橋下徹が在日ウクライナ人に対し「自分は命が守られる外国にいたまま、戦うしかないとは言えない。価値観の違いやな」に関して

橋下徹が在日ウクライナ人に対し「自分は命が守られる外国にいたまま、戦うしかないとは言えない。価値観の違いやな」に関して
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橋下徹 @hashimoto_lo

橋下徹さんと激論を交わした政治評論家と政治学者が皮肉『僕の考えた正しい当事者論』はいらないし妄想news.yahoo.co.jp/articles/662d3… ➡︎感覚、価値観の違いやなー。僕が外国に滞在しているときに、仮に日本が侵略されたなら、どんな手段を使ってでも日本に戻るか、もし外国に滞在したままなら

2022-03-27 16:33:44
橋下徹 @hashimoto_lo

日本国内の戦闘員には申し訳ない気持ちと敬意を表しつつ、一般市民にはとにかく生き延びて、無理せんでええから、日本がどんな判断をしても構わんからという気持ちになるけどな。自分は命が守られる外国にいたまま、戦うしかない、一般市民の犠牲も已むなしとは口が裂けても言えんわ。価値観の違いや。

2022-03-27 16:33:44

kokuramusen2282:ナザレンコ・アンドリー氏はどうかは知らないが、少なくともグレンコ・アンドリー氏は「今はまだ戦えるから戦っているという状態で、もし本当にどうしようもなくなってこれ以上の抵抗は犠牲が増えるだけで戦果につながる見込みが全くない場合は、苦しい判断をしなければならない場面も出て来るんですが、その時はもちろん排除しないんですね」「まだ食い止められるうちは戦おうという判断なので、誰も国民の総玉砕を目指しているわけではありません」と述べています。
グレンコ・アンドリー氏について「戦うしかない」論者であるかのような物言いは藁人形論法だと思います。

グレンコ・アンドリー氏の言葉に関するソースは以下。
ウクライナ出身の政治学者グレンコ氏 橋下氏との討論振り返り「誤解のないように言っときますけど…」
スポニチ 2022年3月4日
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/03/04/kiji/20220304s00041000295000c.html

kokuramusen2282:私としては、橋下氏が戦争による非軍人である民間人の犠牲者を避けたい気持ちもわかるし、「戦地から逃げる権利」を主張してウクライナの成年男性出国禁止を批判するのもわかる。
ただ、当初の侵略者ロシアがキエフ政権転覆を含めたウクライナ全土占領を前提とするかのような軍事行動をとっている場合に国民皆兵のための目的の一つとして成年男性出国禁止を批判して「戦地から逃げる権利」を肯定すると、国民皆兵の達成度が減ることで敵にウクライナ全土が占領されて主権国家としての地位を完全に失う可能性がより高くなることは念頭におかなければならないだろう。

また、ウクライナ東部の2つの親露共和国でも成年男性出国禁止がされている。「戦地から逃げる権利」を主張して成年男性出国禁止にしたウクライナを批判する橋下氏だが、成年男性出国禁止をした2つの親露共和国について批判したのを見たことがない。これはダブルスタンダードではないか? 正直、橋下氏のウクライナ戦争問題に関する言葉はウクライナや西側諸国への批判が多数を占めており、ロシアやロシアに組する勢力に対する批判は殆どなくあったとしても申し訳程度にしか書かれてないように見える。こういうのが反発を招いている要因の一つだと思う。

2つの親露共和国でも成年男性出国禁止についてのソースは以下の通り。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220224-OYT1T50051/
ウクライナ、90万人予備役招集…「部隊規模拡大」の総動員は回避
読売新聞 2022年2月24日