- higashiyami
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怖い話を聞いたり書いたり語ったり。全ての生き物と美味しいものが活力です。動物だと犬が植物だとダリアが虫だとトンボが特に好き。何か書く時は若本衣織という名義ですが 、どうぞ好きな名前で呼んでください。
県南の居酒屋で「水死者がいっぱい出た時」の話を聞いていたら、「自分もサーフィンで流されちゃって、一瞬竜宮城行っちゃったんだ」と喋るおっちゃんがいた。そこには綺麗な姉ちゃんはいなかったけど、随分前に死んだ漁師の友達がいて、恐ろしく静かな多摩ニュータウンみたいな街を案内してくれた。
2022-04-17 13:34:09真っ白い箱みたいな、無機質な街並みを見ていると、小高い丘の上に一際大きな古めかしい家が見えた。 「あれは何か?」と訊ねたら、「あそこは安徳天皇が御座す場所だよ」と言われた。その瞬間、無性に恐ろしく息苦しくなり、急に身体が浮き上がったそうだ。目覚めたら、心肺蘇生の最中だったらしい。
2022-04-17 13:37:33どんな話だよ、と思ったけどやけに真剣に話すし、溺れた時に握っていた「その町に落ちてた白い石」を今も携帯ストラップにしてる。一見、珊瑚礁みたいに見えるけど、同行してた友人は「指の骨だと思う」と言ってた。オチのない、変な話。
2022-04-17 13:40:31@Kaoss ありがとうございます! 数年前の話ではあるのですが、丁度お隣の静岡県と神奈川県でやけに水死者が出る年があったのです。安徳天皇の話はその方からしか出ませんでしたが「海底の多摩ニュータウン」は他にも「見た」という方が二人居まして、もしかしたら何処かに実在するのかも?と思っております。
2022-04-17 13:54:56@Kaoss お話を聞いた場所は神奈川県で、恐らくおじさまも地元の方なので関東の海で体験されたことなのだと思います。安徳天皇が亡くなられた場所とは異なるので気になっていたのですが、カオスさんの仰った「繋がってる」というお言葉で、なんだかストンと色んなものが腑に落ちました!
2022-04-17 20:48:19@hana922 ちゃんと調べてないのですが…。 安徳天皇は幼くして入水されて亡くなっているんですね。その際に「波の下にも都がありますよ」と慰められていたとか。 サーファーの方が見た街は安徳天皇の都なのかもしれないですね。
2022-04-17 15:01:43@KrhRvv_v なるほど!そんな逸話があるのですね! 「波の下の都」まさに、そんな感じの気がします。現代的な風景に、都も変わってきたのでしょうか。海に沈む死者の街、静謐で悲しい感じがします。
2022-04-17 20:46:51@hana922 海で死と隣接し、たどり着くのがその街なのか、街が呼んでいるのか。何れにせよ不気味ですね。 ネットで「浪の下にも都の候ぞ」で調べると最初の方に重要文化財のホームページが出てきて、そこに書かれていましたので、良かったら調べてみてください。
2022-04-17 22:09:52浪の下にも都の候ぞ――元暦2年/寿永4年(1185)3月24日、壇ノ浦の戦いで平家一門が滅亡。画像は徳川家康に仕えた神道家・梵舜自筆の『平家物語』で、幼い安徳天皇を抱いた二位尼(時子・清盛の妻)が入水する場面です。涙を誘いますね…。buff.ly/2IH02sg pic.twitter.com/uSP1ngNSwv
2018-03-24 08:00:11ドキドキする…
オカルト系、怖いとかあんまり思わないけど、この話は嫌な感じがする。 でもおもしろかった。 twitter.com/hana922/status…
2022-04-17 23:49:26わいのじいさんの弟?だかも釣りの最中海に落ちて、海底に竜宮城あって多くの人がそこめがけて歩いてるの見たらしい twitter.com/hana922/status…
2022-04-17 19:13:22好きこの話、否定しようと思えばおっちゃんの走馬灯のようなもので脳の機能と片付けられるかもだけど、じゃあ石はどこで?骨だとしたら何故?といった複合的な怖さ、不思議さがある。たまらない twitter.com/hana922/status…
2022-04-17 17:20:47安徳天皇
@hana922 いい話。安徳帝の竜宮伝説もあながち間違ってなかったのかもしれない。真相は波の下の都にあり、と。
2022-04-17 17:52:58