チャリティー公演にノーギャラで依頼を受けた音響さんの逡巡

個人で改めて通して読みたいと思ったのでまとめてみました。 yuki_everydayさんの一連のツイート
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中島 有城 @yuki_everyday

親を失った子供たちの為にあしなが育英会に寄付をする為のチャリティー公演をするので、ノーギャラで音響をやってくれないか、という話を受けた。話し合いもしてやることになったのだけれど、最初は嫌だと思っていて、何が嫌だったのかを自分でも考えたいので、適当に書いていく。途中でやめるかも。

2011-09-06 01:01:41
中島 有城 @yuki_everyday

まー、真っ先にはお金が欲しい、と思ったのは正直に書いておきたいと思います。まだ駄目音響さんだけど、プロとしてやっていく為にもね・・・

2011-09-06 01:03:36
中島 有城 @yuki_everyday

あ、後わりかし冷たいことも言いそうな気がしなくも無いので、えー、そこら辺は気に触ったら、謝るべきところは謝りたいと思います。

2011-09-06 01:05:29
中島 有城 @yuki_everyday

で、まぁ最初はメールで「ナカジのギャラを子供たちの為に使わせて下さい」って事でした。早速冷たいのですが、俺見もしない子供たちの為にお金を払うってのは出来ないよ。その子がいくら大変でもさ。その子を一生見続けるなんて出来ないもの。

2011-09-06 01:11:24
中島 有城 @yuki_everyday

それだったら、福島に行ったときにおいしい物を出してくれた店や、直接話した人や、FUKUSHIMAを立ち上げて成功させてくれた音楽家の方たち。そういった人に関わるところでお金を使いたいよ。と思ったことが一つでした。僕のギャラを出しても、子供たちが出来ることは少ないだろうし(笑)

2011-09-06 01:19:00
中島 有城 @yuki_everyday

で、僕がそう思うだけで、子供たちのことをそう思える人もたくさん居る筈で。出来る人が出来ることをして行ったほうが良いのではないのかなぁ、と。

2011-09-06 01:22:00
中島 有城 @yuki_everyday

後、公演をしないほうが多くのお金を渡せるのでは、と思ったこともありました。実際には2回、津波の被害にあった場所を見てきたのですが、勿論僕達の力も必要なんだろうけど、実際的に出来ることってたくさんのお金を出して、後はそのお金で機械や専門の人が行ったほうが良いのかな、と。

2011-09-06 01:25:12
中島 有城 @yuki_everyday

もう、それくらい凄い状況なわけで。そこで、実際には小屋を借りて、機材を使って、スタッフも雇わなくてはいけなくて、お客さんがたくさん来ないと黒字にならなくて。公演開いて最初に用意した金額より少なくなって、それは何かうーん・・・というお話なのかなと。

2011-09-06 01:28:34
中島 有城 @yuki_everyday

お客さんは実際に芝居を見てその芝居に、役者さんに、スタッフに、その場に対してお金を払う訳で。それが急に子供たちのために・・・という流れになるのがいまいちよく分からない、という菊地成孔イズムもあり。

2011-09-06 01:31:03
中島 有城 @yuki_everyday

あー、後結局身近な人達のお金を削って・・・という考え方だと、巡り巡って結局助けるべき人たちの事も削ることが起こるんではないのかな・・・とか。

2011-09-06 01:34:24
中島 有城 @yuki_everyday

身近な人に賛助チケットを買ってもらってだしね・・・「皆は『そういう事だったら』『そういう事をしてくれる人がいるのを待っていた』って言って出してくれたんだ」って言う説明はあったのですが、それは何か違うのでは無いのか、とこれだけはまだモヤモヤしてしまってます。

2011-09-06 01:47:02
中島 有城 @yuki_everyday

と言うような事を話し合いの中で実際に言って、それぞれいやそれは、確かにそうだ、とお互いに言い合い、最終的にはやります。

2011-09-06 01:51:27
中島 有城 @yuki_everyday

まだありそうな気がするけど、ひとまず。

2011-09-06 01:51:45