
会場到着。まずはLanguage Learning Round Table。タイトルは「Is there a future for the native speaker in SLA research?」。 #eurosla21
2011-09-07 16:25:45
A. Sorace、M. Sharwood Smith、K. Hyltenstamが発表者、ほかにS. MontrulとM. H. Longが登壇者。 #eurosla21
2011-09-07 16:26:47
Soraceが「The bilingual native speaker」というタイトルで発表中。 #eurosla21
2011-09-07 16:27:16
バイリンガル話者は文法と語用をリアルタイムで統合させるのに苦労するが、それは早期バイリンガルとlate バイリンガルで差があるのか。 #eurosla21
2011-09-07 16:38:18
バイリンガルは認知活動一般に強いが、言語面でモノリンガルよりも劣ることがある、というのは面白い。しかしこれはtwo sides of the same coinではないか。 #eurosla21
2011-09-07 16:39:22
control of executive controlに年齢効果があるのではないか。早期バイリンガル、NS、L2学習者(late バイリンガル)、モノリンガルを比較。 #eurosla21
2011-09-07 16:50:22
bilingual native speaker = 均衡バイリンガル。均衡であるためには両言語のインプットをコンスタントに受け続けることが重要。 #eurosla21
2011-09-07 16:51:18
次はM. Sharwood Smithの「Is the native speaker a psycholinguistic impossibility?」 #eurosla21
2011-09-07 16:53:37
1992年の第二回Euroslaで"The death of the native speaker"というタイトルで基調講演をした。その時に既にNSという概念は問題があった。 #eurosla21
2011-09-07 16:56:29
発音の問題なのか、(正確性だけではなく)流暢さも必要なのか、literateであることが必要なのか、他者の視点からNSらしいことなのか、などNSの概念の問題が色々ある。 #eurosla21
2011-09-07 17:01:27
(1)社会文化的な知識があり、(2)語彙を共有していて、(3)ジェスチャーなどparalinguisticな面も共有していて、(4)学習者のようなアクセントもない。(1)と(3)を満たしてないよりも(4)を満たしていない方がNNSと見なされる。 #eurosla21
2011-09-07 17:07:37
最後はKenneth Hyltenstamの「The native speaker as a methodological instrument: Are there alternatives?」 #eurosla21
2011-09-07 17:27:15
NS/NNSの区別(NSの定義?)でよくチョムスキーが挙げられるが、チョムスキー自身は自分は特にそこに新しい視点を加えたわけではないと述べている。母語話者の権威(?)は既にあった、と。 #eurosla21
2011-09-07 17:39:04
チョムスキー「"standard language"は言語的なものではなく、powerとauthorityが生むもの」 #eurosla21
2011-09-07 17:41:54
Sylvina Montrul。NSをモノリンガルNSとバイリンガルNSに分ける必要がある。しかし彼等内でもsimultaneousバイリンガルvs sequentialバイリンガルなど色々な面で異なる。 #eurosla21
2011-09-07 18:38:33
SLAは被験者が第二言語の知識を有しているかどうかに敏感で、心理言語学、社会言語学、コーパス言語学などではその辺りに注意を払っていない。 #eurosla21
2011-09-07 18:41:29
実験者が作成したテストで能力を測定する場合、NSという天井効果を示す群が統制群として必要かもしれない。ただ標準テストを用いるのであれば、NSは実験に必要がない場合も多々ある。 #eurosla21
2011-09-07 18:55:13