- deepbluedragon
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@deepbluedragon Deleuze ツイート、明日あたりになるかもです。もし仕上がってたらハッシュタグ「corpusjuris」でつぶやきますんで、チェックよろしくお願いします。
2010-04-30 01:07:44@deepbluedragon この動画は、弟子のクレール・パルネが様々な哲学的なモチーフについてABC順に問いかけ、極めて私的な雰囲気でドゥルーズがそれに応答するというものです。そしてこの回は「左翼について」という題で話が進んでいます。#corpusjuris
2010-05-01 00:23:49@deepbluedragon そこで、(ヘーゲル式の)歴史の帰結から歴史の意味論を同定するような人間理解に対して、生成変化、つまり潜勢力が現前化して特定の諸情況が創造されることで人が革命家へと生成する運動性を対置させます。それを表現する語彙が「法解釈」。#corpusjuris
2010-05-01 00:30:13@deepbluedragon ドゥルーズがヘーゲル式の歴史理解として批判するのは、ヌーヴォー・フィロゾフ、つまり革新的理念や漸近的進歩幻想を傍観者的な態度で援用し、自らは歴史に関与することなく歴史を断じようとする一派のそれです。68年組の裏切り者。 #corpusjuris
2010-05-01 00:53:02私もドゥルーズを全く知らない訳ではないですが、自信を持って正しく理解してるとは言いがたいので、潜勢力などの語は説明してくださると助かります RT @totojuni_sancheそこで、生成変化、つまり潜勢力が現前化して特定の諸情況が創造されること
2010-05-01 00:59:17返信文に#corpusjurisを挿入して頂くと、後で検索欄に#corpusjurisと入れれば全部やり取りの流れがフィードできるので、オススメです。RT @deepbluedragon: 潜勢力などの語は説明してくださると助かります
2010-05-01 01:09:21@deepbluedragon: 価値体系の中での位置付けを経由した事物の存在論的意義付け(形而上学)に拠らず、「無限の解釈/展開可能性へと開いた状態から徴によって特異な状態が発現する」という情況それ自体(スピノザ)を存在論的に表現した言葉です。<潜勢力 #corpusjuris
2010-05-01 01:18:55@deepbluedragon エネルギーの凝集態、分子生物学上の「動的平衡状態」に似たイメージ。要するに、事物について確定記述的な整理をし、任意の価値スキームの中に収めて満足しても、それは蝶を標本にしただけで蝶のことを理解した気になってるのと同じだ、と。#corpusjuris
2010-05-01 01:26:02@totojuni_sanche正直いまいち何いってるか分かりません。潜勢力の説明は後回しにして、とりあえず先に進んじゃっていいです。私向けにしなくてもハッシュタグだけでも大丈夫だと思います。今日中でなくともいいので、急がずゆっくりやりましょう#corpusjuris
2010-05-01 01:35:42ずっと頭捻ってるんですが、ドゥルーズは問題意識自体が特異なんかな…今までの下りの中で、どの辺りで読解に詰まりましたか??潜勢力とかのテクニカルタームですか?それとも文脈把握? #corpusjuris RT @deepbluedragon: @totojuni_sanche
2010-05-01 01:53:31@totojuni_sanche動的平衡は流行語で学術用語してはちょっと…ってのは置いて、私の理解では、可能性と潜在性が対置されてて、思考や想像できるのが可能性で、それさえできないようなその可能性の可能性(メタ可能性?)が潜在性だと理解してるけど正しい?#corpusjuris
2010-05-01 01:55:06@totojuni_sanche「潜在性」と「潜勢性」は同じ語の訳です。こちらを参照→http://circuskk.blog41.fc2.com/blog-date-20051214.html #corpusjuris
2010-05-01 01:55:44まぁそのあたりをつつかれるとは思ってましたw まぁRT @deepbluedragon: @totojuni_sanche動的平衡は流行語で学術用語してはちょっと…… #corpusjuris
2010-05-01 01:57:45その意味での(思考)可能性ってのは演算可能性と解すればよく、それに対して、計算不可能性(にも関わらずそこにある/あった もの)の代名詞として潜勢力=潜在性が対置されます。仰る通り。 RT @deepbluedragon: #corpusjuris
2010-05-01 02:05:12@totojuni_sanche思考や想像できる可能性を超えるために創造しようぜ!ってのがドゥルーズ(&ガダリ)への私のイメージです。こんな大雑把な理解でいいのか自信ないです #corpusjuris
2010-05-01 02:18:25その理解で十分だと思います!大陸であれ英米であれ、シンプルにディシプリンが表現できること自体が良い哲学の証拠ですから。RT @deepbluedragon: @totojuni_sanche思考や想像できる可能性を超えるために創造しようぜってのが… #corpusjuris
2010-05-01 03:00:13@totojuni_sanche一応まとめ。ヘーゲル流のすべてを既存の枠組みに収めてしまうやり方に対して、ドゥルーズは既存の枠組みを乗り越えるような潜勢力によって情況を創造することを勧めている。それが法解釈と関わっている。既存の枠組みが計算可能性と関連? #corpusjuris
2010-05-02 18:55:37@totojuni_sancheあ~でもこのへーゲル理解はジジェクは気に入らないだろうな、たぶん。とはいえ、ヘーゲル批判としてはよくあるもので、そこは正しい理解が何かにこだわってもしょうがないかな。#corpusjuris
2010-05-02 19:01:36ジジェクは気に入らないでしょうねw RT @deepbluedragon: @totojuni_sancheそこは正しい理解が何かにこだわってもしょうがないかな。#corpusjuris
2010-05-02 19:10:01この一行を見て、僕の主意は大体伝わったのかなと思いました。 RT @deepbluedragon: @totojuni_sancheドゥルーズは既存の枠組みを乗り越えるような潜勢力によって情況を創造することを勧めている。それが法解釈と関わっている。 #corpusjuris
2010-05-02 19:13:02既存の枠組みとはつまり認知プロトコルなのですが、ドゥルの表現に従えば「反復されたもの」を固形物/有機体(モル的!!)-としてしか理解しない知的整理になります。RT @deepbluedragon: @totojuni_sanche 既存の枠組みが(略) #corpusjuris
2010-05-02 19:18:50蛇足なのですが、一部の法律学者や実務初学者が陥る現象として、解釈論に於ける機能的便宜のため発明されたはずの法体系や法概念それ自体を自明なものと見なし、概念のみ振りかざす人がいます。 RT @deepbluedragon: @totojuni_sanche #corpusjuris
2010-05-02 19:21:49@deepbluedragon 例えば人権宣言のように(綱領化された)法的主体についての宣言文(法の正統性と体系的解釈の出発点を同時に指し示すヘッダです。人権が天賦のものであるという法的前提が解釈論を規律します。)などを頭から信じ込むタイプですね。#corpusjuris
2010-05-02 19:29:51