- toshi3636_1
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先日リツイートしたけれども、SNLにビリー・アイリッシュが出たときのスケッチ、とても良かった。となりの建物の中にひとりでさびしくクリスマスディナーをたべている女の人を見つけて誘うんだけど、そこからの展開が・・・(笑)
2021-12-14 07:20:18偏見や差別を笑いにすることの意味は、それがメタ認知できて、開放されるからで、そのようなリテラシーが笑いの文化の中にとぼしい国や地域では、ひとびとが偏見や差別から開放されるのがより困難になる。
2021-12-14 07:21:09SNLのスケッチでは、となりの建物にひとりさびしくいると思われた女のひとがいろいろアレなことを言ってきて(書いてきて)、それをビリー・アイリッシュが受けてでもすなおに返すのがよくて、コメディではビリー・アイリッシュ的な存在は重要である。
2021-12-14 07:22:02コメディの文法では、差別や偏見をもったひとがコミカルに描かれるとともに、人間としてあたたかくど真ん中の存在も大切で、SNLのスケッチではビリー・アイリッシュがそれを演じていて、彼女のキャラクターにも合っていたし、全体として効果をあげていた。
2021-12-14 07:22:54ところでコメディといえば、Netflixで12月24日?から公開されるDon't look upもほんとうに楽しみで、批評性のある笑いというのはこのようなものであるというひとつの典型だと思う。劇場でもやるらしい。
2021-12-14 07:23:36Don't look upは、科学者が地球に小惑星が衝突しようとしていることを発見して警告を出すのだけれども、政治家もメディアもジョークだと思ってまともに相手にしない。その間にも徐々に危機は迫ってきて・・・現代社会のさまざまな問題のメタファーである。
2021-12-14 07:24:42M-1を始めとする日本のお笑いは、同化圧力の下でのひとびとの間の過剰な干渉をおもなインスピレーションの源にしているように見える。それは少なくとも日本では成立するマーケットかもしれないけれども、以上に見たようにコメディの宇宙ははるかに大きく、それは日本では手つかずのブルーオーシャン。
2021-12-14 07:26:00