやすかった。しかしコレ!と言ったトラックが個人的には無かったので2回聴いたが残ったものは薄い。
2021-11-20 14:40:01Oasis/Oasis Knebworth 1996 オアシスの96年のネブワース公演のライブアルバム。当時は人気や楽曲面もなのだが、コンディション面に於いても絶頂期となっている。めちゃくちゃ良い声とめちゃくちゃ良い演奏に1時間40分殴られて幸せになれる一枚。MCがカットされているがそれを感じさせない編集が秀逸。
2021-11-20 14:41:13The Smiths/Strangeways, Here We Come スミスの4thにしてラストアルバム。終わりを感じさせる暗さとサラッと感が何とも不気味。スミスの他のアルバムに比べるとアルバム内での各楽曲の纏まり方が綺麗に感じた。
2021-11-21 16:32:43サザンオールスターズ/稲村ジェーン 桑田佳祐が監督した同名の映画作品のサウンドトラックでありサザンオールスターズの10th。サウンドトラック内で映画を観るというなかなか斬新な発想が面白かった。サザンのライブセットリストに多く採用されるT2やT6が収録されている。
2021-11-21 16:40:23Steely Dan/Can't Buy A Thrill スティーリー・ダンの1st。後の作品に比べると雑多な印象はあるが、リズムパターンやコードの取り方などこの頃からスティーリー・ダンらしさは全開である。他アルバムより都会らしさよりも郊外感を強く感じる。
2021-11-26 17:35:17