ウクライナ危機におけるロシアによる親露国の国家承認やウクライナへの全面侵攻に関する国連安保理会合

Gakushi Fujiwara / 藤原学思 @fujiwara_g1

ウクライナ情勢をめぐる安保理会合。冒頭の発言者（ブリーファー）は国連のディカルロ事務次長。 「国連憲章に反する」と事務総長に同調した上で、交渉や対話による解決の必要性を主張。国連は「ウクライナで完全に活動を続けると約束する」と。 「これからの数時間、数時間が極めて重要になる」 pic.twitter.com/K6VSvoJGOw

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米国はトーマスグリーンフィールドが演説。 ロシアの「平和維持軍」について「ナンセンス。本当は何か、我々は知っている」。 今回のロシアの行動を「戦争の口実づくり」と表現。「プーチンは帝国が世界を支配した時代へのタイムスリップを望んでいる。世界は進んでいる。1919年ではない。2022年だ」 pic.twitter.com/OURRxibzW8

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非常任理事国のアルバニア。 「今日起きたことは、2008年のジョージア、2014年のクリミアであったことのくり返し。幻の共和国をつくりだした。次はどこの国だ。全ての国連加盟国が、刮目して理解すべきだ」 「メイドインロシア・モデルの不安定化が、欧州やその他地域で受け入れられるべきではない」 pic.twitter.com/ro5sPk3ZmD

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安保理会合開催を支持したフランス。 「4日前、ロシアはミンスク合意がウクライナ問題の解決の唯一の道だと公に認めていた。だが、今日の現実はまったく異なっている。言葉と行動を一致させるよう求める。ウクライナの国民、政府に全面的に連帯を示す」 pic.twitter.com/Mj0T7vpMWH

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非常任理事国ながら、存在感があるインド。 「地域の平和と安全を損なう可能性がある。全当事者に自制を求める。外交的な対話を通してのみ、この問題を解決できる。共通点を見出すため、より大きな努力が必要だ」 ロシアを直接は非難せず。 pic.twitter.com/gJI3PIDDz8

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ブラジル。 「国連の集団安全保障システムは結局、国際法の原則の上に成り立っている。国連憲章やミンスク合意などの既存の約束が完全に果たされないのであれば、国連の原則は意味をなさない。地上部隊の撤退を含める即時停戦が実現可能な道だ」 pic.twitter.com/f0ZSmK0MHr

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英国のウッドワード国連大使、険しい顔で、カメラを凝視。怒りに震えている様子。 「ウクライナ侵攻は、甚大な人道的被害をもたらす。国連憲章が定める主権と領土保全に反する。また、ロシアがしてきた公約を愚弄するものだ。ロシアは我々を追いやった。ロシアに対し、ステップバックするよう求める」 pic.twitter.com/ixz359Xa3y

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メキシコ。 「停戦違反が増えており、容認できない。数日前、ロシアは同じ部屋で、ウクライナに侵攻しないと断言した。その声明を完全に遵守することを期待する。ウクライナの主権、政治的独立、領土保全の尊重に改めて取り組む」 pic.twitter.com/zpz4k1A6us

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アイルランド。 「ウクライナでは1万4千人が紛争によって亡くなっている。紛争を解決するために、努力する責任を我々は負っている。いまこそ、崖っぷちのこの状況から抜け出し、対話と外交に立ち返る勇気を示すときだ。外交の価値への強い思いを見せねばらない」 いつも聞かせる演説をします。 pic.twitter.com/WDM8iEpi6g

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UAE。 「地域と国際の安全、安定の維持のため、緊張の高まりを避け、自制が重要だと改めて強調したい。民間人、民間のインフラへの影響を減らし、外交的道筋を描くべきだ」 シンプルかつ最小限の演説。 pic.twitter.com/FFzHTVlAMJ

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ケニア。 「この状況は、アフリカの歴史と重なる。ケニアもその他の国も、帝国の終焉によって誕生した。国境はロンドンやパリ、リスボンといった大都市で、我々を無視して轢かれた。アフリカでは国境の向こう側に、歴史的、文化的、言語的に深い絆で結ばれた同志が住んでいる」 安保理の醍醐味。 pic.twitter.com/OtoSa5CD4b

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ガーナ。 「我々が1957年に国連に加盟した際、国際社会は完璧だ、という幻想は抱いていなかった。ただ、国家主権の平等の原則と、多国間秩序こそが、安定した世界の真の基礎だと、そう確信していた。いまでもそうだ」 大国の勝手は許されない。そんな強い意思を感じる。 pic.twitter.com/rK4M0oibv2

