茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2724回「学校をより素晴らしい場所にすると同時に、そこからこぼれおちる子どもたちのことも考える」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２７２４回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

昨日、ニッポン放送のＴさんのご紹介で、世田谷区の小学校を訪問してお話させていただいたのだけれども、とてもいい感じだった。Ｔさんはその小学校にお子さんを通わせていらして、その御縁でＰＴＡのみなさんにお話したのである。

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小学校は、私の母校、東京学芸大学付属高校からもそんなに遠くなくて、ああ、なつかしいなあと思ったのだけれども、校長先生を始め先生方の熱心さが伝わってきて、小学校っていいなあと思った。

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コロナ渦で、リモート授業をしなければならない時期もあったとのことだけれども、その小学校ではさまざまな工夫をしていて、子どもたちとインタラクティヴに授業を進めていく工夫をされているとのことだった。学校の先生は教育に情熱を持たれているわけだから、困難な時こそ燃えるのだろう。

茂木健一郎 @kenichiromogi

改めて、小学校っていいなあと思ったのだけれども、一方で、どんなにすばらしい学校でも、なじめないお子さんというのもいるに違いない。学校の素晴らしさをみんなで磨くと同時に、ホームエデュケーションなどの体制を整えることも大切だと感じた。

茂木健一郎 @kenichiromogi

あるシステム、環境が素晴らしいもので、それをより素晴らしくするということと、そこからこぼれ落ちるひとたちもいることを前提にしてサポートするということは矛盾しない。むしろ、両立して良い。

茂木健一郎 @kenichiromogi

小学校をはじめ、学校教育の充実と、一方で必ずしも「学校」に限らない学びのかたちを豊かにしていくことの複線的な進め方について体感的に学ぶことができた時間だった。「屋久島おおぞら高校」についてのご質問もお受けしてやりとりが楽しかった。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート２７２４回「学校をより素晴らしい場所にすると同時に、そこからこぼれおちる子どもたちのことも考える」をテーマに６つのツイートをお届けしました。