茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2654回「堀江貴文さんとイーロン・マスクさん」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２６５４回をお届けします。文章は即興で書いています。本日は、感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

昨日、堀江貴文さんとZATSUDANの企画でお話した。いつも堀江さんのお話は面白い。昨日は特に、ステーキやハンバーグ、牛丼、焼き肉などの食事ジャンルが食肉処理の文化とどのように連動して生まれてきたかという話が面白かった。

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堀江貴文さんと話すたびに思うのは、一つひとつの行動の向こうに論理や分析があるということである。直感的に動いているように見えて、実は緻密なロジックがある。その点は、イーロン・マスクさんと似ている。

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イーロン・マスクさんの話をTEDで生で聞いたときに、司会のクリス・アンダーソンさんが質問したときにマスクさんがとまって頭の中で定量的な計算をしてからこたえるのがとても印象的だった。マスクさんの仕掛けたものの背後にはいつも論理と分析がある。

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電気自動車もそうだし、ハイパーループもそうだろう。仮想通貨に対するスタンスの背後にも、投機を含めて、マスクさんの計算があるものと思われる。その論理にアニマルスピリットが加わって一つひとつの行動につながっている。

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TEDでのマスクさんの発言で印象に残っているのは、「空飛ぶ車」が都市部における移動のソリューションとして「ない」と即座に断言したことで、そのかわりマスクさんが提案したのが地下のトンネルを車が移動するboring companyの構想だった。

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堀江貴文さんにしろ、イーロン・マスクさんにしろ、一見感性で動いているように見えてほとんどの部分は論理で構築されている。動く原動力という意味でのanimal spiritsは必要だが、そのナヴィゲーションはロジックと分析で行われていなければ道に迷う。

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以上、連続ツイート２６５４回「堀江貴文さんとイーロン・マスクさん」をテーマに６つのツイートをお届けしました。