西條剛央さんレポ:冬への対策・集会場の必要性など

ふんばろう東日本支援プロジェクト:http://fumbaro.org/ 被災地は東北です。本格的な冬が来る前に対策を取っていかねばなりません。 また、孤独死やメンタルケア面で仮設住宅コミュニティ・集会場の必要性なども訴えています。
震災 復興
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saijotakeo @saijotakeo
時間空いちゃったけど現地活動報告の続き。日曜の午後。いくつかの仮設を回る。石上君が中心となって自治体を作った吉野沢の仮設は、外にテントを張り、そこに手製の杉の机と椅子があり、お年寄りが集まって、話をしたり、毛糸を編んだりしている。それを売りに行くという。
saijotakeo @saijotakeo
一見当たり前のようだけど、こういう場は60以上ある南三陸町の仮設群の中で初めてみた。ここは集会所がないために(一応あるということになっているが、実際に使えるものはない)、集会所を作って欲しいという希望は物凄く強かった。テントはもうすぐ冬がきたら使えなくなる。
saijotakeo @saijotakeo
「いろいろ困っていることはあるが、願いはただ一つだけ。集会所を作って欲しい」とリーダーの老人が言っていた。冬に入ってからの孤独死などを防ごうとしているのだと思う。新たにできる駐車場車を移して集会所を確保するとか、近くの民家を集会所にするとか、どうにしないといけないと思う。
saijotakeo @saijotakeo
そこで、自助グループ的な集まりを作るためのお願いしてきてもらった福岡大学の長江さん達も合流。紹介して、さりげなく現地の方の話を聞いてもらう。「ここにいる人は全員家族や大切な人を失って傷ついている。おれもたいな元気にしている人ほど本当はまずいのだと思う」と涙ぐみはじめる人もいた。
saijotakeo @saijotakeo
臨床心理(トラウマ)の専門家である長江さんは、「編み物をしたり何でもいいから集まってコミュニケーションできる場があるだけで、8〜9割の人はよくなっていく」とおっしゃっていた。その意味でもちゃんと機能する自治会は必要不可欠だ。
saijotakeo @saijotakeo
そして専門的な知識と人間性を兼ね備えて、現地の人々と信頼関係を築き、一緒になって定期的に自助グループ的な話し合いの場を作れるような人が、長期に渡ってサポートするような体制を作ることが必要だと思う。震災から半年が立ち仮設に移ってこれから冬を迎える今がそのタイミングのような気がする。
saijotakeo @saijotakeo
次に島津さんと相談して「敢えて自治会のないところに行ってみよう」となり、志津川小学校に。ここは物凄い立派な集会所があるが、ほとんど使われていないという。自治会がないと責任者(自治会長)がいないため、行政に鍵を預けなければいけない。だから住民はまったく使うことができない。
saijotakeo @saijotakeo
どこで話しても、「パソコンや複合機、ネット環境、ミシンを無料で設置できます」というと、ぜひに!という話になる。
saijotakeo @saijotakeo
そのためには、1)自治会があることと、2)集会所を自由に使えるようにすること、の二つを満たす必要があるので、逆に自治会設立と集会所の解放を促進するための強力なドライバとしても活用できることがわかった。
saijotakeo @saijotakeo
住民は自治会を作って欲しいのだ。でもコミュニティをバラバラにされて、いろいろな地域から集まっているところは、それをとりまとめるのも大変なので誰も手を挙げないというのが現状のようだ。
saijotakeo @saijotakeo
もちろん集会所も使いたい。ある女性は「仮設が狭いので雨が降ったときに子ども達を遊ばせる場所が欲しい」と言っていた。
saijotakeo @saijotakeo
仮設がどれだけ狭いのか。基本的に、ワンルームで4畳半。2Kで4畳半×2。3Kで4畳半×2+6畳半1つといったところで、そこに7,8人で住んだりしている。収納もゼロ。仮設に入ってからかえって身体的、精神的に悪化した人がいるとNHKで放送されていた。
saijotakeo @saijotakeo
