- CLY__Mizuki
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シャカミス(社会人ミステリ研究会)公式アカウント ◆入会したい、活動内容が気になる、という方は会員かこちらのアカウントまで連絡をください ◆ブログ→ shakamys.seesaa.net ◆YouTube → bit.ly/3rVL5eN
概要
今年が初の試みですが、シャカミス内でのミステリランキングを行うことにしました。 シャカミス会員に面白かったミステリを10作選んで投票してもらいました。 #シャカミス
2021-12-19 19:29:18投票の決まりは以下のようになっています。 ①ミステリの定義は個々に委ねます。 ②投票の対象となるのは、奥付の発行年月日が2020年12月1日〜2021年11月30日の作品です。 ③10作品は、国内・海外を問いません。 (続く)
2021-12-19 19:30:05④投票は、基本的に1位15pt、2位14pt、……10位6ptで集計します。順位なし同率の場合、全作品10ptずつとなります。 投票数が10作品に満たない場合、全作品10ptずつとなります。 ⑤投票期間は2021年12月18日(土)23時59分59秒までとしました。 (続く)
2021-12-19 19:30:329位(同率)
同率9位(36pt) 『あと十五秒で死ぬ』榊林銘 ・十五秒。人間のほとんどが体感したことのある瞬間に、この世でもっともまっすぐ向き合った作品の一つ。収録された四篇の十五秒がどれも違ってどれも面白い ・サスペンスが光る表題作と「首が取れても~」は設定のストーリーへの活かし方が光る秀作。
2021-12-19 19:36:09同率9位(36pt) 『時は殺人者』ミシェル・ビュッシ ・ストーリーテリングの魔術師、ビュッシの真骨頂 ・こんな話だったの!?過去の事件がどんどん姿を変えていく。ページを繰る手が止まらない
2021-12-19 19:37:018位
第8位(46pt) 『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬 ・国内作家が書いたという感動と衝撃。しかもデビュー作。目が離せなくなる作品 ・敵とは何なのか。それが明かされたとき、語られてきたすべてが一点に集約する。忘れられない瞬間がここにある ・最初から最後まで最高な小説。今年の国内で一番の収穫
2021-12-19 19:38:017位
第7位(58pt) 『メルカトル悪人狩り』麻耶雄嵩 ・相変わらずの麻耶みの切れ味抜群な短編集。『メルカトル式捜査法』では行き着くところまで辿り着いた感 ・簡潔なストーリーながら挑発的な技巧、切れ味鋭いロジックを味わえる。「名探偵の自筆調書」と「メルカトル・ナイト」が私的ベストです
2021-12-19 19:39:596位
第6位(63pt) 『征服少女 AXIS girls』古野まほろ ・膨大な伏線に支えられた謎を、連鎖的に解決できる構成が巧い ・この作品以上に伏線があるミステリを知らない。怒涛の解決編はもはや神の領域である ・煽りなく「すべてが伏線」。細部まで伏線を張りつつ読者に気づかせない手腕とその労力に脱帽
2021-12-19 19:42:074位(同率)
同率4位(65pt) 『或るギリシア棺の謎』柄刀一 ・執拗な別解潰しが本格として魅力的。 ・クイーンファン必読の国名シリーズオマージュ。 読めば垂涎のロジカルに酔いしれること間違いなし! ・本格ミステリの楽しさ面白さがすべてつまった作品。探偵美希風の濃厚なロジックによる推理は圧巻
2021-12-19 19:45:07