【東方スペカ考察談義】蓬莱人形、インペリシャブルシューティングと富士山の頂上、月、不老不死について

永夜抄Exでの妹紅の"8枚目"のスペカ、蓬莱「凱風快晴 ‐フジヤマヴォルケイノ‐」の神主さんのコメント「"八合目"辺りで噴火しそう」との関連から、妹紅のスペカと富士山、月の間の関係性などについての談義。
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@zenteki

ZUNが富士山に登らない(永夜抄コメント)というのは、富士山の頂上を月に見立てているんだろう。 辿り着いてみれば、そこは石ころだらけの無生命。 それなら、眺めている方がずっと美しい。

2011-09-06 12:24:33
アルム=バンド @Bredtn_1et

@zenteki 8合目辺りで爆発しそうとも言ってますが、妹紅のスペカの8枚目はフジヤマヴォルケイノで、そのコメントもこのスペカに対するものなので、スペカの枚数と○合目を掛けたシャレなのかもしれません。

2011-09-06 12:28:27
アルム=バンド @Bredtn_1et

フジヤマヴォルケイノのコメントで、神主さんは自分が富士山に登ると8合目辺りで爆発しそうと仰っていますが、フジヤマヴォルケイノは永夜抄Exでの妹紅のスペカの8枚目なのですよね。このコメントは、スペカの枚数と富士山の○合目を掛けたシャレなのかも。

2011-09-06 12:32:30
アルム=バンド @Bredtn_1et

@zenteki そう考えると富士山の頂上=蓬莱人形?とちょっと疑問なのですが…。

2011-09-06 12:34:59
@zenteki

永夜抄の根底には「月に辿り着いたことによって、失われた幻想」がある。 いつか不老不死が解明されて、死後の世界までも失ってしまったら、人はどこに幻想を求めるのだろうか。 宇宙の最果て?

2011-09-06 12:37:03
アルム=バンド @Bredtn_1et

ああ、そう考えると富士山の頂上=蓬莱人形だけど、蓬莱人形=妹紅と考えると、富士山の頂上でも月に手は届かない。月まで届けと願っていても不死の煙(富士山の噴煙、あるいは妹紅自身を焦がす不老不死になってしまったことへの怨念の炎から出る煙か…解釈は色々できそう)は届かない。

2011-09-06 12:39:37
@zenteki

@Bredtn_1et そういえば妹紅も小説儚月抄で、八合目あたりで蓬莱の薬を奪って、引き返していましたね。

2011-09-06 12:41:22
アルム=バンド @Bredtn_1et

しかし、永夜抄の富士山には「11合目」が存在する。ラストスペル「インペリシャブルシューティング」。これこそ、富士山の頂上でも届かなかった月のことなのではないだろうか?

2011-09-06 12:43:03
アルム=バンド @Bredtn_1et

つまりインペリシャブルシューティングは月光…かな? 太陽の光を反射して輝き続ける、不滅の光線。不老不死の象徴であり、狂気をもたらす魔性の光でもある。永夜(Imperishable Night)と名付けられたゲームの最後を彩る満月の光…なんと美しく儚くそして力強いスペカなのだろう。

2011-09-06 12:48:08
アルム=バンド @Bredtn_1et

個人的にはそういうことなのかな、と思っている。「シューティングゲームは不滅です!」みたいなメッセージもあると思うけど。

2011-09-06 12:49:52
@zenteki

富士山頂の様子を記した最古の文献は都良香の「富士山記」なのか。 都良香もまた、不死に届いてしまった人物だった。

2011-09-06 12:50:44
アルム=バンド @Bredtn_1et

@zenteki また都良香さんですかw 確かに、何十年か何百年か後に訪ねたら年を取っていなかったという話がありましたね。 やはり10枚目のスペカが蓬莱人形であることから頂上は不老不死の境地の例えなのでしょうか?

2011-09-06 12:58:54
アルム=バンド @Bredtn_1et

まあ全てのスペカ枚数と○合目を合わせようと考えるとかなり苦しいところが出てきそうです(ウーとかどうすれば良いのやら/汗)けど、一考の価値はありそうな気はします。5合目は正直者の死か…。

2011-09-06 13:04:03
@zenteki

@Bredtn_1et この人、思わぬところでひょっこり出てきますねw 富士山の頂上を月の見立てだとすると、やはり「届くはずのない幻想」なのかもしれませんね。 もしくは雨月の愉しみにも似た、「知らない方が美しい幻想」

2011-09-06 13:04:27
アルム=バンド @Bredtn_1et

富士山の頂上(蓬莱人形)は月(不老不死の境地?)の見立てとするならば、インペリシャブルシューティングは何に当たるのか…。「幻想の月」なのかもしれないな。

2011-09-06 13:10:28
アルム=バンド @Bredtn_1et

富士山の頂上で見立てられる月は、ごく稀に到達する者がいて、その者達を幻滅させてしまった石だらけの無生物の月。しかし大多数の人から見れば不老不死のシンボルで、美しく魅力的な月。妹紅には不幸にも月が見えてしまった、と。

2011-09-06 13:14:28
アルム=バンド @Bredtn_1et

…しかし、そんな彼女にも普通の人と同じように思い、抱き続けてきた月のイメージがある。そのイメージをそのままそっくり具現した「幻想の月」…永遠不変で決して幻滅しない月の姿の見立てが、インペリシャブルシューティングだったのかも…。

2011-09-06 13:14:40
アルム=バンド @Bredtn_1et

うーん、イメージを上手く言葉にできない。…普通の人にとって蓬莱人形もインペリシャブルシューティングも違いはなく、不老不死の象徴であり美しく幻想的な月。だけどいざ不老不死の境地(富士山の頂上、蓬莱人形、月)に達してみれば、そこは人の思うような幻想的な月ではなく、殺風景なものだった…

2011-09-06 13:20:32
アルム=バンド @Bredtn_1et

しかし、「月(満月)」という対象に対して、長年人々が思い続けてきたイメージがある。そのイメージそのものの体現、人々の思いの中だけにあり、決して手の届かない、朽ちることのない、「月」というのがインペリシャブルシューティング…か?

2011-09-06 13:24:21
アルム=バンド @Bredtn_1et

ああ、より平たく言えるか…。富士山の頂上(不老不死の境地?、蓬莱人形)は「幻想と実体が入り交じってできた月」で、インペリシャブルシューティングは「幻想だけからなる月」の見立て…と。

2011-09-06 13:32:41