「中立」とは何か？

森泉岳土＠「佐々々奈々の究明」㊤㊦（1/30） @moriizumii

「AさんがBさんをぶん殴ってます。Cさんは中立的でありたいのでどちらの味方もしませんでした」というのを中立的だと思っている人が多すぎな気がする。

森泉岳土＠「佐々々奈々の究明」㊤㊦（1/30） @moriizumii

Dさん「司法に判断を委ねたい」 Eさん「いろんな立場の人がいるかと思います」 Fさん「検討に値する」 みたいに受け答えする人が「クール」「現実的」と判断されるのも妙な話だと思っている。

森泉岳土＠「佐々々奈々の究明」㊤㊦（1/30） @moriizumii

「Aさんにも言い分がある。耳を貸そう。両論併記だ」というのも「中立」ではない。

⛩️ の​─み​ん ⛩️ @nouminT

どちらの味方もしないのは中立で間違いなくて「ぶん殴るのを止めたら中立ではなくなる」と考えてる人が居る辺りが問題なんじゃないかな（紛争の解決方法に暴力を認めるかどうかと立場が中立である事は切り分け可能なので） twitter.com/moriizumii/sta…

⛩️ の​─み​ん ⛩️ @nouminT

「AとBのどちらにも味方しないが、解決方法として暴力が行われる事は認めない」 これはこれで中立のままなので、別にこれでも良い……というだけの話。

⛩️ の​─み​ん ⛩️ @nouminT

暴力を認めないにしろ、関わらないようにするにしろ「本当に完全に中立であるか」は難しいもので、何らかの形で偏ってしまうのはある程度仕方がない。

⛩️ の​─み​ん ⛩️ @nouminT

中立的な立場に見えても「共通するルール」として採用してる事によって有利不利が生じてしまうため「完全な中立」はなかなか実現しない。

⛩️ の​─み​ん ⛩️ @nouminT

例えば「戦争における中立」であれば参加しないし止めもしないのが中立だけど「国家関係における中立」であれば「戦争による解決は認めず、武力侵攻した側を常に止める」でも中立と言える。 twitter.com/nouminT/status…

あきひろ @Werth

『「AさんがBさんをぶん殴ってます。Cさんは中立的でありたいのでどちらの味方もしませんでした」というのを中立的だと思っている人が多すぎな気がする』 多すぎる、ではなく定義からして『そう』なんじゃないかなあ。『中立』というものを『善い』ものだと予め考えない方が適切なのでは。

あきひろ @Werth

なんか『中立』という立場のことを『悪いことはしていない』という前提で捉えてる人が多すぎる気がするのだよな。助けを求める人を見殺しにする最悪の『中立』というのは成り立ちうる。別に『中立』の立場だからって何かまともだとは限らないと思いますよ。

あきひろ @Werth

そういう糞みたいな『中立』がある以上『私は中立』などという言葉一つで価値判断の上位に立ったかのように語る姿勢は批判されるべきだと思うけど、『それは中立ではない』という批判はやや話がズレているように思う。中立という立場を善きものとして考えている前提をまず批判した方がいいんじゃないの

あきひろ @Werth

メガテンでロウもカオスも認めないニュートラルルートがしばしば皆殺しに繋がっているということの意味を世の『私は中立』論者は噛み締めるべきだと思うんですけどね。君、ロウもカオスも皆殺しにする覚悟ある？

あきひろ @Werth

中立であることは別にその人の正しさなんか何も保証しませんからね。考えてみたらすぐわかるでしょ。悪質なニセ科学や陰謀論に対して中立的な立場を取る人がいたら、だいたいろくなことになるわけないんだから。

あきひろ @Werth

メガテンのゲーム体験ってやっぱすげえなあと思うんだよね。激動するロウとカオスのイデオロギー戦争のはざまに立って、どちらかに立つか、あるいは両方をブチ殺すかを選ばせる。そこに都合のいい『中立』という逃げ場は用意されていないわけです。で？君は？どれ選ぶの？考えたらホラー体験だよな。

