逆転世界ノ電池少女感想

七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

俺はロボット、言葉は出ないが体に流れる正義の力、行くぞ悪党、怒りの一撃!とは関係ない視聴感想。新サクラ大戦から変わりまして、逆転世界ノ電池少女を今回から取り扱っていきませう。 #電池少女 pic.twitter.com/8LLhLkusCx

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

という事で正直殆ど予備知識はなかったが、同時期のジーズフレームに並んでオススメのような話は聞いていた。SDロボットアニメをなんらか一つは取り上げたかった為、今回で漸く……全3回に分けるにあたり、導入の1〜3話までを書いていきませう。 #電池少女

七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

とりあえず大雑把に書くと、侵略者相手に文化を守るためのレジスタンスものになるのだろうか。ロボットアニメの流れの中で文化がキーパーソンとなった作品となれば、デカルチャー……もとい「超時空要塞マクロス」を起点とするマクロスシリーズの存在が大きいが、個人的に80年代では #電池少女 pic.twitter.com/IUfmdjEBpr

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

もう一方、「蒼き流星SPTレイズナー」の第二部と近い印象も感じた。第二部は時が流れてグラドス軍に地球が支配され、その中で地球の文化も弾圧され、保護するレジスタンスの動きが描かれている。最もレイズナー自体はサブカルチャーと関連性があるロボットではないのだが…… #電池少女 pic.twitter.com/PJtaS3BpYo

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

レジスタンス物の流れとしては近年の「コードギアス」「ギルティクラウン」「ヴァルヴレイヴ」などの系譜にも位置付けられるのではないか?とも考えられるかもしれない。特にギアスとギルティクラウンは主人公と不思議な力を与えるヒロインの二人のコンビものとの点では、電池少女もまた #電池少女 pic.twitter.com/oA2PYvkNCI

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

ボーイ・ミーツ・ガールの流れでは同じ……というか、何やら主人公に対する同格のヒロインが3人存在しているようで、ハーレム的な色合いは少々異なる味付けかもしれない。また今作での主人公は貴種流離譚でもなければ、平凡な学生でもない。少年期を終えたホストが主人公、 #電池少女

七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

レジスタンス組織がオタクの集団との点である。(この点エウレカセブンのガッコーステイトも方向性は違えど近いかもしれない)それ故にライトな作風でもあるが、オタク文化=少年の心として大人になると共に忘れられた力を描くあたり、 #電池少女

七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

「きらめきプロジェクト」や「ロボティクス・ノーツ」、あとオタクとは少々異なるが忘れかけていた若き日の情熱を取り戻すものとしては、「マジンガーinfinity」の辺りが意外と近いかもしれない。レジスタンスの中で主人公が忘れかけていた少年の情熱を取り戻していく作風がだなと思う所か #電池少女 pic.twitter.com/HZGehmXyHF

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

第1話……何やら日本が所謂戦前からそのまま発展していった別世界の日本に支配されてしまったらしく、その為にオタク文化が弾圧されているらしい。その中でホストとして生計を立てている主人公・久導細道が、戦火に巻き込まれた中で　#電池少女 pic.twitter.com/LHpNfRl8Dg

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ガランドール・シャークに偶然乗り込むとともに、りんというAIらしき少女に促されるまま、無我夢中で戦っていく。最後りんの正体が判明する所をクライマックスとして持ってきてたようだが……。正直この1話に関しては後から補完されていく点もあるとはいえ #電池少女 pic.twitter.com/l9L9m4ipNX

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

若干苦しい点もあったりした。個人的に久道の着メロがかつて放送されてた特撮「海帝ザバーン」の主題歌であり、実は彼もオタクの素質があるようなネタが1話でパイロットとしての素質のように描かれていたが、2話で2度と戦わないと決めてたネタからすれば少なからず不自然ではないかとも #電池少女

七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

違和感はあった。この時点で久道はホストとして稼いでいても、両親からの借金を返済しきれてないとかで、その意味で後がない状況だからこの状況から逆転しようとしたい衝動に絞って第1話の戦う動機を描いていた方が、 #電池少女

七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

後々の話的にも不自然ではなかったのでは…‥?とも。またりんについて1話の締めでは不機嫌でツンデレそうな様子だったが、2話のアバン以降フレンドリーなキャラになっていったようで、若干キャラ描写に齟齬も感じなくもなかった #電池少女

