この記事は、ロシア国営メディア、RIAに2022年4月3日付けで載ったものです。ロシアも『同じ』人間だから、日本人と『同じ』ように考える筈、という根拠のない幻想を抱いている人がまだいるので、ロシア語から英語に機械翻訳したものを全文日本語にします。 ria.ru/20220403/ukrai…
2022-04-11 11:16:22RIA『昨年4月に、ウクライナを非ナチ化するのは不可避だと記事を出した。ナチ、つまりウクライナのバンデラは、ロシアの敵であり、ロシアを破壊するための西側の道具であり、我々は必要としていない。現在、非ナチ化問題は、現実的局面になった。
2022-04-11 11:16:23RIA『国民の相当な部分(たいてい多数派)がナチ政権に従えられ、政治的に取り込まれた時に非ナチ化が必要となる。つまり、『国民は良い、悪いのは政府だ』という仮説が成り立たない時だ。この仮説が成り立たないという事実を認識することが、非ナチ化政策、その政策の手段の基盤であり、
2022-04-11 11:17:08RIA『成り立たないという事実そのものが主題である。 ウクライナはまさしくそのような状況である。ウクライナの有権者が『ポロシェンコによる平和』『ゼレンスキーによる平和』を支持した事実に惑わされてはいけない。この直近大統領二人が選挙の時に匂わせた、電撃攻撃による最短経路での平和に、
2022-04-11 12:26:22RIA『ウクライナ国民は満足していた。国内の反ファシスト勢力による『譲歩戦略』こそが、徹底したテロを用いて、オデッサや、ハリコフ、ドニエペトロブスク、マリウポル、その他のロシア系都市で使用されたものだ。この手法はウクライナの一般人には好都合であった。
2022-04-11 12:26:49RIA『武器を手にしたナチは戦場で最大限に破壊されるべきだ。APU やいわゆるウクライナ国軍、この二つを組み合わせた領域防衛隊に意味ある区別をすることはできない。かれら全ては、民間人に対する極度の残虐行為に等しく関与しており、ロシア系住民に対するジェノサイドに等しく罪を負っており、
2022-04-11 15:12:52RIA『法と戦時慣習に従わない。戦争犯罪人や、積極的ナチたちは見せしめとして、極度に処罰されなければならない。完全な浄化を行う必要がある。ナチズムの実行に関与した全ての組織は、壊滅させ、禁止されねばならない。しかしながら、上層部に加えて、大衆のかなりの部分は、受動的なナチであり、
2022-04-11 15:13:21RIA『ナチの共犯であり、有罪である。彼らはナチ権力を支持し許容した。この大衆層に対する正しい処罰は、民間人に対する最大限の配慮と注意深さでもって行われる、ナチ・システムに対する正義の戦争による、不可避な惨禍を被ることでしか行えない。この大衆層に対する更なる非ナチ化は、
2022-04-11 15:13:42RIA『ナチ的態度をイデオロギー的に弾圧し、厳しく検閲することによって達成される、再教育で行われる。この方策は政治分野のみならず、文化や教育でも必要である。大衆の深いナチ化は、ナチ政権がロシアに勝利することによって得る分け前の約束、ナチの宣伝工作、国内の暴力及びテロ、
2022-04-11 15:14:08RIA『非ナチ化は勝者によって行われる他はなく、つまり、それは、(1)非ナチ化過程を勝者が完全に制御すること(2)そのような制御を確保するための権力、を意味する。この点からすれば、非ナチ化される国は主権国家ではあり得ない。
2022-04-11 15:18:28RIA『非ナチ化する方の国、ロシアは、非ナチ化に関して自由主義的手法で進むことはできない。非ナチ化する方のイデオロギーに、非ナチ化される罪人たちが抗弁することがあってはならない。ロシアがウクライナを非ナチ化すべきだと認識したからには、
2022-04-11 15:18:56RIA『ウクライナ全体にクリミアでのシナリオを当てはめるのは不可能だ。もっとも、クリミアでのシナリオを反逆したドンバスに2014年に適用するのも不可能だった。ナチの暴力とテロに8年間抵抗して初めて、内部が団結し、ウクライナに対していかなる統一も連携も拒否するという
2022-04-11 15:19:20RIA『意識的で紛れのない大衆的拒否へ繋がったのだ。 非ナチ化という用語は、一世代未満で終わる筈もなく、世代が非ナチ化の元で生まれ、成長し、成熟しなければならない。ウクライナ民族主義が法的合法的政治表現として認められ、ナチズムに向かっての『独立』運動となった少なくとも1989年から、
2022-04-11 15:19:50RIA『ナチ化した現代ウクライナの特徴は、掴み所がなく、両義的であることにある。そのためにナチズムを、『独立』や『ヨーロッパ(西側、親米)』的『成長(実質は退廃)』であり、ウクライナには『ナチズムはなく、個人的行き過ぎがあるだけ』と主張することが可能になった。
2022-04-11 15:34:59RIA『実際、主要なナチ党や、総統、真っ赤な人種差別法はない(中途半端なロシア語に対する抑圧という形のものだけ)。その結果、政権に対する反対や抵抗がない。 しかしながら、これら全ては、ウクライナ・ナチズムが20世紀前半のドイツ・ナチズムの『軽量版』だということを意味しない。
2022-04-11 15:35:30RIA『全く逆で、ウクライナ・ナチズムはそのような政治的『分類』(つまり政治技術)の枠組みや制約に縛られないため、いかなるナチズム、まずはヨーロッパ・ナチズム、更にその最も発展した形としての米国の人種差別、の土台としても展開しうる。
2022-04-11 15:35:58RIA『従って、『NATO不参加、EU参加』のような形式を基礎とした譲歩として非ナチ化を行うことはできない。西側全体が、ウクライナ・ナチズムを設計し、源流となり、支援しているのであって、西側のバンデラ連中と『歴史的記憶』は、ウクライナをナチ化する道具の一つに過ぎない。
2022-04-11 15:36:21RIA『ナチ政権から解放された領域で、完全に非ナチ化された国家の名前として、『ウクライナ』の名前を保持できないのは明白だ。ナチズムが存在しない場所に新たに作られた人民共和国は、経済的自治、社会保障、大衆に対する生活支援システムの復旧と近代化を実行して成長すべきで、そうなるだろう。
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