翻訳小説を売ろうとしてくれている書店さんに感謝
- from41tohomania
- 3622
- 0
- 0
- 1
翻訳編集者 @schunag さんによる→ 書店員へ「平積みオススメ本 」- schunag [ザ・インタビューズ] http://t.co/JEsCqby 取寄可能かどうかではなく、良い本が忘れられない為に重版を促すことは書店だから出来る仕事。目からウロコが落ちました。
2011-09-14 09:16:15この3冊が平積みされていたら何事かと動揺しますけどね(笑 QT @necoyasyoten: 翻訳編集者 @Schunag さんによる→ 書店員へ「平積みオススメ本 」- schunag [ザ・インタビューズ] http://t.co/hZx63rZ
2011-09-14 09:18:38品切れが多い翻訳ミステリ好きとしては、正直、古本が買えるからネット様々だと思ってた。しかし「読みたい」と求めている声が出版社に届かず、ネット流通だけで賄われてしまい、版元や作者、訳者に何の支払いもない結果に。大型書店ではそこを仕掛けて復刊を促している店舗もたくさんある。
2011-09-14 09:30:24うちの店の場合配本がないから、新刊の翻訳ミステリを平積みするには発注しなくちゃいけなくて、即ち予算にいくらか負荷がかかる。だから決算時期の今は特にやんわりと注意される。バランスを取りながらやっていかないとだけど、それは「売る覚悟」が必要で、その覚悟は私が翻訳好きだから出来るだけ。
2011-09-14 09:52:19ちなみに「翻訳だからNO」なのではなく、「売上ランクが低い=翻訳が多い」からNOなのです。取次は明細までチェック入れてきません。ダン・ブラウンなら文句言われない、「むしろ持て」になるわけです。翻訳でも順位が高ければOK。でも順位を上げるには売らないとしょうがない。負のループ。
2011-09-14 09:55:43翻訳を定番化させるには、実績が必須。でも「売るための努力」を翻訳小説にしてくれる書店がどれだけあるかっていうこと。まず売る人が読んで好きになってくれなきゃ話にならない。ちゃんと新刊読んでるかい?古典ばかりじゃなくて、今生きてる作家の新刊を読んでる?無為に平積みしてすませないで!
2011-09-14 09:59:24多数のツイート失礼。でもまず読んで。本当に面白いから。登場人物が英語で覚えにくいなら、いい方法を杉江松恋氏が教えてくれます。http://t.co/NqFRX6K 下が透明の奴が使い易いです!まず川出正樹氏のオススメ http://t.co/3rFVHDk を読むといいよ!
2011-09-14 10:04:56@necoyasyoten 差し出がましくてすみません。でもなさりたい事をなさるためには、私は自社や個人の思い込みだけでは難しいと感じてます。傍からは癒着に見えようとも、ケースバイケースですが作者[翻訳者)出版社取次書店読者、全てが満足行くモデルを目指さないと無理だと思ってます。
2011-09-14 10:10:19@weissbach72 レスありがとうございます。「満足行くモデル」が何なのか、正直私にはわかりません。翻訳に関しては翻訳者も出版社も喘ぐくらいに訴えていると思います。取次と自社、書店員が耳を傾けていないだけな気がするのです。なぜ翻訳だけが最初から外されるのか素朴な疑問です。
2011-09-14 10:15:09@necoyasyoten 鶏と卵ですが、やっぱり「売れないもの」(と書く非礼はお詫びします)という実績以上のイメージをどうやって払拭するかだなあ、と考えてます。ダビンチコードだって、あんなに売れた事の是非は置くとして、発売前は売上的に懐疑的な声が多かったと記憶してます。
2011-09-14 10:19:23論点がずれることを危惧したので先に申し上げると、「やりたいことをやるために」策を練ることは当然だし、傍目から「癒着」と見られようと、実際に数字が出せるなら、仕事として当然です。しかし私が言いたいのは、それを「翻訳小説にやっているのか」ということ。私は翻訳にのみ言及しています。
