"日本の政治史をふりかえると、政策的な「大失敗」はつねに「拙速」の結果"国境のない世界経済に組み込まれた「スピード感のある決断」、「拙速」を尊ぶ風潮は財界もあるよね|「まったなし」を待っていただけないでしょうか。 (内田樹の研究室) http://t.co/iuAFvy5
2011-08-30 13:46:27承前"欧米諸国では「政策は誤る可能性が高い」ことを前提にして、政策を起案""制度改革に際しては「どうしたら大失敗するか」についてのシミュレーションにまず時間を割く"
2011-08-30 13:47:26承前。"日本の官僚や政治家は、「どういう要素によってこの政策の成功は妨げられるか」という問いを吟味することを嫌う""統治者は無謬であらねばならない」というありえない条件に、彼らが取り憑かれているから"
2011-08-30 13:48:43承前"おのれの無謬性を強調しようとする人は「これまで自分が犯した失敗とその被害・これから犯すかもしれない失敗とその被害」を過小評価""これまで犯してきた失敗のすべてに共通するパターンがあるのではないか?」というもっとも生産的な問いが封殺"
2011-08-30 13:50:42承前。"「無謬性」を競う環境においては、プレイヤーたちはその意思にかかわらず、「自分が失敗するかも知れない」蓋然性をできるだけ切り下げて考え、語り、やがて信じる"
2011-08-30 13:50:54リスク回避志向で有ろうと思われる欧米の政治家・官僚機構も利益誘導の前には希望的観測の改革が行われて盛大に失敗する事もやっぱり多々有るんだけど、リスクの把握・検討はしないよりはした方がいいよねぇ…。
2011-08-30 13:54:24"有事の際にのみ役に立つヘリとカメラマンを「コスト」とみるか「資産」とみるか。メディアなり、あるいは企業なり、政府なりのリスクマネジメントが問われる"|なぜ日本人はリスクマネジメントができないのか?:日経ビジネスオンライン http://t.co/XyWjjhC
2011-08-30 14:01:59リスクマネジメントって臭い物に蓋ではなく、その逆に臭い物を覆う蓋をこじ開けて、その臭い物の形状・匂いを仔細に観察して対処すると言う不愉快な事をするって事だからなぁ。聖域を許さない行為。
2011-08-30 14:03:51相手を思いやる、礼節を弁えて相手を人間として扱う、人間の尊厳を理解し尊重するって、或る意味最強の組織防衛のリスクマネージメントに成る。
2011-08-30 14:12:04日本の初等教育では礼儀作法を単に目上の人間を敬う行為程度にしか意味合いを教えないからな。狭い地域社会・学校等の顔見知り同士の内輪社会の意味合いしか教えない。礼儀作法・挨拶と言うのは全く顔見知りでない外部世界で生き延びる為の危機管理手法なんだけど…。
2011-08-30 14:14:03顔見知り同士ばかりではないTwitterの様な場所だと挨拶が西欧的にフランク・簡素になる現象も実に興味深い。勿論西欧英語圏発のWebサービスってのもあるけど、屋上屋を架す冗長な礼儀作法・挨拶は却って無駄・有害って言う利用者同士のリソースを喰わない生活の知恵的なものが根付いている
2011-08-30 14:16:09