あきひろ @Werth

大塚英志氏と東浩紀氏の対談もこの辺で対立してたような記憶があるなあ。ポストモダン論客として価値相対主義的な視点を重く見る東氏に対して、大塚氏が『お前の知識人としての主体はどこにあるんだよ』みたいな話してたんだったかな。どんな話だったか詳細忘れてしまった。曖昧だ。

あきひろ @Werth

これ、別に『中立は悪』みたいな話はしていないんですけど（『中立が善であるとは限らない』みたいな話をしている）、反応の中に『中立』批判をする人間への嫌悪感の表出があるのちょっと困惑がある（まあ確かに『中立』を批判する人にちょっとアレな人が混じってるのは否定もしないけど）

あきひろ @Werth

『こちらの味方でなければ敵だ』という思考が厄介な人によく見る思考だってのはわかりますけど、例えば『クラス内で苛烈ないじめが発生しているのを手は出さないが見て見ぬフリしていたクラスメイト』が『味方じゃなければ敵だと言うのか？』とか言い出したら普通に刺されるんじゃないすかって気もする

あきひろ @Werth

人間どこで恨まれてるかわかんないですよ。『自分は「中立」だから大丈夫。難癖つけてくるのは頭のおかしい奴ら』というのあんまり当然の前提にしない方が無難な気はします（でもみんな自分は大丈夫って思うもんですよね、刺される瞬間までは）（俺もきっとそうだろうなあ）

あきひろ @Werth

中立が善いかどうかはともかくとして、これはまあ論争でよくある話の気はする。聴衆に対して『こいつが悪いんですよ』アピールして味方を集めるどころか『聴衆も敵！』みたいなことを真っ先に始める人間は無限に敵を増やしてしまう。明らかに喧嘩に向いていない（主張の善悪とは別次元でまるで駄目） twitter.com/nonamearai2021…

クセイさん@思考を低速化せよ @nonamearai2021

『Aが悪いのかBが悪いのか判断にあぐねる、静観しどちらの言い分が正しいのかを検討してどっちかを最終的にぶん殴る』 という理由で中立でいたい人間を、Aを責めないならお前はA側だと周りが吹き上がって中立状態の人間をムカつかせてるのが現状だと思う twitter.com/Werth/status/1…

2022-02-14 16:18:03

あきひろ @Werth

ただまあ、みんな中立を自称してるけど、君等この問題に対して笑って眺める以上のことやる気ないでしょ、みたいな空気感のある社会問題とかあるよね。そら当事者から『お前らも敵だろ』と言われることもあろうというか。俺もそういう非難を受けそうな言及をしていることが時々あるし、反論は難しい。

あきひろ @Werth

あとまあ、こういう問題で喧嘩に強いことが何か立派な話かって言われると、あっ、それは、別に……みたいな感じで言葉濁さざるを得ないよね……（インターネット喧嘩殺法、習熟しているのむしろ人格的には普通マイナス評価にしかならないのではないだろうか……）

あきひろ @Werth

まあ『弁証法』という技法も世界には存在するので、何でもかんでも二項対立にして『中立』などというものは存在しない、という話をするのもあんまりお行儀のいい話ではないんですが、現実問題として止揚が成り立たんときにどう行動していくのか、というの日常的に考えていてもバチは当たらない気はする

あきひろ @Werth

思考実験として『賛否の割れる多数決があり、それに対して「棄権」することで投票に関与しなければ、結果に対して責任を負わずにいられるだろうか？』というのありますね。どちらにも与しないわけですが、それは選択の結果に対する無責任を保証するか？という話。意外と難しいと思いませんか。

あきひろ @Werth

どちらかにBETが迫られたときに、どちらにもBETしなかった、としても、賭けの結果には付き合わざるを得ないわけです。賭けに勝ったときはまだいいですけど、負けたときは悲惨ですよ。