2011-09-14 10:21:04@necoyasyoten というか、すみません、私もなさりたい事にご協力申し上げたい気持ちは十分にありつつ、ツィッターのやり取りは誤解される要素が多分にあるので、レスのやり取りではなく一度お目にかかってお話を伺いたいなあ、と思います。差し支えなくば、DMを頂ければ幸いです。
2011-09-14 10:22:18@weissbach72 ごもっともです。結果的に「ダ・ヴィンチ・コード」は売れて良かったけれど、世界で6000万部売り上げている「ミレニアム」が日本では鳴かず飛ばずなのですから。でも私は自分の経験上、日本人に受け入れられ易い内容が売上を左右すると思っています。(続きます
2011-09-14 10:24:29@weissbach72 ダビンチコードは宗教的スキャンダルを覗き見する感覚がウケたのでしょうし、ミレニアムは馴染みのないスウェーデン名と人物の多さに手が出なかったのかもしれません。そこを見抜くのが書店員の仕事だと思うので、まず読んでみてほしい、と思うのです。長くてすみません!
2011-09-14 10:27:38@necoyasyoten ミレニアム、読みました。文庫になってどうなるかはこれからですが… 気晴らしにマクロイを売るにはどうしたらいいか考えます。アデアの「閉じた本」もそうですが、ページをめくる力になるミステリー要素だけでなく描写が魅力の小説のフックを捕まえるのは難しいですね。
2011-09-14 10:36:00@weissbach72 マクロイは『暗い鏡の中に』が秀逸ですが、『ねじの回転』をはじめとする古典怪奇小説と比較するよりも、恩田陸などと併売するのがいいかとも考えています。最初の数頁から怖い、この怖いテンションが最後まで続くのを売り文句にしたいです。DMお送りしました~
2011-09-14 10:39:14@necoyasyoten @_1026 そうなんですよねえ>WJ。だからこその最後の6行なのです。比較的若年の読者は、品切れとわかっているものを注文とかしないですからね……
2011-09-14 10:47:26@weissbach72 「閉じた本」は本当に面白かったですね。そしてPOP、流石です。こちらこそ未熟なことを申し上げて恐縮です。またDMお送りしました。
2011-09-14 10:55:10@Schunag @necoyasyoten 店員さん相手に諸手続きするのはネットのある今となっては正直面倒ですね……。品切れでもアマゾンマケプレ等でよく動いている、被検索数が多いとかが分かれば再版重版に多少前向きになれるデータになりませんかね?
2011-09-14 10:59:37あ、私もそこは思いました… RT @_1026 @Schunag //品切れでもアマゾンマケプレ等でよく動いている、被検索数が多いとかが分かれば再版重版に多少前向きになれるデータになりませんかね?
2011-09-14 11:04:00@necoyasyoten 昨日、合羽橋道具街でリアル店舗のあり方についてお話を伺ったこともあり、考えさせられました。単純に出版点数多すぎ、というのもあると思いますが(書店員がフォローしきれるとは思えない)、猫谷さんのような方々がいる限り、書店も翻訳ものも大丈夫、と思っています。
2011-09-14 11:09:00うええん(泣 @sgokuu 昨日、合羽橋道具街でリアル店舗のあり方についてお話を伺ったこともあり、考えさせられました。単純に出版点数多すぎ、というのもあると思いますが(書店員がフォローしきれるとは思えない)、猫谷さんのような方々がいる限り、書店も翻訳ものも大丈夫、と思って//
2011-09-14 11:10:25@necoyasyoten おっしゃる通りですねえ。私も昔はハヤカワのオールタイムベストに選ばれる様な古典ばかり読んでたんですが(ベスト100をコンプリートしようと思って…)、最近は反省してどしどし新刊を読むようにしています。
2011-09-14 11:35:12