SARS-CoV2スパイクタンパクが単独で血管内皮細胞の炎症を引き起こす機序

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WB @wb29304326

SARS-CoV2スパイクタンパクが単独で血管内皮細胞の炎症を引き起こすという文献。ヒト臍帯静脈の内皮細胞をスパイクタンパクと培養すると、インテグリンα5β1とNF-κBシグナルを介して凝固因子、炎症性サイトカインが誘導され、血管内皮の透過性亢進が認められた。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35143839/

2022-03-24 11:40:32
WB @wb29304326

スパイクは網膜血管の透過性亢進を引き起こす。ラットの硝子体にスパイク0.5μg入りの緩衝液と、対照の緩衝液のみを注射し24時間後に比較した画像、スパイクを注射したほうでは、網膜出血が複数認められている。生体内での血管透過性亢進(血管のバリア機能を壊し、血管外漏出を引き起こす)を示す。 pic.twitter.com/8BzAPjMROs

2022-03-24 11:41:23
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SARS-CoV-2のSタンパク質はintegrinα5β1を通じて血管内皮障害を引き起こす。インテグリンα5β1がSタンパク質の受容体結合ドメインにあるRGDモチーフを認識する。インテグリンα5β1がスパイクに結合するとNF-κBが活性化され、核内に移行して凝固因子、炎症性サイトカインの発現が誘発される。 pic.twitter.com/FTJtTGcYGo

2022-03-24 11:49:10
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mRNAワクチンは、このSタンパクの全長をコードします。Sタンパクそのものが体内で産生されて血管へ移行すれば体内の各種血管で炎症が起きます。 pic.twitter.com/oR71mxR8DC

2022-03-24 11:52:13
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WB @wb29304326

Sタンパクが網膜静脈等の細い血管に届き、そこで炎症を起こし血管内皮の透過性亢進が起これば、局所での血栓を起こす要因になります。網膜静脈閉塞症のような眼疾患が一例です。 twitter.com/wb29304326/sta…

2022-03-24 11:54:25
WB @wb29304326

ワクチン接種後眼合併症34例の報告。年齢18-83歳。発症接種後1-30日。P社23、AZ7、M社3、J&J1例、ヘルペス角膜炎3例、トキソプラズマ網膜脈絡膜炎など感染症、網脈静脈閉塞症5例、虚血性視神経症など眼関連の虚血性疾患、ベーチェット病、原田病など自己免疫疾患あり多様。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34945256/

2021-12-29 11:26:33
WB @wb29304326

この16歳の心膜炎の症例の心筋生検で、赤血球の血管外漏出が目立っていたのはワクチン接種後に血管内皮の透過性亢進が心臓の血管で起きていた確かな証拠になります。 twitter.com/wb29304326/sta…

2022-03-24 11:57:08
WB @wb29304326

日本からファイザー2回目接種後3日で胸痛により発症した16歳男性の心膜炎症例。心電図変化と、MRIで心膜と心室中隔に所見あり。COVID-19陰性。心筋生検で炎症細胞を伴わない赤血球の血管外漏出(血管透過性亢進の所見)あり。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35314555/

2022-03-23 09:36:35
WB @wb29304326

脳血栓症リスクも見逃せません。脳梗塞として発症していなくても(脳動脈の幹の部分が詰まっていなくても)、枝の細い血管が詰まり症状を起こさないラクナ梗塞を起こしている例はあるはずです。特に高齢者では脳血管性認知症などの発症増加が起きるかもしれません。 twitter.com/wb29304326/sta…

2022-03-24 12:06:16
WB @wb29304326

英国の報告、AZ(アストラゼネカ)ワクチンは、CVT(脳血栓症)入院リスクが15−39歳、40−64歳でそれぞれ8.7倍、2.2倍で有意に上昇 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34927118/

2021-12-24 15:30:47
WB @wb29304326

血管の炎症を起こすこれらの経路を阻害することが創薬のターゲットになるのではないかと述べられてます。そうじゃなくて、スパイクタンパクの直接毒性がヒト血管細胞で示されたことのほうが重要じゃないでしょうか。スパイクタンパクが血管に移行するワクチン、本当に大丈夫?という視点です。

2022-03-24 12:31:58