聴いたアルバムまとめ(2022年2月)

SweetSoulRevue @revue_soul

井上陽水/UNDER THE SUN 井上陽水の14th。前作の延長線の様な作風だが曲調は全体的にアップテンポか明るめ。T5はヒット曲らしいキャッチーなリズムとメロディ。T8はなんか違和感あるなと思って調べたら、この曲だけ作詞が秋元康だった。なんか隠喩が逆に直接的すぎる。

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Modern Jazz Quartet/The Quartet モダンジャズカルテット通称MJQの1st。メインメロディを奏でるヴィブラフォンのサウンドはポップでもあり怪しくもある。曲調は全体的にジェントルな気品が感じられる。

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Liam Gallagher/Why Me? Why Not. リアムギャラガーのソロ2nd。個人的には1stに比べだいぶ落ちたな、と言う印象。オーバープロデュースというか。楽曲とサウンド、サウンドの中でも各楽器の方向性が微妙に足並みずれてて全体的に中途半端。良いなって思ったのはT10くらいだと思う。

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David Bowie/The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars デヴィッドボウイの5th。ジギースターダストなるロックスターの成功から没落までを描くコンセプトアルバム。ストーリー自体は結構ぼんやりしている(コンセプトありきで作成し始めた訳ではないので)。T3、T4、T9～11が好き

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Yellow Magic Orchestra/テクノデリック YMOの6th。本作ではサンプラーが初めて導入された。非機械的な音を機械的なパーカッションにする事で、ある種の無機質さを醸している。この無機質さや楽曲のミニマルさによってディストピア感が出ている気がする。T1,T2,T4,T6が好き。

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Beck/Mellow Gold ベックのメジャー1stにして出世作。T1がシングルで大ヒット。アルバムのサウンドとしてはアコースティックなフォークやブルースを基調としながらも、ヒップホップ的なビートやラップを絡め、オルタナティブでローファイなロック作品となっている。全体に漂うDIYな雰囲気が良い。

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David Bowie/Diamond Dogs デヴィッドボウイの7th。ジョージオーウェルの1984年に影響を受け、サイバーパンクで不条理な世界を描くコンセプトアルバム。サウンドは華やかと言うよりかは重厚と言った方が合ってる。曲調は全体的にロックンロールに根ざしている。個人的にはジギーよりこちらの方が好き

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The Chemical Brothers/Exit Planet Dust ケミカルブラザーズの1st。後の作品と比べると幾分か素朴な雰囲気がある。随所で感じられるロックフィーリングがケミカルブラザーズらしさを醸している。テクノやハウスと言うよりはサンプリングミュージック色が強く、個人的には結構好き。

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Donovan/Mellow Yellow ドノヴァンの4th。UKフォークの代表格とされているが、内容は一言にフォークとは表せない。こう言うミュージシャンには珍しいジャズの要素が加わっているのが面白い。演奏陣にジョンポールジョーンズやジミーペイジ、コーラスにポールマッカートニーなどメンバーが豪華。

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Tom petty and the Heartbreakers/Damn The Torpedoes トムペティ&ザ・ハートブレイカーズの3rd。70年代の終わりになって発表された王道ロックンロールを爆走する様なアルバム。1stと比べるとよりこちらの方が歌物感があるが、強いリフのギターは健在。鍵盤楽器の使い方も好み。

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スネオヘアー/a watercolor スネオヘアーの2nd。ジャケットもそうだが、天候を取り扱った楽曲がいくつか含まれている。90年代初頭のポストパンクやニューウェーブ、オルタナを彷彿とさせるサウンドでポップスをやってる感じ。T4は渋谷系っぽくもある。T6は井上陽水のSummerっぽく感じた。

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Switches/Heart Tuned To D.E.A.D. スウィッチズの1st。色々な引用が多い。アルバム全体的には荒々しいフランツフェルディナンドみたいだなと感じた。ボーナストラックのT14がほぼブロンディ。ずーっと聴いてるとT12辺りでマークボランっぽくも聞こえてくる。

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Phoenix/Alphabetical フランスのインディーポップグループ、フェニックスの2nd。エレクトロっぽくもあるが、曲構成が非常にお洒落。シンセと生音の対比が良い。あとアルバムの構成もコンパクトで聴きやすかった。他のアルバムも聴いてみたい。

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PENPALS/PENPALS ペンパルズの1st。緩めのノリのアメリカンオルナタなポップパンク。聴き心地は初期のヘルマンとかと似てる気がする。演奏や歌い方の脱力感が良い。こういう脱力感を出せる日本のバンドって、あんまり思いつかないな。

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haven/All For A Reason ヘイブンの2nd。凄いキラキラした綺麗なギターロックだなぁと思って聴いてたら、プロデューサーがジョニーマーだった。楽曲としてはブリットポップの残党的な感じ。T7とかのエフェクティブなプレイは結構好き。

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Bent Fabric/Jukebox ベントファブリックの04年作品。1924年生まれのジャズピアニストがクラブミュージックに手を出した作品。内容は非常に素晴らしい。ベンフォールズmeetsファットボーイスリムという形容をしている人もいる。ジャズピアノとクラブミュージックが混ざって良質ポップスを形成している

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Menswear/Nuisance メンズウェアの1st。良くも悪くもブリットポップに振り回されたバンド。アルバム内容やサウンドは確かにドンピシャブリットポップ、と言うかどこかで聴いたことある様なディレクションが多い。流行りに乗って量産されたもののうちの一つという様な感じだろうか。

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Charlie Parker/Now's the Time バードの愛称で知られるチャーリーパーカーの57年作品。サヴォイレコーズから発売していた初期の方が全体的な評価が高いらしく、後期のヴァーヴレコーズの作品はあまり語られていない様。しかし本作品の表題曲は未だジャズスタンダードとして語られることが多い。

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Butter 08/Butter 08 チボマットのメンバー等が参加したバター・オーエイトのアルバム。ミニマルで実験的な内容だが、曲は非常にコンパクトでオルタナティブ。個人的にはめちゃくちゃ好き。T2のドラムとベース入ってくるところとか答え合わせの様で良い。このアルバム一枚しかないのが残念。

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Forest for the Trees/Forest for the Trees フォレストフォーザツリーズの1st。ベックのLoserの共作者であるカールスティーブンソンのデビュー作。ヒップホップ的なビートとエスニック風味なサイケトラックが結構突飛な感じで混ざっているのに全体的にポップに仕上げている。

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Parachute/Losing Sleep パラシュートの1st。ルックスも良く、語られる際はマルーン5なども引き合いに出される。マルーン5をしっかり聴いてないから何ともだけども、それよりも好きだと思う。纏まりすぎだなとも感じる。

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Swing Out Sister/It's Better to Travel イギリスのポップグループ、スウィングアウトシスターの1st。80'sポップ的な感じなのかなと思って聴いてみたら中身は意外とお洒落。スティーリー・ダンを80'sの音でやってる様な感じ。ビジュアルも都会的で良いな～と思った。俺が田舎者だから？

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David Bowie/Let's Dance デヴィッドボウイの14th。ファンキーでダンサブルでメロディアスな一枚、個人的にはボウイのアルバムの中で一番好き。T1～T3にかけての怒涛のキャッチーなトラックの波が、このアルバムの出来を物語っている。最高。