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茂木健一郎 @kenichiromogi
かの(1)「アスリート」という生き方が私たちを惹き付けるのは、自分自身の身体で引き受けて、逃げもしない、言い訳もしないその潔さであろう。何を言っても、結局なにをなすかが全て。他人のことに口を出す人ばかりの現代社会で、その生き方はまぶしい。
茂木健一郎 @kenichiromogi
かの(2)アスリートたちは、自分の限界に挑戦し続ける。その中で、黄金の言葉をつかむ。たとえば、「身体の限界よりも、脳の限界の方が先にくる」ということ。私たちは、もてる力の100%を発揮していない。70%くらいでお茶を濁して、これがぎりぎりだなどと自分を騙している。
茂木健一郎 @kenichiromogi
かの(3)なぜ、自分の100%を発揮しないのか。それは、一つの安全装置だろう。身体能力だけではない。認知においても、あえて全力を出さないことで、バランスを保つ。自分の全力を出すことをおそれる働きが、 私たちの心の中にはある。知らないうちにリミッターに支配されている。
茂木健一郎 @kenichiromogi
かの(4)課題になるのは、いかに「リミッター」を外すかということ。自分にはここまでしかできないという思い込みから自由になるか。そのためのさまざまな方法論を、アスリートたちは編みだしている。その求道精神は、世界記録やメダルを追うわけではない私たちにも、参考になろう。
茂木健一郎 @kenichiromogi
かの(5)リミッターを外して自分の能力を発揮するための方法論の一つは、自分で自分を追い込むこと。他人がプレッシャーをかけるのではない。自分で自分にかけるのである。あぶない、と思ったら、そこでやめればいい。加圧を自己制御することで、徐々にリミッターを外していく。
茂木健一郎 @kenichiromogi
かの(6)リミッターを外すもう一つの方法は、筋肉や認知を混乱に陥れること。容易に「今日はこの程度」と予想などさせてはいけない。「えっ、まだやるのか」「この時間内に、こんなことをやるのか!」という新鮮な衝撃と驚きが、私たちの潜在能力を本気にさせるのだ。
茂木健一郎 @kenichiromogi
かの(7)どんなことも、自分の身に置き換えて、自分がもしそうだったら、と考えれば、そう簡単には批判したり、切り捨てたりできないはずだ。他人をあげつらって自分は棚上げの人たちは、結局成長しない。アスリートの生き方と、評論家の間の距離は星と星くらい遠い。
茂木健一郎 @kenichiromogi
かの(8)一人ひとりが、自分の限界を見つめること。できることと、できないことを見きわめること。目標に対して、自分の現状がいかに低いかを認識すること。無力感にとらわれること。それでも諦めないこと。そんなアスリートな生き方を身につける人が増えれば、この国もましになる。
茂木健一郎 @kenichiromogi
かの(9)アスリートな生き方の秘訣は、「リミッター」を上手に外すことである。誰もが、自分はこんな程度だと決めつけている。他人よりも社会よりも、誰よりも自分が決めつけている。自分って、そんなもんじゃないと思うよ。リミッター外しは、まずは、自分の身体を引き受けるところから始まる。
茂木健一郎 @kenichiromogi
以上、「身体の限界よりも脳の限界が先に来る」ことについての連続ツイートでした。

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