盛りに盛った成長予測で株価も盛りまくってたレノバさん、絶対に負けてはいけない洋上風力の事業者選定で完全敗北。今後の株価は……

レノバさんはスーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック割高銘柄

レノバってどんな会社？

再生可能エネルギー施設の開発事業。太陽光、風力、バイオマスなど発電を拡大。

今はやりの、電力自由化や再生エネルギーといった国策ど真ん中銘柄であり、投資家たちのSDGs重視の傾向もあって投資家から超絶人気があった企業です。

コロナ前からクソ割高銘柄だったけどコロナショック後さらに買われて時価総額が最大で約9倍に。営業利益が50億以下なのにピーク時には時価総額が5000億に達するレベルまで買われていた

売上2000億、営業利益46億でありながら経常利益は130億となっており、さらに今期の大型受注はほぼ確実という計画のもとに投資家にアピールを行っていた。

「超高い成長率」を現時点でも時価総額が3600億まで買われており、電力会社でありながらピーク時はPER100倍、PBR15倍というバブル状態になっていた。

11月10日の時点で、レノバの計画に関して疑義を提示するnoteもすでに描かれていた。

なぜレノバが本件の事業者として不適切と考えるかその理由は3つあります。

1　資本力が足りない
2　知見が足りない
3　風車の信頼性に疑問が残る
4　バックアップ電源を持たないフリーライダーである
5　会社の姿勢が近視眼的である

さらにレノバが出している決算書の数字は（合法だけど）未実現の利益を先取りしまくっており、企業実態から大きく乖離していたので実際はさらに割高だった

レノバ社の自己資本は130億円程度嵩上げされていると見るべきでしょう。現に日本基準で会計処理が行われていればそのようになるはずです。したがって、直近の決算書における親会社の所有者に帰属する持分293億円のうち、130億円は除外して考えるべきです。

過剰に将来への期待を煽り投資家を誤認させることを企図したような決算資料の作り方をする会社である、というのは認識しておくべきかと思います。

ついに審判の日。三菱商事系が全取り

レノバ　・　コスモエコパワー　・　JR東日本　・　東北電力
Jパワー　・　JERA　・　エクイノール
ユーラスエナジー　・　日本風力開発　・　オーステッド
中部電力　・　三菱商事パワー　・　ウェンティジャパン
九電みらいエナジー　・　RWE Renewable Japan