英語の日本語化で参考にしたい翻訳者は小尾芙佐氏

他にも何人かはおりますけど。
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砂手紙 @sandletter1

とりあえず『闇の左手』の翻訳者・小尾芙佐氏のテキストには驚きました。元のテキストが読みにくいということはないけど、なんか古くさい要素入れてるな、と思ったら実にうまく処理してる。少しだけ例を出します。 ※今日は短いです

2021-12-30 02:57:33
砂手紙 @sandletter1

heavy…厚手の smoking…湯気の立つ out of favor…寵愛を失う ins and outs…紆余曲折 as far as he could see…見渡す限り

2021-12-30 02:58:21
砂手紙 @sandletter1

thin voice…か細い声 reason it into silence…押し黙らせる as a rule…いったいに evasions…遁辞(とんじ) as you know…聞き及びでしょうが

2021-12-30 02:58:56
砂手紙 @sandletter1

every chance…ことあるごとに solitary…突兀(とっこつ)と expunge…払拭する thick…鬱蒼とした in a friendly effort…面白半分に

2021-12-30 02:59:35
砂手紙 @sandletter1

突兀と、なんて語は、ほぼはじめて見た気がするんだよなー。しかしこういう日本語がうまいこと使えるようになりたいものです。ただ、『闇の左手』は異世界なのにヤード・ポンド法なので、「○フィートも積もった雪」なんて表現になってて、そういうのメートル法に直したほうがいいのかは不明です。

2021-12-30 03:00:33