だから仮設に石油ストーブは危険。物がすぐ近くにあるのですぐ燃え移ってしまうと思う。様々な仮設で話を聞いた結果、僕らは、仮設住宅に対する冬物家電支援は、1)75cmサイズのコタツか、2)2畳分のホットカーペットのいずれかを選んでもらうという形で進めることにした。
saijotakeo @saijotakeo
コタツは、部屋に対して人数があまり多くなくて、ある程度余裕があるところでは重宝される。軽いから寝るときに立てかけることもできるし、おしゃれな感じなので、夏もふつうにテーブルとしても使える。ちなみに仮設についているテーブルはそこらのアイロン台よりも小さい。
saijotakeo @saijotakeo
しかし大人数でぎゅうぎゅうの仮設では、コタツは置くところがない。「どうせ周りには荷物が置いてあるから二畳もあれば十分だから、ホットカーペットが欲しい」という声がたくさんあった。確かにホットカーペットは床に敷くから邪魔にならない。その上に布団を敷けばだいぶ温かい。
saijotakeo @saijotakeo
南三陸町は場所にもよるが冬はマイナス9度〜10度ぐらいになるとのこと。窓も一枚で薄い(仮設は業者によって二重になっているところもあるとか)。暖房器具もそうだが、効果的に部屋を暖め、外気が入ってこないようにする断熱材による補強も必要だ。
紫邪 @MiyukiShiya
ホットカーペット良いと思います。我が家もホットカーペットを敷き、その上に夏場使ってたちゃぶ台を置いて上から毛布とかかけてます。ちいさくてもカバーをしっかりすればすごくあったかいし、火傷の心配もないです。RT“@saijotakeo:
saijotakeo @saijotakeo
その後、志津川高校で内田兄弟ともとにリーダー的な存在だった内海さんの仮設に行くことに。内海さんは全宅の連絡先、どこに誰が住んでいるか名簿を作成していてさすがでした。これは当たり前のように思えるかもしれませんが、現地ではかなり稀なことです。
saijotakeo @saijotakeo
集会所も自由に使えるように空けているとのこと。こういう住民の生活の質をあげることからぶれない本当のリーダーシップをとってくれる人がいる仮設団地の人は幸せだと思います。
saijotakeo @saijotakeo
行政の建築課の人がくるまでの間、なぜか違う仮設にいるはずの内田兄弟もやってきて、みんなで集会所の畳でごろごろしてました。ともちゃんが「西條先生が、ここにいるのが不思議だ」と言っていました。(今度三人で写っている写真もらったらアップします。)
saijotakeo @saijotakeo
その後、石上君が声をかけてくれて、休みにもかかわらず建築課の方がきてくれました。神戸県庁から派遣されている方でものすごい機動力で、連日仮設団地に自治会を作って歩いているそうです。こういう人がいることでどれだけの人が救われるだろうかと思います。
saijotakeo @saijotakeo
いろいろ話を聞いて、だいぶ事情がわかりました。南三陸町は95%が入居しているが、あと40世帯ぐらいはまだ移っていない。その人達が移っても仮設によっては空いている部屋は出る。そこは自治会の人達が使い方を自由に決めてよい。それができるのは9月末ぐらいになる予定。
saijotakeo @saijotakeo
そうすれば集会所がなくても、空いている部屋にパソコンなどをつけることができるようになります(もちろん自治会がそれを望めばですが)。
saijotakeo @saijotakeo
その後、たまたま内海さんたちの仮設で、1月に1回の定例の集まりがあるということなので、現地の要望などを聞かせてもらうために、冒頭僕らも参加させていただくことに。その日に帰らなければならない人もいたため皆さんを早めに集めてくださいました。
saijotakeo @saijotakeo
冬に向けての要望を聞いていったのですが、聞かれて始めて考えたという感じでした。皆さん、今目の前のことで必死なのでまだすぐにくる冬支度まで考える余裕がないのだと思います。ある80歳のおじいさんは「贅沢はいえないんだけっども、鍋があると嬉しい」とおっしゃっていました。
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コメント

凹駱駝 @camelus_ferus 2011年9月8日
火が危ないのはわかるが電気系ばかりに偏るのも現状では難しくないですかね?
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