内部被曝は“何シーベルト”という形で評価できるのか?児玉龍彦氏の発言・論文をめぐるやり取りなど

「内部被曝は“何シーベルト”という形で評価できるのか?&測定しにくい核種の影響は?」 について、児玉龍彦氏の発言などを巡り、@Mihoko_Nojiri氏、@take2602氏とのやり取りのとりあえずの記録。リンク資料の引用も後半に添付しました。 http://togetter.com/li/188120 から @study2007 氏のツイートを追加しました。 サンデー毎日:児玉龍彦が警告「内部被曝で20年後に現れるがん」の紹介と、@study2007氏まとめを追加: http://togetter.com/li/167858 http://togetter.com/li/173633 題名を変更しました。 島薗進氏 @Shimazono の児玉発言・論文へのコメント、及びトゥギャリ http://togetter.com/li/189330 「なぜ放射能安全論/慎重論に分かれるのか? 宗教学者・島薗進の考察」を追加しました。 続きを読む
21
ひじじきき @hijijikiki

野尻氏は内部被曝についてきちんと評価していないのでは?→フクシマからの放射能【都内限定】「例えば外遊びの時に地表の放射性の埃を吸ったらどうなるか気になります。RT @Mihoko_Nojiri: 」ubzm http://t.co/Pgd8Obb

2011-09-03 14:33:58
🐱野尻美保子(1) @Mihoko_Nojiri

http://t.co/Y1U9beE 内部被曝の計算方法 RT @hijijikiki: 野尻氏は内部被曝についてきちんと評価していないのでは?→RT @Mihoko_Nojiri: 」ubzm http://t.co/rbDO25n

2011-09-03 14:37:02
ひじじきき @hijijikiki

1つはSr-90,Pu-239など非γ線核種の測定してないでしょ @Mihoko_Nojiri http://t.co/0BbPndN 内部被曝の計算方法 RT @hijijikiki: 野尻氏は内部被曝についてきちんと評価していないのでは?

2011-09-03 22:02:38
ひじじきき @hijijikiki

もう一つはあと児玉龍彦氏の国会証言で、内部被曝は何mSvという形ではまったく意味がない旨のこと @Mihoko_Nojiri http://t.co/0BbPndN 内部被曝の計算方法 RT @hijijikiki: 野尻氏は内部被曝についてきちんと評価していないのでは?

2011-09-03 22:04:26
ひじじきき @hijijikiki

@Mihoko_Nojiri 児玉発言「内部被曝というのは、さきほどから一般的に何ミリシーベルトという形で言われていますが、そういうものは全く意味がありません。I131は甲状腺に集まります。トロトラストは肝臓に集まります。...」 http://t.co/tMgu7xN

2011-09-03 22:07:40
ひじじきき @hijijikiki

@Mihoko_Nojiri 続)児玉「慢性の放射性刺激っていうのも低いレベルでは結構心配だ。それでだからお母さんとか子どものオシッコに、いろいろ母乳に出てるって言うのは、今ここで早くここで減らしましょうって」 http://t.co/jpTTZDj

2011-09-03 22:55:53
ひじじきき @hijijikiki

@Mihoko_Nojiri 児玉「セシウムに被曝されてるってことは、もっと測りにくい他の核種で被ばくしてる、今の場合はリンケージ、オシッコと増殖性の膀胱炎は。セシウムかセシウム以外の、リンケージは、関連があるってわけで因果関係じゃない」 http://t.co/jpTTZDj

2011-09-03 22:58:34
@take2602

科学者と主婦のカリウム40からの放射線についてのやり取り。 http://t.co/5MScYfC 二つほどコメントを。科学者がカリウム40の内部被曝を健康に害はないと言ったのは恐らく言葉の間違いだと思います。そうでないと「40Bqなら健康に害は無い」となってしまいます。続く

2011-09-04 17:47:03
@take2602

@save_child そのようです。つまり彼が言いたいのはカリウムが既に40ベクレルあるので、上乗せはその揺らぎの範囲なら構わないと。僕はそれは科学的に正しくないと思っています。上乗せ分は上乗せ分です。それ以外の何物でもない訳です。そこの所は正しく評価しないといねないです。

2011-09-04 18:56:35
ひじじきき @hijijikiki

児玉龍彦氏の国会証言で、内部被曝は何mSvという形ではまったく意味がない、核種毎の作用機序の違いを問題にしてましたが、これについてどう思われますか?(続く) @take2602 @save_child カリウムが既に40ベクレルあるので、上乗せはその揺らぎの範囲...

