村上春樹の小説を今読むと「お金のことを考えないで心の問題に集中できて羨ましい」という感情が湧き上がる件について

三宅香帆 @m3_myk

村上春樹やよしもとばななの小説、昔からずっと好きなんだけど、今読むと「お金のこと考えずに心の問題に集中できてていいな〜〜〜〜〜」という感情も湧き上がってくる。お金ないふうの主人公でも豊かな暮らしができてた時代よ…。

三宅香帆 @m3_myk

ちょっと伸びてるので宣伝〜〜初のエッセイ集『それを読むたび思い出す』発売中です！本を好きなすべての人にに読んでもらえたら嬉しいです！村上春樹を繰り返し読んだときのことも書いております！🍋 amzn.to/3Jm1VZf

ジュヌセクワ子 @superkaedego

肺炎になりながら責任ある仕事をするマスコミ独身女子が鬱病を数年煩いグループlineに鬱日記を爆投する既婚の友人にイラつき「旦那が働き家賃の心配しないですむ女ほど鬱病になる」という暴言陰口をワイにこぼしてきてマジやめてってなったが、その鬱の女子は鬱中、村上春樹ばかり読んでいるなあ。 twitter.com/m3_myk/status/…

あまどく(尼崎読書会)@武庫之荘・大阪 @bookhunterosaka

『ねじまき鳥クロニクル』の主人公みたいに、失業保険がとっくに切れててても、火曜日の朝の10時にパスタを茹でるくらいのメンタリティでありたい。 twitter.com/m3_myk/status/…

Mstn @ ドコモロ座の座長 @SatoshiMasutani

村上春樹作品の主人公は、金には不自由しないが、社会的に更に上の階層に上がれる職種でもないというのが多い。知的階層の踊り場で取り残されたような感じの仕事。 twitter.com/m3_myk/status/…

あまどく(尼崎読書会)@武庫之荘・大阪 @bookhunterosaka

確かに、村上春樹の小説の登場人物は、 お金に困ってる感じがない。 ねじまき鳥の主人公は失業中だし、1Q84はフリーターだったりするけど、困窮してる描写はない。 twitter.com/m3_myk/status/…

KeiNiwa @KeiNiwa

村上春樹の小説の主人公は、冒頭で無職になる男が多いが、だいたいいつも「僕は贅沢するタイプじゃないし、しばらくお金には困らない」状況設定が多く、そこは大いなる問題だと思っている。特に今の時代は。 twitter.com/m3_myk/status/…

🐈🦔鴻巣友季子（『文学は予言する』『誓願』） @yukikonosu

村上春樹の作中人物も芸術に集中するには古代ギリシャ人みたいに奴隷のいる境遇でないと難しい的なこと言ってますね。 でも、そう言う作中人物も「こじんまりした」翻訳事務所勤めながら収入は平均以上、小回りのきく欧州車を所有して、時々長期休暇とって暮らしてるという…今見ると天国ですね…🚗 twitter.com/m3_myk/status/…

ジュヌセクワ子 @superkaedego

肺炎になりながら責任ある仕事をするマスコミ独身女子が鬱病を数年煩いグループlineに鬱日記を爆投する既婚の友人にイラつき「旦那が働き家賃の心配しないですむ女ほど鬱病になる」という暴言陰口をワイにこぼしてきてマジやめてってなったが、その鬱の女子は鬱中、村上春樹ばかり読んでいるなあ。 twitter.com/m3_myk/status/…

けろりんゲロリン（3a8） @saya_fairyland

それらの作品が出版された当時、若者だったけど、漱石なんか読みながら同じことを思っていた。「この頃の若者は、精神的に向上心のないやつがバカだと言われて死んじゃうとか、勝手にガールフレンドを譲り合ったり、いい気なもんだ」と。まさか、ばななや春樹をそう思う時代が来るなんて… twitter.com/m3_myk/status/…

わがままコブラ @wagamamacobra

バブルがすっかり崩壊した後のJ-POPでも、今聴くとこういう感想を抱く。 twitter.com/m3_myk/status/…

月桃茶 @gettou_cha

それ、ずっと思ってた。 「この人たち、仕事の苦労とかないのかな？ずっとこんなふうにふわふわ生きてられるってすごいな」と。 あまりにも自分の生活実感と違いすぎて、私はすぐに離れてしまった。 この二人だけじゃない、90年代くらいから流行ってたのは大体同じ。 最近は変わってきただろうか。 twitter.com/m3_myk/status/…

黒田真樹 @kurodams

80年代にリアルタイムで村上春樹を読んでいたとき、そういうタイプの感情もあった。でもまあ、それはそれとして、貧乏学生でも小説世界に入り込めるぐらいの余裕があった。消費税はなかったし。 twitter.com/m3_myk/status/…

ケイジャンチキンカリー @CTLlt2DV3gYtxvO

@m3_myk 本人（春樹）もエッセイで言ってましたね。ふらふらした若者（自分）がちょっと借金してジャズバー開いてなんとか食べていけるいい時代だったって。実際は借金返すまでは働き詰めだったらしいですが、世間が好景気だと気持ちのゆとりが違うんでしょうね。

そらとり @new100fortunes

@m3_myk ブームの頃に大学生でお金は当然なく、迷い事ばかりだったけど、バブルの名残りの様な空気感か、なんだか先は拓けていく感覚があった気がしてて。 当時出た小説読み返すと、あの頃はまだ生きる閉塞感にも余白があるなぁと懐かしく時代を思い出してしまいます。

佐倉旬ビターエンドロール全3巻発売中 @_sakurasyun

お金のあった時代を昔話として聞かされるお金ない世代なのでグサッと……。心が豊かならお金なんて、という発想はポジティブだけれど、お金なくなると本当に精神的余裕なくなります。 twitter.com/m3_myk/status/…

あまぐも @amagumoya

さらに昔の無頼派なんて呼ばれてた作家さん達なんか、そりゃ好き勝手出来るよね。奥さんが必死で生活支えてるんだもんな。 とか思っちゃうので、心に暗黒の靄が発生しちゃうよね。