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時系列
2021 インカレ準決勝 白鷗vs筑波 時系列レビュー 筑波が終始手を焼いたのがこの白鷗のHard Showディフェンス。 オフボールDがカバーしつつ、白鷗のアスレチックなビッグマンがきちんとハードにShowからのReturnを徹底するコンセプトに対して、筑波のカウンターがかなり遅れていた。 pic.twitter.com/IOPXC9YVSs
2021-12-25 20:40:19一方の筑波も、白鷗#52 グロリダのPost UpにBaseline Doubleで対応。 グロリダもEscape Dribbleで難を逃れようとしたがパス先が見つからずターンオーバー。 ここで白鷗は遠くに広がるのではなく、ネイル辺りのGapに1人入るのが望ましい。 Gapに入れば御の字だし、そこを絞らせて他に出す手も出てくる。 pic.twitter.com/Z2biCp4GL9
2021-12-25 20:53:49白鷗のHard Show & Returnに対する、この筑波のShake (Roll & Replace)はOK。 その後の筑波#92 中田のコーナーからのTagging Up OREBも渋い。 pic.twitter.com/GZiQO9T3MH
2021-12-25 21:04:52Tagging Up については以下記事参照のこと: mbtr.hatenablog.com/entry/2021/01/…
2021-12-25 21:05:31筑波のStaggerにおける攻防 ・白鷗#2のTop Lockに合わせて、白鷗#66が“あらかじめ”リム側を塞いでBackdoorをカバー。しれっとやってるけどかなり高度なDF。 ・筑波#92の謎ドリブル。最初から素直に#7のChase Step-upを使えば良かったのでは? 時間も不足しタフショットに終わる。 pic.twitter.com/W1EAbsFFHb
2021-12-25 21:20:13この筑波のHard Show Attackingもイマイチ。 Hard Show Attackingでコアになるのは、Hard Showの後にビッグマン同士、筑波#75 井上 vs 白鷗#52 グロリダのリムに対する上下関係が一時的に逆転するところであって、その脆弱性を利用しないで攻めるのはいかにも非効率になる。 pic.twitter.com/MU0VpPRw3H
2021-12-25 21:26:33あとこのシーンに限らず気になるのは、筑波#75 井上がアウトサイドに開くシーンがやたら多いこと。 リム周りに拘ってプレーしないとせっかくのフィジカルが持ち腐れに映る。 twitter.com/MBTResearch/st…
2021-12-25 21:28:24筑波のHard Show Attacking未だ迷走中。 ・筑波#75は何故Pop? Short Rollの方がキャラクター的に合いそうな局面。 ・仮に#75にPopさせるなら、その一つ向こうの#34はカッティングするのが無難。Pop & Dive = Cut the Popの形。そうしないとこのシーンのようにStuntで乱されてしまう。 pic.twitter.com/phEn0Dl07F
2021-12-25 21:53:12Pop & Dive = Cut the Popについては以下を参照: youtu.be/0RysJunUMGI
2021-12-25 21:53:47筑波のPoorなHard Show Attackingは続く: ・白鷗#45がShowで浮いた瞬間に筑波#75がShort Rollというのが定石。(筑波#34も『なんでRollしないの?』のジェスチャー) ・続く再びのBSでも筑波#75はまたPop。Short Rollで受ける絶好のスペースが無駄に終わる。 pic.twitter.com/PROR5yclOr
2021-12-25 22:00:57BlitzやShowに対する"Shallow" Short Rollについては以下を参照のこと: "Too Deep" Short Roll Error & "Shallow" Short Roll vs Blitz youtu.be/IpM_GUf1BRk
2021-12-25 22:01:32筑波のこのHard Show Attackingも、全くダメとは言わないけど、ビッグマンの位置的優位は活かせてない。 Hard Showでリムプロテクターが外に出てる分、裏でBack Sealを取るとか、Clearoutを取ってAngle Change Driveさせるとか、色々やりようはあるはず。 pic.twitter.com/9qNU9d2eGy
2021-12-25 22:07:26参考: Hard ShowないしBlitzに対する、Angle Change Drive & PNR Clearout pic.twitter.com/PBrxnoQZXy
2021-12-25 22:11:43白鷗の面白いオフェンス。 Double Drag → STS Throwback → Single-Side Bump Action (Shake) pic.twitter.com/ZDkuaQjRbi
2021-12-25 22:17:51白鷗の惜しいオフェンス。 筑波のHard Showに対してRe-Screenで対応してセパレーションを創出。 キックアウトをインターセプトした筑波#34が上手だった。 インターセプト回避のバウンスパスや、一旦ドリブルアウトしてからのパス&スクリーンなどが選択肢か。 pic.twitter.com/0O7mwhP9DK
2021-12-25 22:26:38バウンスパスの効用や運用法については: バウンスパス(bounce pass)の有効性と実例 - mbtr.hatenablog.com/entry/2018/11/…
2021-12-25 22:29:12ドリブルアウトしてからのパス&スクリーンの例: Screen Gap Help: pic.twitter.com/hSFF3N0AkG
2021-12-25 22:30:50Hard Showに対する一般的なカウンターについては: ピック&ロール・ドリル② vsハードショウ、スイッチ|note.com/mbtresearch/n/…
2021-12-25 22:32:32この筑波のHard Show Attackingは悪くない。 筑波の#85はShowに対して明らかにRoll & Clearoutを意識。 ただ、Showの場合、オフボールDは寄る意識が強いので、ハンドラーがそのまま攻めるより、周りにボールムーブしてアタックする方が、クローズアウトシチュエーションを作りやすいのでより優れる。 pic.twitter.com/ApZkBP6URC
2021-12-25 22:37:01筑波: Euro Action (B&R) → Empty PNRからReject Drive vs Hard Show → Base Driveに合わせてWeakside Middle Dive このように、Hard ShowやSwitchに対してRDが決まると、WeaksideのDFローテが厳しくなって、こういうダイブが決まりやすい。 pic.twitter.com/F3t1WRhxa3
2021-12-25 22:42:17関連: "Weakside Dive" Compilation (Updated) youtu.be/kSQOZIwzXls
2021-12-25 22:42:44この白鷗のHard Show Attackingもまた惜しい。 Hard Showに対するflipは良いんだけど、その後もろにGap Helpに突っ込んでしまった。 ここはGap Helpの外側に膨らんで、コーナーに出しながらスクリーンが良さそう。 pic.twitter.com/CgJrSySX8S
2021-12-25 22:47:12Screen Gap Helpを再引用: twitter.com/MBTResearch/st…
2021-12-25 22:47:31やはりこの一連の流れを見ても、筑波#75 井上のPop偏重やアウトサイド棒立ちが悪目立ちしているように見えてしまう。 pic.twitter.com/0o0kI0hhZL
2021-12-25 22:51:15