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ガボン。 「ロシアの行動はミンスク合意の遵守を損なうものだ。がさらに高まらないよう、国連憲章に沿った紛争解決をめざすよう求めるとともに、対話と外交を用いることをすすめたい」 pic.twitter.com/jjxkdeK8zA

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ノルウェー。 「ウクライナ東部に軍を展開するという決定は緊張をさらに高めるものであり、不当かつ、無責任である。欧州の安全保障構造を脅かすだけでなく、市民に苦しみをもたらすことになる。ロシアは国際人権法の遵守を」 他国同様、ウクライナの自制を評価。 pic.twitter.com/3XIMtMPoYK

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ある意味で、最も注目の中国。 「動向を注視している。全当事国が自制し、緊張緩和を。外交努力を歓迎。ウクライナの現況は、さまざまかつ複雑な要因の結果であり、中国は独自の立場をとる」 内容なし。これまでで最も短い演説。 pic.twitter.com/cpeZey0Vpc

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最後は議長国のロシア。 「他国から感情的な発言、断定的な評価、過大な結論を聞いた。独立承認は突然だという印象を受けるかもしれないが、独立を支持する声が高かった。ロシア社会では最初からそうだった。ファシストから解放したのだ」 何を言っているのか。（速報・終） pic.twitter.com/42z2mJnj9C

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安保理会合には関係国が参加できる「ルール37」があります。ウクライナも発言。 「我々は全員ワクチンをしている。ただ、国連を襲っているウイルスに、現状ではワクチンはない。そのウイルスはクレムリンによって広められている」 「8年間戦争を煽ってきた国が、平和を維持できるわけがない」 pic.twitter.com/cxm4yno6Ca

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ドイツも安保理理事国ではありませんが、参加。 「ロシアは今日、自らの仮面を剥いだ。領土保全、主権の侵害を最も強い言葉で非難する。ロシアに対し、何十年もかけて構築されてきた、欧州の安全保障体制に再びコミットするよう求める」 会合は90分で終了。原稿を書きます。連投、失礼いたしました。 pic.twitter.com/gSc7pjR414

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発言者18人中、9人が女性でした。 23日には、193カ国が加盟する国連総会でウクライナ危機が話し合われます。 なお日本は来年から2年間の安保理入りをめざしています。6月に選挙があります。今回のような世界が注目する会合の場合、どんな立場で何を話すのだろうと、想像せずにはいられませんでした。 pic.twitter.com/OrCS5PNA7G

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ウクライナ情勢、刻一刻と事態が動いています。 安保理緊急会合についてのまとめです。ロシアの今回の動きは、国連憲章、過去の安保理決議に明確に違反しています。ただ、ロシアは拒否権を持つ常任理事国です。安保理としては圧力をかけ続けるほかありません。 ■記事→bit.ly/3t2VmF5 twitter.com/fujiwara_g1/st…

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安保理で近年、ロシアに同調する場面が目立つのが中国です。ただ、ウクライナ問題をめぐっては、距離を保っているように見受けられます。 安保理演説もわずか80秒。なぜか。北京の冨名腰記者@funakoshi_taが解説しています。 「理非曲直」。英語では"merits"だけでした。 digital.asahi.com/articles/ASQ2Q…

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グテーレス国連事務総長がロシアに怒っている。 ・現状は「近年最大の平和、安全保障の危機」 ・ウクライナの領土保全、主権を侵害 ・国連憲章の原則に直接抵触 ・国連憲章はアラカルトメニューではない ・「平和維持」の概念を曲解するな ・即時停戦、法の支配の再建を ・団結し、困難に立ち向かおう pic.twitter.com/w70eZsvQfX

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国連のグテーレス事務総長のスピーチ記事です。 安保理常任理事国に「ノー」に言われたら、事務総長になることも、再選もできません。ただ、グテーレス氏はすでに2期目。しっかりと圧力をかけられます。 安保理だけでなく、各加盟国が強い姿勢を見せることも大事です。 digital.asahi.com/sp/articles/AS…

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"新しい形の支配や抑圧に手を染めることなく、いまは亡き帝国の残り火から、立ち直りを遂げなければ" 欧州から「分割」された歴史を持つアフリカ。ケニアの大使が、安保理会合ですばらしい演説。 "同胞と一緒になりたい、共通の目的を持ちたいと思わないひとはいない" asahi.com/articles/ASQ2R…

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ウクライナ情勢、今日は193カ国が加盟する国連総会で会合が開かれます。 グテーレス事務総長も演説。3日連続で発信していることになります。それだけ危機感を持っているということです。 「ミンスク合意は集中治療室で多くの生命維持装置につながれて延命してきた。だが、その装置が今は外れている」 pic.twitter.com/15xAUt56UE

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