パワーシフト「再エネ新電力の危機！〜みらいの再エネでんきを守ろう〜」参加報告2022.3.7

くうのる @kuunoru

「3/7再エネ新電力の危機！〜みらいの再エネでんきを守ろう〜」に参加します。 power-shift.org/220307_event/ youtu.be/PdQrK0xCjpw

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今日の内容 1．今、でんきの仕入れ価格でなにが起きているのか？ 2．再エネ新電力からコメント1　みんな電力 3．再エネ新電力からコメント2　ピープルズパワー #再エネ新電力の危機

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1．今、でんきの仕入れ価格でなにが起きているのか？ パワーシフト　吉田明子さん＞電力料金が昨年に引き続き今年も高騰。現在は世界的に化石燃料が高騰し数カ月後に日本でも電気料金に影響してくる。これはすべての電力会社にかかること。でも今回の市場価格高騰はまた別の話。 #再エネ新電力の危機 pic.twitter.com/bfUguDD5fh

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吉田氏＞電気料金の内訳 電源調達費：市場から仕入れる 託送料金：小売り会社が送配電会社に支払う 利益・管理費：小売り会社の運営費用 一般家庭の電気料金の平均単価は25~30円程度。 仕入れ価格が上がると利益が圧迫。 #再エネ新電力の危機

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吉田氏＞大手電力は電源の9割近くを所有、契約。新電力は、自社で再エネ発電所を持っているところもあるが、規模が小さい。多くは電力市場から調達するため、電力市場の価格に影響を受けている。 #再エネ新電力の危機

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吉田氏＞昨年の12~1月の高騰は、1日平均で150円超。これまでにない暴騰だった。2月以降は価格は落ち着いた。今年は10月ごろからじわじわ上がり、1月は21.9円、2月は21.3円、3月も続いている。昨年と同等かそれ以上の損失が新電力に起こっている。 #再エネ新電力の危機

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（補足）昨年→2020年冬から2021年春　今年→2021年冬から2022年春。通常の月平均価格は8円程度、それがこの1月2月は21~22円に。電気の足りない夕方の時間帯の最高値は80円。 #再エネ新電力の危機 pic.twitter.com/ZWOj9TAmFf

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吉田氏＞昨年の高騰はLNGの在庫不足。今年は十分ある。なぜ高騰したのか？　審議会でも議論されているが、明確にはわかっていない。調査中。考えられるのは、世界的に燃料価格が上昇、大手電力が長期契約で確保しているものを転売している可能性。 #再エネ新電力の危機

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吉田氏＞また市場に出す際、買い戻す際に大手電力会社が利益を最大化するようにしているのでは。自社の利益を追求するのは当然ではと経産省も認める。大手会社が価格を操作できるのは問題ではないか。 #再エネ新電力の危機

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吉田氏＞再エネ新電力への影響は？　再エネ新電力の電源構成の例。「FIT電源（再エネ由来）」→市場価格と連動。「電力市場からの電気」→市場価格そのもの。「その他」→計画と違うペナルティ #再エネ新電力の危機

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吉田氏＞新電力の会社へのアンケート結果。この市場価格高騰についてどう思うか。「事業の存続に関わるほど大きい」33％、「当面は継続策を探る」等。事業を撤退するところも。 #再エネ新電力の危機

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（補足）再エネ新電力の切実な声！「市場価格高騰の経営への打撃」に関するアンケート結果 power-shift.org/220210_jepx/ #再エネ新電力の危機

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吉田氏＞新電力の理念に関わるところなのに再エネをあきらめざるをえなくなるという不条理。調達先としてFIT電源を減らす、卒FITからなど、そうしないと耐えられない。やむを得ず大手電力から化石燃料からの電気を買わざるを得なくなっているところも。 #再エネ新電力の危機

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吉田氏＞存続に関わりとても心配。政府に対し、FIT電気の仕入れ価格が市場価格に連動する仕組みを見直すべきという声が上がっている。 1月20日、市場価格が高かった日、夕方の価格が80円、販売価格の3倍程度の値段。ただし休日日中は落ち着く。利用者の使い方の見直しも必要。 #再エネ新電力の危機

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吉田氏＞全体に利用を減らす、特に高い時間は減らすことが、利用者に求められること。 3月になり少しは落ち着いたが、やはり朝夕は80円と高騰。明日は曇りなので高騰を予測。再エネ新電力の皆さんは頭を悩ませている。 #再エネ新電力の危機

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吉田氏＞エネチェンジのサイトでエリア別の価格が見られる。JEPXスポット取引価格。たとえば、明日の九州地方では昼間は0円（太陽光が多い）。東京では昼間でも30円、夜は80円ととんでもないことに。 #再エネ新電力の危機

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（補足）JEPXプライスチェッカー enechange.jp/jepx_checker/ #再エネ新電力の危機

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吉田氏＞私たちにできること。電気を使う家事は10時から16時。節電。パワーシフトのTwitterなどででんき市場の状況を見ながら。この事情を周囲にお知らせ。パワーシフトの切り替えを友だちに勧めるのは4月以降がベター。 #再エネ新電力の危機

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司会＞電力会社は電気を売らないという選択ができない、高くても仕入れるしかない。 グリーンピープルズパワー　竹村英明氏氏＞まだすべてを再エネ電力にはできていない。ここのところ数カ月、売上よりも仕入れ額が多い。 #再エネ新電力の危機

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竹村氏＞JEPXの市場価格（スポット市場）が高騰。特に損失が大きかった日。1/5、1/11、1/21、1/25、一日40万円ほどの赤字。特に損失の多かった日は、ほぼ17時から20時に損失が出ている。市場価格高騰で打撃を受けているのは、FITの連動価格。 #再エネ新電力の危機

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竹村氏＞太陽光の電力は日中、そこの仕入れをがんばっても夕方の損失は防げない。今は異様にJEPXが多い。当社の置かれている状況は、想定仕入れ価格10円/kWhの倍以上が続く。粗利を削減して対処が無理に。高騰が収まるまで6円ほどの値上げで対処。それでも累積損失た積み上がる。 #再エネ新電力の危機

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竹村氏＞第6次公募増資などで乗り切る。FIT以外の発電を始めている。1号機は馬来田にソーラー発電。それ以外に、オンサイトPPA（施設側に電気を直接販売）と蓄電池VPP（昼間に充電、夕方に施設側に販売、系統からの電気を使わない）。 #再エネ新電力の危機

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竹村氏＞今もっとも取り組んでいるのは、第6回増資。3月4日から13日まで申込み、振込は14日から18日。3月の損失補填のため急いでいる。発行期日は3月19日。5万円×200株、多くの方から応援いただきたい。 #再エネ新電力の危機

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司会＞毎日損失のグラフに衝撃、企業努力では無理だとわかった。 みんな電力　三宅成也氏＞新電力はみんな追い込まれている。すべてが値上がりしていて逃げ場がない。何とかしなければ。 #再エネ新電力の危機#再エネ新電力の危機

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三宅氏＞電力は寡占市場、新規参入者は電源を持っていないので厳しい。 顔に見える関係、市場から一切買っていない。再エネから、FIT、非FITから買っている。しかし市場に煽られている。日本全体ではほぼ化石燃料。 #再エネ新電力の危機