岡田斗司夫の公開読書「アオイホノオ」島本和彦（10.05.01）

@ToshioOkada

#otakingex 仲間たちと梅田にスターウォーズ２「帝国の逆襲」を見に行くエピソードで一巻は終わり。無駄に熱くて無駄に空回りな青春期は、なんだか切なくて笑える。

@ToshioOkada

#otakingex 第二巻。前巻のラストで憧れのトンコ先輩が彼氏といるところを見てしまった焔！部屋に来てくれたトンコさんに「今日は夜までいてください」「ええよ・・」というリア充展開。しかし場が持たず、焔は8ミリ映画版宇宙戦艦ヤマトの上映会をしてしまうのだった・・・

@ToshioOkada

#otakingex そしてついに！友人の一人が名機ソニーベータマックスJ9（ビデオデッキ）を買う！高橋留美子が青年誌に挑戦する！新しい時代がはじまって、でも焔はあいかわらず置いてけぼりをくらったままだ。どうする？焔？するとど～～～～～んと見開きで！！！

@ToshioOkada

#otakingex 宇宙海賊キャプテンハーロックを丸々うつした見開き大ゴマ！このハーロックと背景が、もうとんでもなく上手い！松本絶頂期のように上手い！いつも決めゴマは他人のキャラ！それでいいのか島本和彦！それでいいのか、焔燃！

@ToshioOkada

#otakingex 高橋留美子も大人向けマンガを描いた。ハーロックも「男なら酒を飲め」という。焔は大人になるため、飲めない酒を飲む練習を決意。もはや何マンガかわかんないけど、もう目が離せない！

@ToshioOkada

#otakingex 白眉は2巻１００P～１０２Pの「サイボーグ００９」のOPアニメ解説！すごいよ、未見の人は絶体に、まずyoutubeでもなんでもいいからOPアニメを見て、「なぜこのOPはこんなにカッコいいのか？」を自分なりに分析してからマンガを読もう！ここまでやるのが分析！

@ToshioOkada

#otakingex サイボーグ００６の能力は「口から火焔放射」。しかし作画をよく見ると「口と火焔の始点がわずかにずれている。それは・・・」「００３の能力は超呼応感度のセンサー＆レーダーになってる目と耳。しかしアニメではそこをいっさい表現せず振り返って微笑むだけ。なぜか・・・」

@ToshioOkada

#otakingex 二巻11章。山賀博之の部屋で宮崎ルパン（死の翼アルバトロス）を見る庵野。宮崎駿の素晴らしさを力説するも、山賀には通じず。山賀はもともとアニメファンではなく映画ファンだったので理解してくれない。同時刻、焔もまたトンコさんに宮崎ルパンの素晴らしさを説明できない

@ToshioOkada

#otakingex これ、当時のアニメファンの葛藤そのもの。「なにかとてつもない革命が、アニメの世界で起きている！」と感覚的にはわかってるんだけど、それを言葉に出来ない。言葉に出来ないから、普通の人はその違いを「ちょっと面白い」としか感じてくれない。

@ToshioOkada

#otakingex 作家・島本和彦は同時に「アニメやマンガを語る人」でもある。「面白さ」を見分けるために、自分の中で再構成再生産するためには「言語化」が絶体に必要。でもその時代、まだアニメを言語化できる「批評」は生まれてなかった。作家が「批評」の必要性を描いた珍しい例

@ToshioOkada

#otakingex 二巻の後半、ついに焔はトンコに宣言する。「いよいよ東京の出版社に持ち込みします」「準備は・・・完了しました！」　盛り上がる展開！励ますトンコ！それどころか「あ、でも焔くん人気マンガ家になったら学校辞めてしまうんかな～」とまよわすセリフ。悪魔だよこの女！

@ToshioOkada

#otakingex 見つめ合う二人。沈黙を先に破るトンコ「あ・・準備できたんやったら見せて欲しいな、マンガ」「できた？」　と問うと焔は「いいえ・・」「できたのは・・・心の準備です！」

@ToshioOkada

#otakingex 「心の準備は完璧です！」「・・・すごい。焔くんの目、輝いてる！ホンマに完璧なんやね！」「あ、でも焔くんが遠くに行ってしまう」「大丈夫です！」という読者を笑わせたりイライラさせる漫才で、もうそろそろ二巻も終わりだよ！どうなっちゃうの、このマンガ!

@ToshioOkada

#otakingex 「空手のできるマンガ家になりたい！」と思った焔。「空手バカ一代は好きだけど、空手は本当にできなくてもいい。気分だけでいいんだ。空手ダンスでいいんだ」と失礼千万なことをいいながら町道場をのぞく。「あの小学生なら勝てる！空手マンガしか読んだことのない俺でも！」

@ToshioOkada

#otakingex 道場の事務室では女の子がコピーを取っていた。女の子とコピー機！いま喉から手が出るほど欲しいものを両方ならべられて、焔はその場で入門を決意。しかし小学生相手の道場でも練習は当たり前だけど厳しく、マンガ描く時間もないほどに疲れ果ててしまう・・・

@ToshioOkada

#otakingex と、ここまでで2巻は終わり！

@ToshioOkada

RT @thinkhand: 表現者が批評家を内在するという指摘は、確か佐々木敦氏の著作にもあった。QT #otakingex 作家・島本和彦は同時に「アニメやマンガを語る人」でもある。「面白さ」を見分けるために、自分の中で再構成再生産するためには「言語化」が絶体に必要

@ToshioOkada

そう、けっきょくまだマンガ描いてない！ｗRT @nyanzoukun: 結局まだマンガ書いてないwwRT @ToshioOkada #otakingex と、ここまでで2巻は終わり！

@ToshioOkada

#otakingex 「アオイホノオ」最新刊の三巻、ついに焔は友人と新幹線で上京！小学館に持ち込みに行く！しかし・・・まだ原稿は完成していない！ｗ

@ToshioOkada

#otakingex 石森章太郎に憧れる焔は、雑誌やテレビで紹介された「喫茶店でマンガを描く」という行為に憧れて真似をする。しかし単に気まずく、原稿もはかどらない。

@ToshioOkada

#otakingex 宿泊先のユースホステスに帰ると、同室の二段ベッド上にはすごい美人！ご都合展開です。この人もトンコさん同様、マンガにはちょっとだけくわしいけどマニアではない。少年ビッグコミックを見せたらあだち充の新連載が！「どんなマンガ？」と聞かれた焔の答えは・・・

@ToshioOkada

#otakingex 「みゆき、という連載で・・・」「みゆきという名前の彼女と、同名の妹がいて・・」「どっちと付き合うか付き合わないか」「つまり・・・」

@ToshioOkada

#otakingex 「いつものような話です！」

@ToshioOkada

#otakingex 「ふ～ん、いつものような話か～」と妙に納得してくれる二段ベッドの美女。「え？今ので通じた？」「というより、今の説明でいいの？」と悩む焔に彼女はたたみかける　「で、これ　面白いの？」　焔は「え、いや・・」

@ToshioOkada

#otakingex 「まあまあですよ！」「なんだ、まあまあか！」　これだけで第一話、終わっちゃった！