2011-09-04 22:57:35
ひじじきき @hijijikiki

@take2602 @save_child 続:児玉「内部被曝というのは、さきほどから一般的に何ミリシーベルトという形で言われていますが、そういうものは全く意味がありません。I131は甲状腺に集まります。トロトラストは肝臓に集まります。」 http://t.co/tMgu7xN

2011-09-04 23:00:03

↑以上のツイート中にある児玉龍彦氏引用URLの概略内容は以下にあります。

@take2602

@hijijikiki @save_child 僕も厳密に核種ごと、そして生体作用ごとに議論しないと意味が無いと思っています。それと自然放射線と比較して「問題ない」と言う事をそろそろ科学者はやめるべきだと思います。「自然放射線が既にあるので、それ以外はできるだけ0に」とすべきです

2011-09-05 00:31:13
@take2602

カリウムは食品に多く含まれ、その中の0.012%は放射性40K。それを1日平均100Bqほど摂取しているから、その揺らぎの範囲のセシウムの上乗せは安全との意見は乱暴すぎると思う。このような避けれない放射性物質があるからこそ、それ以外は出来るだけ少なくする努力が必要だと思う。

2011-09-05 06:44:04
@take2602

要は大事なのはALARAの原則「合理的に達成可能な範囲でできる限り被曝を低くする」だと思います。合理的にというのは、様々な状況によって異なるので一概には言えませんが、それでも自然放射線があるからその揺らぎの分だけ上乗せしても良いという論理は、科学的にもおかしいと思います。続きます

2011-09-05 06:44:45
@take2602

続き 僕の理解では、低線量被曝の健康に対する影響はしっかりと解明されていないと思っています。また、健康被害に対するしきい値も存在していないと理解しています。そういう状況では、ALARAの原則によって、できるだけ自然放射線よりも多い被曝を少なくする努力が必要と思っています。

2011-09-05 06:45:02
studying @kotoetomomioto

つまり、体内に取り込まれたCsは「吸収や全身への拡がり」だけについてはKに準ずると仮定できるかも知れないが、K40と比較し排出半減期や蓄積される上限において、既に全然違うとおもわれ下手に食べると何倍も溜まり得る、、。

2011-09-14 10:49:00
studying @kotoetomomioto

さらに細胞レベルで見ると膜の出入りの挙動がKとはかなり違うことが大昔から知られ普通に研究に用いられている程。滞留による時間的なホットスポットの発生やシグナル伝達系を介したDNAの一次機構以外への悪影響が未だ明らかでないことを考えると、出来るだけ取り込みを減らすのが当然で、

2011-09-14 11:02:35
studying @kotoetomomioto

発癌やその他多くの疾患が遺伝子レベルの特性で決まると明らかになりつつある現在、細胞レベルの核種の動的挙動はおろか臓器の大きさ~10cm程度~の空間分解能すらないWBCの測定値をICRPの古文書にある係数で換算し、「安全である」と結論を出したつもりの人間に対する児玉先生の怒り、

2011-09-14 11:18:51
studying @kotoetomomioto

は、それら最先端の知見の現状と限界を熟知した研究者・医師として極めて当然であり、いささかの誇張も感情的な揺らぎも無く適正なものだと考えるわけです。

2011-09-14 11:23:08
studying @kotoetomomioto

で、それを教わった我々庶民にできることは「とにかく取り込まない」ことと「取り込んだら速やかに出す」こと以外には多分無く、爆発的な大量摂取で無ければ何かを摂ったり摂らなかったりすることで制御するのは多分ムリで、ひたすら「汚染されて無いものをバランス良く適量食べる」しか無いと、、

2011-09-14 11:31:03

サンデー毎日、児玉龍彦が警告「内部被曝で20年後に現れるがん」
の @save_child による紹介:

SAVE CHILD @save_child

①「まず内部被曝のメカニズムを理解する必要があります。体内に入った放射性物質は遺伝子を傷つけて増殖性の変異をもたらしますが、すぐに癌にはなりません。20年ほどたち、別の要因が重なり、転移しても死ななくなる変異が起こって含意なります。」

2011-09-17 00:45:12
SAVE CHILD @save_child

②著名な例が、戦前にX線造影剤として用いられた放射性トリウムによる「トロトラスト症」という。肝臓や骨髄などに沈着、長期間α線を発し近くの細胞に障害をもたらす。造影剤使用後20~30年たち、20~30%の割合で肝臓がんや白血病が起こることが分かっている。

2011-09-17 00:45:20
SAVE CHILD @save_child

③この20年を逆手に取った実験が行われてきた。「電力会社や政府の後押しを受け、研究費が欲しい生物学者が寿命の短いネズミなどに放射性物質を投与して2~20年たっても大丈夫、という成果を出す。」結果、生物学者はトロトラスト症の事例を知っているため、声高に成果を主張出来ない。

2011-09-17 00:45:28