2011年9月14日

土壌の放射能汚染に関する物理化学的なつぶやき

土壌のpHとセシウムイオンの吸着能力についての堀田さんのつぶやきをまとめました。
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@QEnergyTeleport

福島で高めの値が出ているスダチ、カボス、柚子、クリ、ブルーベリーは酸性土壌を好むそうです。酸性土壌ではCsイオンが土に固定されにくいと土壌肥料の専門家に聞きました。移行係数が高めになる原因の1つだと思います。@Mihoko_Nojiri @hayano

2011-09-14 04:40:39
@QEnergyTeleport

酸性土壌を好む作物がCs移行係数が大きいからと言って、石灰などで中和すると作物自体が病気に弱くなったり、成長が妨げられる可能性もある。また中和してもCsイオンが土壌に固定されて作物への移行が抑制されるとは限らないとの専門家の話。ただこの話自体も実験的検証が必要。

2011-09-14 08:16:34
@QEnergyTeleport

酸性土壌でCsが土に固着しない効果をどのようにコントロールして作物への移行係数を下げるかに対して現時点では明確な答えがまだない。ただ雲母成分を増す客土やゼオライト散布が可能性としてあり得るらしいので情報収集中。ともかくCsを他に強く固定して根からの吸収を抑制する方向性があり得る。

2011-09-14 08:05:29
@QEnergyTeleport

今後酸性を好む農産物と土壌の相関がもっと明確なれば、来年以降のCsに対する具体的対応もできてくるかと期待しています。 @hayano

2011-09-14 07:52:32
@QEnergyTeleport

また珪酸塩鉱物の結晶格子と陽イオン組成から生じる負電荷は、あまりpHの影響 は受けにくいらしいです。 @hayano

2011-09-14 07:08:31
@QEnergyTeleport

専門家のお話では、酸性では重合ヒドロキシイオンが層間に部分的に入り込み、差し引きの負電荷が減るとのことです。この状態の珪酸塩鉱物は 2:1-2:1:1型中間種鉱物とされていますが、土壌を中和してもあまり負電荷は回復しないと推測されるそうです。 @hayano

2011-09-14 07:10:21
@QEnergyTeleport

土壌の専門家によると、自然状態では黄色土、非アロフェン質黒ボク土、ポドソルなどはpHが5前後以下の酸性土壌だそうです。また褐色森林土(国土の7割程度)は酸性から微酸性まで幅が広く、褐色低地土、灰色低地土、グライ低地土は酸性が弱い傾向だそうです。 @hayano

2011-09-14 07:06:01
@QEnergyTeleport

確かに酸性土壌では、負電荷(カルボキシル基の解離、-SiOHの解離など)の量が減り、陽イオンの吸着も減るとのことでした。 @hayano

2011-09-14 07:07:32
@QEnergyTeleport

大まかな全国の土壌マップは以下にあるそうです。これを見るとある程度酸性土壌の分布も把握できます。これ以外にもっと詳しい地図が各自治体農政部や、農業、林業の試験場に普通あるそうです。http://t.co/zSU9WDq @hayano

2011-09-14 07:04:30
福島原発の現況・最新ニュース @fukushima_now

土壌セシウム、9割地表に=福島・川俣町の森林調査-文科省 - 時事通信 (9月13日21時) http://t.co/6VZli9P #genpatsu #genpatu #save_fukushima

2011-09-13 21:20:17

コメント

あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru 2011年9月14日
いろいろ勉強になる。様々な分野の研究者の皆様、現場の皆様がこのかつてない事態の中でそれぞれの持ち場でがんばっておられるのですね。
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T2HKG @T2HKG 2011年9月14日
植物の酸性土壌に対するストレス耐性については多く研究されているようです。特に日本では"アルミニウム耐性"としての調査報告などがあり、非常に興味深い関連があるように思われます。根におけるこの耐性の有無がまずCS吸収の高さの指標になる気がします。
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