七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

第2話……ここから細道がどういう人物で、なぜ戦うのか?持ち直しを始めた印象だ。オタク達のレジスタンス集団「アラハバキ」に導かれるものの、りんのパイロットスーツがコスプレで特に意味がないネタや、司令官やモブが謎の着ぐるみを着ているなど久道からすれば明らかに異質な環境であり #電池少女 pic.twitter.com/s4exuSCQ4q

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

モブの所員からはリア充として嫉妬され、本人も馴染めそうにないが、前回の戦いで住むところがないとの点で結局はお世話になる。前回りんが細道の着メロからザバーンのファンに違いないと確信して、ザバーンを熱く語る。ザバーンが裏切り者になった故、家族と離れ離れになった過去が　#電池少女

七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

りんもまた真国(別世界の日本)に侵略されて家族が散り散りとなった過去と重ねているのだろう。前回りんだけではシャークをろくに動かせなかったが、パイロット不在と別にりんとしては自分がオタクである点に関して、自信があるわけでもなく #電池少女 pic.twitter.com/DFjInN36xx

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

寧ろ強がっているが、似たような相手に飢えていたような印象すらある。つまり必ずしも強くなく、自分を見て肯定してくれる相手として細道に期待を寄せていた様子だったものの……彼からは結局拒まれてしまう。ただ彼の借金取りとして同伴してた宗方から、パイロットとして戦えば #電池少女

七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

多額の報酬が貰えるとの点で、パイロットとしての職を続けろ、ホストとしてかりんを口説いてその気にさせろと焚きつけられる。結局ホストとして彼女を口説く訳だが、細道がメガネを外しているのは伊達ではなく、寧ろ相手を見ようとしない為であり #電池少女 pic.twitter.com/cpnupvlsXy

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

機体越しに描いた細道の落書きに対しても、ザバーンだねと彼はろくに見ずに答えた。その結果真軍の襲来に対しても、シャークは全く動かず彼によって、ザバーンの像が壊される事態に。細道が単に金のため自分を見ないで戦っていた事はりんにも薄々分かっていたが #電池少女 pic.twitter.com/fbCKiEkPOP

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

ザバーンの像が壊された事が、りんにとって心の傷となって昏睡状態に陥ってしまう。ちなみにガランドールは電池少女と呼ばれる相方の思い(ときめき)をエネルギーとして動くそうだが、真国の伽藍は愛国心によって動くと対照的とはいえ #電池少女

七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

同じ心で動くことに変わりはない。それもありガランドールと伽藍は両陣営とも同じSDデザインであり、また双方の人種が必ずしも相容れないとは限らないような気がするが…… #電池少女 pic.twitter.com/DQHpbefHZV

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

第3話……りんの意識を回復させる為、彼女の夢の中に入り込む細道だが……ザバーンショーに対して所詮ヒーローは作り物だと乗り気ではなく全然救えそうにない。その結果再度真国からの襲来があった途端、りん一人がセーフモードとして無理やりシャークを出撃させるものの…… #電池少女 pic.twitter.com/pBGvlf1QbS

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

彼女が皆を逃すための囮にはなるとの死ぬ気でいる点からして、細道はザバーンのコスプレと共に戦場へと舞い戻る。彼の過去についてかつてザバーンのファンだったものの、それを買い与えた両親が自分と借金を残して蒸発した事が心の傷になっていたようで #電池少女 pic.twitter.com/BKiyye2vEa

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七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

それが信じていた者に裏切られていたトラウマとなって、オタク趣味を封印するとともに、ホストとして相手の顔を見ないで接していたのだろう。りんに対してかつての自分と同じように見ていた節があり、そのまま彼女が死に急ぐ事が少年の心を忘れた自分への不甲斐なさとして #電池少女

七井史門(荒野に散ったそういえばあった) @7ishimon

細道が吹っ切れた瞬間かとは。これに伴いときめきバーストモード解禁は少々早い展開な気もしなくもないが、必殺のシャークバイトが二刀流を合体させた上で相手を噛み砕くように抉る技としてなかなかけれん味がある #電池少女 pic.twitter.com/nWNRlciDzf

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